中国地方最大の山 大山の自然に触れてきた!!
どんもっす。
先日、大山の1000m付近の高原を散策してきました。
秋の気配を十分に感じさせる、素晴らしい散策でしたので、写真付きで紹介しておきます。
・場所:鳥取県 奥大山休暇村付近
・標高:1000m前後
・とき:9月中旬
・気温:15℃前後
・天気:曇り
・コース:奥大山~擬宝珠山~象山~奥大山
・所要時間:6時間(自然解説を行いながらだったので。歩くだけなら、3時間程度で行けます)
当日同行してくださった方々が、驚異的なまでに自然に詳しく、色々と解説をいただきました。
あまりにも豊富な説明で、半分ほど脳みそからこぼれてますが(笑)
本当に楽しい散策でした。
まずは登山口にあるススキの群生から。
高原ですから、もうすっかり秋ですね。
「ホトトギス」
斑点模様が非常に美しい花です。
花言葉は「秘められた恋」 う~ん、素敵です。
「キバナアキギリ」
黄色と紫のコントラストが非常に綺麗な花。
でも、花の図鑑などにはのってないんですよね。
レアな花なのかな?
「朴の木」
この時期は実だけですが、花は日本の野生の中では最大になります。
葉は大きいので、食用のものを包む伝統的な食材となっています。
朴葉みそが代表例ですね。
「ヤマボウシ」
赤く熟した実は食べることができます。
甘さを抑えた上品な味で、非常に美味しいです。
花は白く、木一杯に咲き乱れます。
「アキノキリンソウ」
秋に黄色い花を咲かせることから。
花言葉は「指導」。 傷を治す効能があるといわれていることから。
「ツルリンドウ」
花の形が非常に綺麗です。
リンドウ科の植物は花の形が本当に秀逸です。
「ツルニンジン」
これはキキョウ科らしいです。
別名「ジイソブ」 爺さんのそばかすに模様が似ているから(笑)
「マツムシソウ」
草原に良く生えている花ですね。
花言葉は「失恋」 うーん、確かに納得できる…か?
「ネジバナ」
ねじれているので。
二本並んで生えているのは非常に珍しいです。
花言葉は「もだえる心」 なるほどね~。
「トチノミ」
食用可能。
昔はお餅に混ぜて、嵩増しして腹を満たしていたとか。
灰汁が強いので、灰汁抜きしないとまずいです。
謎のキノコその1
残念ながら、この日はキノコ大臣がいなかったので、キノコ関係は全くわかりませんでした。
スーパーマ〇オにでてきそうですな。
謎のキノコその2
これまたスーパーマ〇オにでてきそう。如何にもな色してます。
謎のキノコその3
謎のキノコその4
謎のキノコその5
謎のキノコその6
※ネットで調べれば、何のキノコかわかるかもしれませんが、あえて調べません。間違っていたら、危険なので。
同行されたプロの方々も、キノコの見分けは本当に困難とおっしゃってたので、素人の方々はくれぐれも注意してください。
擬宝珠山頂上から、遠く岡山方面を望む。
遠く烏ヶ山を望む。
形が非常に特徴的な山です。
おまけ
蛇の抜け殻。指との対比で長さが伝わるでしょうか。
非常に綺麗な状態で脱いでました。
几帳面な蛇だったのかな?
と、これで当日見つけた植物の半分くらいです。
もっと色々説明していただいたのですが、写真撮り忘れたり、ぼやけてたりで、載せることができませんでした…。
それにしても、同行してくださった方々は、本当に博識な方々ばかりで、何でもないように説明してくださいましたが、本当にためになる知識ばかりで楽しかったです!!
特に、食用可能な植物を多く教えていただいたのが良かった。
実際に食べたりしましたが、体で覚えることができました。
下界で災害に遭っても、山に逃げ込めば何とかなりそうな、そんなことさえ思わせてくれるガイドを受けることができました。
これからの季節、鳥取の大山は高原植物が多く咲くので、興味の沸いた方はぜひ見に来てください~。