シャア専用ねこのブログ

鳥取の宣伝をメインに、日々の雑感や体験、出来事などをてきとうに記載

アイシールド21 挑戦者たちの名言  漫画の名言・名場面 

どんもっす。

 

シャア専用ねこが選ぶ、漫画の名言・名場面!!

 

第三回目は

アイシールド21(ばばばーん!!!)

 

パワー、スピード、タクティクス(作戦)の3拍子揃ったアメリカンフットボールを題材にした、正統派のスポーツ漫画!!

 

原作:稲垣理一郎

漫画:村田雄介

 

それでは、早速いってみましょう(ぱちぱちぱちぱち!!)

 

ヒル魔「0%でなきゃ勝負捨てんのはまだ早え」

(春大会での王城との試合にて)

例え1億分の1しか勝率がなくても、決してあきらめないヒル魔

但し、0%になった瞬間に戦うことを辞めます(笑)

この潔さがヒル魔ヒル魔たる所以ですね。

 

 

ムサシ「基礎を手ぇ抜いたらすぐにダメになる」

(部室増築時の基礎工事にて)

スポーツに限らず学問もそうですが、基礎って本当に大事。

 

 

 

「今再び 王は神へと挑む」

(王城ホワイトナイツが大会8連覇の神龍寺ナーガへ挑む)

神にだけ負けてきた無冠の王ホワイトナイツが、大会8連覇の神こと神龍寺へ挑むシーン。

フレーズが最高にかっこいい!

両チームの名前も、王と神をそれぞれ冠していて、よくできてるなーと感心しました。

 

 

桜庭春人「凡才が追ってやろうじゃんか どこまでも」

(富士山トレーニングで進を追うシーン)

常に天才の進と自分を比べ続けた桜庭。

ときに挫折し、ときに心折れ、それでも少しずつ前進していく姿が共感を呼びます。

 

 

高見伊知郎「二人で勝とう 一流の天才たちに」

(富士山の頂上で桜庭と)

やはり凡人の高見が桜庭に対して言った言葉。

この二人、凡人だけど実は背が高いという強力な武器を持っていました。

その武器を頼りに一流の人間に戦いを挑みます。

 

 

大会理事長「君たちの使命はただ一つだ 勝て」

(秋大会開会宣言にて)

敗者に敢闘賞はなく、勝者のみが栄光を得る世界。

スポーツの世界を一言で言い表しています。

これくらハングリーでなければ、勝てません。

 

 

雷門太郎「優勝しねえとな」

(夕日ガッツに勝った後のセリフ)

負けた夕日ガッツが試合後に、「負けるな泥門デビルバッツ!」と鼓舞してくれます。

その激励の言葉をに対してのモン太の言葉。

勝者は勝者で色んなものを背負って戦ってるんですねー。

 

 

水町健悟「よーオッサン! こりゃ確かに 巨象とアリの戦いだったな!!」

(柱谷ディアーズとの試合に勝利した後)

圧倒的な力の差を見せつけたダークホースである巨深ポセイドン。

馬鹿にしたわけでもなく、ただただ事実を述べた水町の姿にスポーツの冷酷さを見ることができます。

 

 

葉柱ルイ「テメェと俺と何が違うってんだよぉ!!」

(巨深ポセイドンとの試合に負けた後ヒル魔に詰め寄って)

漢葉柱の男泣き。

自身のチームメイトが、勝負をあきらめて最後まで奮闘しなかったことについて、なぜ泥門は皆必死に戦うのかとヒル魔に疑問を投げかけるシーン。

チームをまとめるのは難しい。

 

 

雷門太郎「チームのエースだけは死んでも負けちゃいけねえ」

(巨深ポセイドンとのラストプレーにてセナに)

長年野球をやっていたモン太らしいセリフ。

そう、チームのエースは勝つことが使命であり、チームを勝利に導いてこそエースなんです。

スポーツで絶対的なエースがチームにいるというのは数字以上にチームに安心感をもたらします。

 

 

甲斐谷陸「まだ半分あるって思うタイプと、もう半分しかないって思うタイプがいる」

(泥門との試合でセナに止められて)

これは奥が深いセリフです。

私は「まだ半分ある」って思うタイプ。

あなたはどっち?

