国内で定員割れしている知名度の低い大学は、いっそのこと国際化したら?
どんもっす。
前の記事で、今の大学って授業料高いのに、それに見合った対価を学生に提供できてないということを書きました👇
大学の授業料があまりにも高いが、今の時代において大学は授業料に見合った価値を提供できていない - シャア専用ねこのブログ
今日のヤフーニュースにはこんな記事が👇
東大43位京大88位 ランク下降(2015年10月1日(木)掲載) - Yahoo!ニュース
東大京大を含め、国内の大学の国際ランキングがガクッと落ちているとのこと。
んで、国際ランキングトップ500にランクインした日本国内の大学がこちら👇
なるほど、一年で大幅に落ちていますね。
東大、京大は20位ほど、他の大学は100位近くランク落としている大学もあります。
この世界大学ランキング、評価項目は
・教育
・研究
・論文被引用数
・産業界からの収入
・国際性
の五つの項目で総合的に評価されるそう。
東大も京大も「国際性が低い」ということでランクダウンしているようです。
むう。
一年でこれだけランクが下がったということは、他の国の大学は一年で国際性を上げている、ということなんでしょうかね?
ということであれば、後五年もしたら、トップ100に日本の大学は名前を連ねてないでしょうね。
東大や京大が国際化に向けて抜本的な取り組みを行っているなんてあまり聞いたことないですし、今から取り組んだとしても、これだけランクが下がった後では相当厳しいでしょう。
世界的に見て、ブランドがほとんどないことになります。
東大京大でても、就職先はほとんど日本だしね。
んで、まあ日本国内で知名度の高い大学、つまり新卒カードで力を発揮する大学はまだOKです。
国内の企業には幾らでも就職先があります。
問題は、日本国内でほとんど知名度がない大学。
こちらの大学を卒業していく学生たちは、この先、先細りしていく国内市場において、職にありつけない可能性が激増していきます。
あるいは、俗にブラック企業と呼ばれる企業にしか就職先がなかったり…。
で、こういう知名度の低い大学こそ国際化を目指したら?とふと思いました。
地方の国立大学とか。
知名度低くて、どう頑張っても国内では学生を獲得できない大学は、もう海外から学生集めまくればいいんじゃないですかね?
キャンパスの2/3位を外国の学生で埋め尽くしたりして。
1/3日本人、1/3欧米系、1/3東南アジア くらいの比率で。
今、日本に訪れる観光客の数は爆発的に増えています。
↑図は年別の訪日外国人の推移です。
↑これは2013年以降の月別の訪日外国人の推移。
2015年は過去最高の数字が出るのは間違いないでしょう。
理由は中国、台湾に加えて、東南アジア各国が爆発的に経済発展しているからです。
ここに目をつけない手はないでしょう。
大学の授業の一環で、色んな国の学生たちにコラボレーションさせて、自国民向けの日本観光ツアーなんか組ませたら面白そう!!
自国のニーズは自国の学生が最も良く知っているだろうから、的確なツアーとか組んでくれそうですよね。
んで、日本側の対応は当然日本の学生が担当すると。
行政とも組んでやったりするとやれる幅が相当広がりそうじゃないですか?
もちろん、ツアーで得られたお金はある程度対価として学生に支払う。
そうすれば、自国へ仕送りするためにやってきた学生たちが、大学そっちのけでアルバイトに走ったりするのも防げそう。
客を呼んだら、呼んだ分だけお金もらえたら、相当必死こいて働く学生もでてくるでしょう。
あるいは、学生たちに起業させるというのも面白そうじゃないですか?
色んな国の学生が集まって、一つの企業立ち上げて、それぞれの国のニーズ引き出し。
自分の国では今〇〇がブームだとか、これからは〇〇が流行りそうとか色々案出して、実際に商品売ってみたり、サービス考えてみたり…。
日本国内で行う必要はないので、色んな国に拠点作って、実際にその国に行って商売とかできたら、相当いい経験になりそう。
起業の方法やノウハウなんかを、国内の起業家たちを呼んで教わるのもいい。
今現在、大学で行っている座学を、誰も聞いていないような授業を機械的に行うよりも、こっちのほうがよっぽど学生の為にもなるし、日本の為になると思いませんか?
というか、単純に面白そう!!
どうですかね?
とある大学に行って、今先進国と呼ばれる国と目覚ましく経済発展している国の学生がほとんど集まっていたら、相当な魅力じゃないですか?
各大学の学長はぜひとも、ご検討いただきたい!
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