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シャア専用ねこのブログ

鳥取の宣伝をメインに、日々の雑感や体験、出来事などをてきとうに記載

ベーシックインカムは”ロボット革命”において人類を救済しうる唯一の策

過去二回にわたって、ベーシックインカムについて書いてきましたが、私はベーシックインカムについては断固反対です。

 

過去二つの記事はこちら👇

 ベーシックインカム導入についての賛成、反対は性善説、性悪説の議論と同義 - シャア専用ねこのブログ

ベーシックインカム賛成派の意見が、脳内お花畑の件について - シャア専用ねこのブログ

 

が、最近、孫正義氏のロボットに対する考え、思いを聞いていると、これはひょっとしたらひょっとするかも…と思い始めました。

 

何が?

 

ロボット革命に対抗しうる、人類側の救済策(あるいは窮余の策)がひょっとして、ベーシックインカムなのか?ということを最近感じるようになってきた訳です(文章からは伝わらないかもしれませんが、今私はめちゃくちゃ興奮しています)。

ひょっとして、世間ではもう既にそういう認識なのでしょうか?

 

どういうことかって? 

順を追って、説明しましょう。

 

ここに孫正義氏の会見のニュースがあります。

ペッパー君がメディアに、世間に初披露された日の記事です(2014年11月5日)。

http://logmi.jp/14115

 

以下一部抜粋

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孫正義氏:みなさん、こんにちは。ソフトバンクの孫でございます。今日はもしかしたら、100年後200年後300年後の人々が「あの日が歴史的な日だった」というふうに記憶する日になるかもしれません。

~中略~

今日は、おそらく人類史上、ロボット市場初めて、我々がロボットに感情を与える、心を与えるということに挑戦する日。そのことを今日は発表したくて、皆さんにお集まりいただきました。改めて紹介します。感情を持ったロボットの第1号になるであろう、pepper君(ペッパー)であります。

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ロボットに感情を与えることは孫氏の長年の夢だったとか。

この日は正に彼の夢が、叶った日でしょう。

が、この先のシナリオについて、孫氏の瞳には何が映っているのでしょうか…

 

有史以来、人間は様々な機械を作ってきました。

そして、その機械に自分たちの仕事を奪われてきました。

その度に、人間は新しい仕事を創り出し、産業をシフトさせていきました。

近代社会では、多くの人間が、独創的な仕事を得ることが可能になりました。

裏を返せば、独創的な仕事以外の部分ではほとんど機械に仕事を奪われています。

計算や力仕事はもちろん、交通や通信…

 

が、ところがですよ。

このペッパー君の登場で、その独創的な仕事でさえ、ロボットに奪われる可能性がでてきました。

今はまだペッパー君は爆発的には普及しないでしょう(私がこう考える理由については現段階でpepper(ペッパー)君は流行らない - シャア専用ねこのブログを参照してください)。

それでも、この先何年も、何十年もかけて徐々にペッパー君(あるいはその類型)が一般家庭に普及していって、クラウド上に無限の情報を蓄積していったら?

 

独創的な仕事は奪われないと思いますか?  

さすがに機械にそこまでできないと思いますか? 

私はそうは思えません。

 

例えば、小説。

クラウド上に、過去ヒットした作品の情報を蓄積したとします。

ロボットは、売れた年齢層、時代背景、表現法に至るまで、事細かに分析可能です。

作品ごとのレビューを見て、どうすればより面白くなるのか、どうすればより大衆に受けるようになるか、といったことまで解析可能です。

それも一瞬で。

一人の人間が一生の内に読める本の数なんて、たかだか数千~数万冊でしょう。

でも、ロボットは、一瞬でそれを可能にしてしまう。

情報量では圧倒的にロボットの方が上です。

しかも、ロボット同士で共有できる。

そして、それらの情報を基に、ロボットが文章を書いたら?

恐らく、それは完全なオリジナルではないでしょう。

色んな作品の影響を受けているかもしれません。

が、そんなこと誰が気づけるでしょうか?  

全ての作品をロボットが読むことはできても、人間に読むことは不可能です。

 

これ、今現在はまだ不可能です。

技術的にも無理でしょうし、クラウド上に情報が集まっていないでしょう。

しかし、ペッパー君が各家庭に一台の世の中になってしまえば、クラウド上にどんどん個々人の情報が集まってきます。 

それはもう、そんなに遠い未来ではないかもしれません。

 

 

話がちょっとそれました。

ペッパー君についてはまた後日書きます。

 

とにかく、独創的な仕事も奪われる可能性が出てきたということです。

突き詰めれば、ジョブズや孫氏のような限られた天才的な人間だけが働き、そこで指示を受けるのは皆ロボット、という状況もありうるということです。

 

仕事を全て奪われた人間はどうしたらよいのか?

それを救うのがベーシックインカムなのではないかと、私は思います。

 

昔の人間が描いていた、ロボットに仕事をさせて人間は働かない。

これはベーシックインカム制度がないと成り立たないように思えます。

 

なので、私はロボット革命 ⇒ ベーシックインカム導入といった形がベストなのではないかと思います(何度も言いますが、私はベーシックインカムには反対です)。

私はこのロボット革命が成立した後の世界という点において、ベーシックインカム導入には賛成したいと思います(そうしないと99%の人間が仕事を奪われて生きていけなくなる恐れがある)。

が、今の段階ではベーシックインカム導入はまだ早すぎる。

オランダが試験的に2016年から導入しようとしていますが、おそらくは失敗するのではないかと思います。

あるいは、日本に輸入したとしても事情が違い過ぎて、参考にならないでしょう。

 

 

有史以来、「革命」と呼ばれる歴史的な出来事が、文字通り歴史を、人々の生活を変えてきました。フランス革命産業革命、情報革命…。

革命と呼ばれる出来事の全てにおいて、権力の逆転現象が起きています(それを革命と呼ぶので当然ですが…)。

 

ロボットの躍進を「ロボット革命」と名付けた人々は、まだ完全には起きていないこの革命に、現時点で既に「革命」と名付けているということは、どういった権力層の逆転が起きるのか、どういったことが起きるのか、見通せているのでしょうか。

 

私は、あまりにも怖くて、言及できません。

うー、ブルブル。

 

2015年6月よりペッパー君の販売が開始されました。

これにより、ロボット革命への道が一層加速されるのか?

それについてはまだわかりません。

 

ターミネーター」のような世界がやってくる日はくるのだろうか…