どちらが正しいということではないですが、そのあとの対応に差が出てくるという話。

 

 

キッド「ヒル魔って男はねぇ なんて言うかジャンケンで言えばこれ 驚いたことにグーとチョキだけで闘ってたんですよ」

(ムサシが泥門に戻ってきた直後に放ったセリフ)

キッカーがいなかった泥門。

そのため、司令塔のヒル魔は全ての作戦を遂行することができなかった。

そのヒル魔を最大限にほめたセリフ。

確かにグーとチョキだけで闘っていたのは凄い。

 

 

佐々木コータロー「一緒に全国大会に行くんじゃなかったのかよ!!」

(引き抜かれて転校していく赤羽達に対して)

関西の帝国高校に引き抜かれて、次々と抜けていくチームメンバー。

タイミング悪く、赤羽も転校することを知ったコータローの熱い一言。

赤羽はこの言葉に揺り動かされ、出戻りを決意します。

 

 

ムサシ「闘い方一つでトッププレイヤー共に肉迫していく男を俺は何年も側で見てきた」

(トッププレイヤーに敵わない瀧にむけて)

ヒル魔のことを言ってるんですが、ほんと、彼らの友情には頭が下がる。

ヒル魔ヒル魔で、ムサシがチームを抜けたときは珍しく荒れています。

 

 

 どぶろく「悔しいか 雪光 自分がフィールドの上で一緒に喜べねぇのが」

(泥門が関東大会出場を決め、一人ベンチで涙を流す雪光に対して)

ベンチで応援するだけしかなかった雪光への慰めの言葉。

どの世界でもありますが、自分が直接関われてないと素直に喜べないですよね。

特にスポーツの世界は顕著です。

 

 

雪光「何もしなかったから 何もできなかった」

(神龍寺戦、一休と阿含とともにボールを追うときのシーンで)

雪光はスポーツは向いてない、と半ばあきらめてスポーツとは無縁の世界に生きてきました。

でも、本当は向いてないのが問題ではなくて、そう言い訳して何もしなかったことが問題だったんですね。

努力や挑戦の全てが報われるとは限りませんが、何もしなかったら可能性は0です。

何事も挑戦です。

 

 

 細川一休「本当のNo.1は絶対に負けないからこそNo1なんすよ 俺は今自分が許せない」

(モン太とのキャッチング対決に負けて)

阿含と並んで天才と称される一休。

ただの一度競り負けただけなのに、自分を許せないと…

本当の天才たちの心構えはかくありき、です。

他人をほどんど認めない阿含でさえ、一休の勝負に対する姿勢を高く評価しています。

 

 

「奇跡はその手のなかに」

(第196話のタイトル 阿含に倒されたとき、モン太は奇跡的にフィールド外にタッチしていた)

アイシールド21は本当に名言、名場面のみならず、タイトルもいいものが多いです。

その中でも、私が最も好きなタイトル。

直後のモン太の「自分でむりやり起こさなきゃ奇跡なんか自然に起きるわけねえっつってんだよ」というセリフも秀逸。

何せ、奇跡が起きていることを知らず、ヒル魔でさえ一度は完全に敗北を認めています。

 

 

「答えなきハドル(作戦会議)」

(第198話のタイトル 神龍寺とのラストプレーで延長か、逆転狙いかをせまられ)

延長狙いのプレーをするか、逆転勝ちを狙うか…

どちらを選んでも、泥門の勝率はほぼ0%。

泥門が選んだプレーとは…

 

 

進清十郎「ついに決着の時が来た この戦いが…!」

(泥門と王城の対決が決まって)

