「火車」 -転職し、自由な生き方を選ぶ土台を作ってくれた一冊-
今週のお題「人生に影響を与えた1冊」
どんもっす。
本を読むのが好きなので、「人生に影響を与えた一冊」に絞るとなると難しいですが、自分が活字好きになったきっかけは宮部みゆきさんの作品である「火車」を読んだからです。
そして、その活字好きが今現在の人生を作っているので、やはりきっかけを作った「火車」が「人生に影響を与えた一冊」になるでしょう。
私の活字との出会いによる人生の略歴はこんな感じ👇
学生時代、ほとんど本には触れずに過ごす
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主にミステリーにはまり、読み漁る
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社会人になってからは、自己啓発本も守備範囲になる
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他人の、活字中心のブログを読むようになる。特に自分の考えを発信しているブログ中心。
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とあるブログに出会い、自分の生き方を考えるようになる
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後悔しない生き方を選びたくなり、やりたい仕事に転職する
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三年後の無職に向けて準備中 ⇐今ここ
大学時代までは、本をほとんど読むことはありませんでした。
んが、大学時代に「火車」を読んだときに、本ってこんなに面白いのか!!と衝撃を受けました。
その圧倒的なストーリー構成とラストの疾走感、読後の余韻が今なお、胸に残っています。
その後、活字にのめりこんだ私は、大体年100冊程度本を読みました。
社会人になってからは、自己啓発本も読み漁り、さらには他人の考えや人生を知ることができるブログを好んで読むようになりました。
それらブログの中には、本当に自由な生き方をしている方がいて、その方の考えに徐々に影響されるようになりました。
その方はブログの中で、仕事を辞め働かない人生もありだ、と記載しておりました。
当時、社会人として一般企業に就職して、定年まで勤めあげることが当たり前だと考えていた私にとって、そのブログの内容は衝撃的でした。
なんて自由な生き方をする人だろう、なんて面白い考えを持った人だろう。
対して、自分は自分の考えで自由に生きているのだろうか、世間に植え付けられた価値観で行動していないだろうか。
いつもそんな気持ちで、ワクワクしながらその方のブログを読んでいました。
そうして、縁あってか今の仕事を知ることができました。
やってみたい仕事ではあったけど、食っていけるだろうか、そもそも契約なので、三年後は無職…
もちろん悩みましたが、その方のブログを読んでいると、勇気が沸いてきました。
最終的には、今の仕事に転職するという道を選びました。
その方のブログを読んでいなかったら、私はこの道を選んでなかったでしょう。
そして、大学時代に「火車」に出会ってなければ、ブログを読む習慣もつかず、やはり今の道には進んでなかったでしょう。
本当に、人生とは面白い。
そんな訳で、「火車」
お勧めです。
ちょこっとだけ火車の説明を
・火車
・宮部みゆき 著
・ストーリー とある男性が失踪した婚約者の女性を探すために、知り合いの刑事に捜索を依頼するが、その女性の経歴と素性は、借金取りから逃げるために全くのでたらめだった。女性の家庭は借金取りに追われており、女性自身、身も心もぼろぼろに冒されていた。女性は幸せをつかむため、他人の人生を乗っ取ろうとする。刑事は色んな場所に赴き、女性の情報を手に入れるが…
最後まで読んでもわからないのですが、どうすれば女性は幸せになれたのだろうか…
今も時々本棚から出しては読んでいます。
私はミステリー好きになるかどうかは、最初の出会い方で決まると思っています。
そういう意味では、火車はちょっと長いですが、うってつけです。
ここでミステリーにはまるかどうかきっぱりと分かれます。
興味の沸いた方はぜひとも読んでみてください!!