シャア専用ねこのブログ

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アベノミクスはやたらと批判されているが、実は結構上手くいっている

どんもっす。

 

実質GDPが下がっているという経済のニュースを引用します?

昨年10-12月期の国内総生産(GDP)は、物価変動の影響を除いた実質で前期比年率1.1%減と速報値(1.4%減)から上方修正された。設備投資と在庫が引き上げられて、予想外のマイナス幅縮小となった 

 

実質GDPは年率で減少しており、賃金も上がらないので

「給料上がってねぇ!」

「全然景気が良くなってない!」

といった怨嗟の声がネット上に上がっていました。

 

で、こういう時には絶対と言っていいほど、「アベノミクス」は「ダメノミクス」、「アホノミクス」と言った、アベノミクスを大批判するコメントが多くみられるのですが、恐らくこういう類のことを平気でコメントする方々って、アベノミクスのこと、何も知らないんだと思います。

というのも、安倍首相のとったアベノミクスは政略的にはここ10年の中ではかなり上手くいっている政策だからです(あくまで過去と比較して、です。アベノミクス自体はまだ全ての答えができってないので)。

 

 

アベノミクスの「三本の矢」とは

そもそも皆さん、アベノミクスの「三本の矢」をご存知でしょうか?

恐らく、これをそらで言える方はほとんどいないのではないでしょうか。

 

アベノミクスの三本の矢とは…

・大胆な金融政策

・機動的な財政政策

・民間投資を喚起する成長戦略

のことです。

 

 

大胆な金融政策がもたらしたもの

日銀の黒田総裁は安倍首相と共同戦線を張り、インフレ率2%を目指しました。

日銀はお金を大量に刷ってばらまく、という日本の貨幣の流通量を上げ、インフレを目指しました。

 

これにより、日本は1ドル70円台後半という記録的な円高から、1ドル120円という円安にまで持っていくことができたんです。

これは相当大きな功績だと思います。

一時期、記録的な円高により輸出系の企業の収益が大幅に悪化したのは記憶にまだ新しいと思います。

次々と工場が閉鎖され、ばったばったと企業が潰れていく中、日本の代表的な輸出産業である自動車業界も多くのリストラを余儀なくされました。

当時は民主党がグダグダやっていて、政策は後手後手に回っており、あわや日本は壊滅か!と思われたほど。

それを日銀と協力することで、無事回避して1ドル120円まで(最近は115円を切っていますが…)円安側に持っていくことができました。

輸出企業にとっては、アベノミクス様様でしょう。

少なくとも、輸出企業はアベノミクスを批判できる立場にはありません。

 

日銀は代々インフレを過剰なまでに恐れ、隙あれば日本経済をデフレに持って行こうとする財布のひもが非常に硬い謎の組織です。

その日銀をここまで動かしたのだから、安倍首相の手腕がわかろうというものです。

 

なお、円高、円安を簡単に言うと

・円高 ⇒ 円の価値が高いので、輸出不利 輸入有利

・円安 ⇒ 円の価値が安いので、輸出有利 輸入不利

です。

日本は資源がないので、円高の方が良いようにも思われますが、輸出産業が活発なので、円安にも振れて欲しいところ。

要はそのバランスですが、1ドル当たり110円くらいが丁度良いのではないかと思います(世間の景気を見渡した感覚なので、なんで?って言われても回答できません)。

特に今は、観光業が大成長中であり、かつ世界の資源の価値が暴落しているので、円安はありがたいところです。

 

 

ではなぜ景気が悪いままなのか? 賃金は上がらないのか? GDPは改善されないのか?

はっきり言えば、景気は良くなっているんです。

ですが、もう平均賃金やGDPは改善されません。

 

なぜか?

簡単です。

日本は「超少子超高齢」社会に突入しているからです。

お金を稼ぐ&使う労働人口が少なくなっており、高齢者が増えることで社会保障費が爆発的に増加しているからです。

さらに、60歳以上が日本の財産のほとんどを所有しているにもかかわらず、消費に向かわず、せっせとため込んでしまっているからです。

国としては、歳入は減り続け歳出が増え続ける状況になっています。

 

細かく他の要因を探せば、他にも理由はいくらでもあります。

ですが、根本問題である超少子超高齢社会である限り、状況は改善されないんです。

このままでは日本全体としては、もうどんどん貧乏になるしかないんです。

 

機動的な財政政策では、短期と中・長期の政策とがありますが、これだけ社会保障費が膨んだ状態(今後さらに膨らむ)では、もうどんな政策を練ろうと、社会保障費の増加分を吸収しきれないんです。

 

極論、日本の現在の超少子超高齢社会問題を解決することができれば、大体の問題は解決に向かいますし、解決可能になります。

それくらい、超少子超高齢社会は問題があるんです。

 

なお、成長戦略についてはまだまだ道半ばです。

農業や行政改革は上手くいっているように思えます。

地方創生はまだまだこれからといったところでしょう。

移民問題やエネルギー問題は課題が山積みです。

 

 

といったところで、アベノミクスについては過去の政策と比較しても非常に上手くいってると思います。

安倍首相も手ごたえを十分に感じているのでしょう。

あまりの手ごたえに、「新三本の矢」なんてものを新たに打ち出してますが、これは明らかに夢が先行している状態です。

暴走と言ってもいいかもしれません。

新三本の矢の記事はこちらを参照してください?

syaa-sennnyou-neko.hatenablog.com

 

まだまだアベノミクスは課題が満載です。

安倍首相は

「もう次のステージに入っている」

と言ってましたが、これはさすがに言いすぎでしょう。

現行の課題が解決されていません。

 

アベノミクスについては私も勉強中ですので、興味がある方は個別に調べて、考えてみてください。

何も知らず、何も考えず、ただただ批判だけしても、日本は絶対に良くなりません。

 

んでは、今日はこの辺で。