以前練習試合では圧倒的大差で王城が勝利しています。

それから、半年、メンバーを揃えた泥門と王城がついに激突。

 

 

「最期のセレモニー」

(第209話のタイトル 王と悪魔の最後の決戦スタート)

太田原が同話で「王と悪魔が交わす最後のセレモニーだ」と真面目に言ってるのが面白い。

この話は見開きで王城と泥門が円陣組んだり、王城と泥門の掛け声が対になっていたりと本当に見どころが多いです。

 

 

ヒル魔「この世に無敵の奴なんざいねえ!!!」

(パーフェクトプレイヤー進を前に、怖気づくチームメイトを鼓舞するセリフ)

ヒル魔らしいセリフです。

その前の前の話では「どうすんだよ こんなバケモンよ…」とつぶやいていたのに(笑)。

可能性がある限り、勝利の糸口をつかむためにヒル魔はチームメイトを鼓舞します。

 

 

桜庭春人「頑張っても俺は一生夢だった世界のレベルにはたどりつけないかもしれない  でももう二度と心折れたりはしない」

(モン太とのキャッチ勝負に敗れた直後にモン太に対して)

背が高いだけの凡人代表の桜庭のセリフは名台詞が多い。

合わせて、ヒル魔やモン太、雪光も名言多いです。

天才と呼ばれるキャラは名言が少ない気がします。

この辺、本当にストーリー構成がうまいな~と思いますね。

 

 

高見伊知郎「マズい…!!と言うと思ったかい?」

ヒル魔「畜生…!!!って言うと思ったか?」

高見伊知郎「しまっ…なんて言うと思ったかい?」

(お互いの読み比べにて相手の反応を見ながら)

お互いの作戦を読み比べて、二人とも一瞬は「やべっ」って顔をして、額に汗を流すんですが、即座に冷静になって、お前の作戦は読んでるぞ、とばかりにニヤリと笑います。

本当に似た者同士の腹黒い二人。

ヒル魔も事あるごとに、高見と自分は似ていると認めています。

 

 

太田原誠「ホントは王城と泥門でクリスマスボウルで決戦したかったとこだがな…!!!」

(王城VS泥門のラストプレーにて)

お互いがお互いを最大のライバルと見なして、闘ってきたこの勝負。

出来ることなら本当はクリスマスボウルで闘いたかったと、太田原が告白します。

皆それぞれの思いを抱いて、「はい」「うん」と返事。

本当に良いシーンです。

 

 

キッド「一緒に行こう クリスマスボウルに…!!」

(白秋との勝負で西部を心の底から勝たせてやりたいと感じて)

親に敷かれたレールの上を歩くように強制された人生を送っていたキッド。

今初めて夢と呼べるものが見つかり、心から勝利を願いますが…

 

 

「夢の灯」

(第258話のタイトル ヒル魔が我王に右腕を折られた後のシーン)

見開き一ページ丸ごと真っ黒。

それまではヒル魔のモノローグが続きます。

「ああ 右だった」と折れている腕が右腕だった時のヒル魔の落胆ぶりが良くあらわされています。 

 

 

小結大吉「ししょうはぜったい もどってくるから…」

(白秋戦で自信を喪失して何もできなくなった栗田の代わりに戦い続けて)

小結初のちゃんとしたセリフ。

他のシーンではパワフル語。

ズタボロになって、涙を流しながら、それでも栗田の復活を信じて。

 

 

栗田良寛「その前に僕が峨王君を倒すから」

(峨王との直接対決で、真の力を取り戻した直後に)

アイシールド21きっての良キャラである栗田がついに本領発揮。

そのあまりの迫力に、味方一同の士気が一気にあがります。

 

 

小早川セナ「一番大事なのは優勝だろ!! 違うのかよ モン太!!」

(帝国との戦いを棄権しようとするモン太と殴り合いのシーンにて)

このころになると、セナは大分スポーツマンらしくなりますね。

初期のころは揺らいでばっかりなので、名言少ない(笑)

