修羅の国北九州の成人式が今年も期待通り!!
どんもっす。
今年も早くも成人式がやってきました。
修羅の国北九州では今年も盛り上がっているみたいです👇
北九州では毎年毎年、あまりにも奇抜な格好で成人式に参加する輩が多いので、市民から苦情が(笑)。
ま、でもそういう輩を育てているのは他でもない、北九州市民ですからね。
親の顔が見てみたい、ってそれ、おめーだよ!みたいな。
私自身、福岡出身なのでこういうお祭り騒ぎというかバカ騒ぎには慣れております。
昔は、こういうヤンキーどもを見ていたらあまり近寄らんようにしてたんですが、今こうしてバカ騒ぎ見ると、可愛いなこいつらって思ってしまいますね。
ネタでもなんでもなく、ロケットランチャーが倉庫から見つかるような街ですよ?
手榴弾を捨ててはいけません!っていう条例を大真面目に掲げるような街ですよ?
発砲事件が1年間なかった!ってだけで話題になるような街ですよ?
それに比べたら、ただ単に変な格好でバカ騒ぎしているだけのこと。
元気が有り余っていて良いではないですか。
確かに、成人式という一人前になったことを祝う儀式の場ではありますが、世間のリアルなことを何一つ知らない20歳なんて、ヒヨッコもいいところ。
大目に見てあげましょう。
ヤンキー達のエネルギーやこだわりをもっと前向きに!
それよりも私が気になるのはやたらと統一された服装。
成人式が近づいてきたら、皆で集まって
「今年は〇〇で行こう」
とか
「今年は〇〇先輩をリスペクトして〇〇で行こう」
とか
「〇〇は、マジディスってるから無しな」
とかいう会議を大真面目にやっているんだろーか。
想像したら、面白すぎませんか?
髪型も似たような感じ。
皆同じ床屋にでも言って、
「全員同じにしてください。ちぃーっす!」
とかやってんのかな。
可愛いと思いませんか?
もう一つ面白いのが、彼らはやたらと難しい漢字を知っていて、服などに刺繍したり書いたりしていること。
そしてその漢字のチョイスの仕方が訳分からないこと。
漢字がカッコいいから使うというのはまあまあわかります。
NBA(ナショナルバスケットボールアソシエーション、アメリカのプロバスケットボール協会)でも、漢字が一時期流行って、選手たちはこぞって肌に入れ墨していました。
「勉族」や「忠」などといった文字が彫られていましたが、「忠」については、全然忠誠心のない自分勝手なプレイヤーが彫ってましたからね。
受け狙ってんのか!っていうレベルでした。
「勉族」に関しては意味不明です。
そんなこんなで、北九州のヤンキー達も色んな漢字使ったりしてますが、中でも私が一番興味深いのが、出身中学校の文字。
〇〇中学
とか書いてある旗を振りまくっているのがホント面白い。
彼らが、出身中学校に忠誠を誓ってたり、青春時代に頑張った何かの大事な思い出がある、とは到底思えません。
私が学生時代のころ、こういう生徒たちは先生方に何かと反発しては問題を起こし、授業にもろくに出ない、もっと言えば学校に来ないような生徒たちばかりでした。
当然、高校にも行かなかった人たちが大半です。
そんな生徒たちが、成人したとき、出身中学校を健気にアピールしています。
彼らのこれまでの人生において、その中学校を卒業したことだけが唯一自慢できることなのだろうか。
彼らのアイデンティティは、こういう儀式の場で大騒ぎすることだけで保たれるのであろうか。
こんな事を考えていると、ちょっと可哀そうになってきますよね。
まあ、彼らがどういう気持ちで出身中学校を背負っていて、どういう気持ちで騒いでいるのかは、彼らしか知らないことです。
が、もしも彼らが心の中で悲鳴を上げているのであれば、行政は頭ごなしに抑えつけるのではなく、寄り添うことも重要だよねって思いました。
彼らのあのエネルギーを良い方向に向けられれば、日本という国は必ず良くなると思った次第です。