それにしても、この二人の喧嘩シーンは胸熱です。

 

 

大和猛「うおおおおおおっ!!!」

(セナとの一騎打ちで本領発揮)

単なる雄たけび。

でも、そのシーンは相当力を込めて書かれてます。

この後は大和が本性をむき出しにして、ゴールまで一直線。

しがみついているセナをものともしません。

これぞアメフトの究極のプレイ、ですね。

 

 

栗田良寛「皆で集まる最後のハドル この先は一人一人散り散りだから だから…!!!」

(帝国に逆転勝ちするために、時間を使わずに戦う作戦にでた泥門)

このセリフとともに、手を差し出す栗田。

そして、次々に手を合わせてくるチームメイト。

最初は渋っていたヒル魔も、にやりと笑って手を出すシーン。

 

 

平良呉二「いやもうええねん 裏かいたりとかええねん」

(泥門に点差を詰め寄られた際のハドルにて)

細かいことが苦手なヘラクレス

ごたごた考えないで、圧倒的力で押しつぶしてしまえ、と。

これまで、泥門デビルバッツと闘ってきた相手は、考えすぎるあまりヒル魔の策に逆にはまっているようなものでした。

ところが、ヘラクレスは圧倒的な力で倒すのが最善であると断言します。

 

 

ヒル魔「最終決戦にして鉄の司令塔ヒル魔の完全なるミス それは仲間を信じた心」

(セナが大和を抜けることを信じてプレイしてしまったミスを、大和に指摘されたシーン)

ついにヒル魔もミスを。

今までは、数字のみを信じていたのが、最後の最後で仲間を信じてしまった。

果たして、セナはヒル魔の期待に応えることができるのか…。 

 

 

「配られたカードは」

(第317話のタイトル 大和が自分に与えられた才能に対して回顧するシーン)

カードとは、個人個人が先天的に持つ才能を示しています。

ことスポーツで言えば、アメリカは肉体的な才能に恵まれています。

特に黒人。

短距離100mの決勝なんか黒人しかいませんからね。 

その配られたカードで如何に戦うか。

大和の決意が現れています。

 

 

金剛阿含「もしもテメーに俺並の身体能力があれば最強のタッグが…」

(アメリカ戦でヒル魔とのタッグプレイでヒル魔を認めて)

天才しか認めなかった阿含がついにヒル魔とのプレイを認めました。

ヒル魔のもっと身体能力が高ければ…と願う阿含の表情はどこか淋しげ。

ヒル魔ヒル魔で、あるもんで最強の戦い方をするしかない、と最高の返答をしています。

 

 

クリフォード・D・ルイス「教えてやるよ青二才 頂点アメリカのカード捌きをな」

(ヒル魔に挑発の意味を込めて)

前日ポーカーで勝負のつかなかった二人。

ここでもカードになぞらえてお互いの勝敗を競っています。

軍配はどちらに?

 

 

Mr.ドン「ああそれで良い それが王者の姿だ」

(パンサーが不正をせずに正直にプレイ内容を話したことについて)

常に正々堂々、王者も大変です。

Mr.ドンは相手がどんなに弱くても全力で叩き潰すという信念をもっています。

 

 

とこんな感じでございます。

スポーツ漫画は名言、名場面多いですね。

 

アメリカ戦は蛇足だとネット上でも叩かれていましたが、VSアメリカは才能対チームワークを描くのに最適だから、私はありだと思いました。

特に、阿含が結構活躍しているから、そういう要望があったんじゃないかな?と思っています。

 

最後に、

「フィールドでプレイする誰もが必ず一度や二度屈辱を味わわされるだろう 

打ちのめされたことがない選手など存在しない

ただ一流の選手はあらゆる努力を払い速やかに立ち上がろうとする 

並の選手は少しばかり立ち上がるのが遅い 

そして敗者はいつまでもグラウンドに横たわったままである」

テキサス大学コーチ "ダレル・ロイヤルの手紙"より