シャア専用ねこのブログ

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三菱自動車の燃費不正の件より、昨今の燃費事情を調べてみた

どんもっす。

 

自動車の燃費改竄問題で三菱自動車が揺れています?

不安は当たった…三菱自動車、燃費不正 : 深読みチャンネル : 読売新聞(YOMIURI ONLINE) 1/3

 

要は燃費を10%程度偽っていた(26.2km/L⇒29.2km/L)のが問題なわけですが、燃費は販売時(もしくは購入時)の重要なファクターの一つなので、偽りたくなる気持ちが分からない訳でもないです。

燃費の改竄自体はもちろんやってはいけないことではありますが、企業からしてみれば売れないことにはお話にもならない訳で。

他企業がどんどん燃費の良い車を開発しているのに、おいてけぼりを食らって、追いつくのは容易ではなくなっちゃいますからね。

 

 

そもそも車の燃費はどうやって決めるのか?

これにはどうやら測定基準が

・10・15(ジュウジュウゴ)モード

・JC08(ジェイシーゼロハチ)モード

の2種類あるみたいですね。

10・15モードがかつての基準測定法だったみたいですが、あまりにも実走行と違いがあり、実際の燃費と1~2割程度の差がでてしまう、ということでより実際の走行により近いJC08モードに変更されたみたいです。

 

こういった事情から、国内に限って言えば、10・15モードでの測定が主流の時は、各自動車会社は実走行時の燃費を犠牲にしてまで、10・15モードで燃費が最高になるように車を作っていたとか。

このあたりが如何にも日本!って感じですね。

実際の走行時の燃費を犠牲にして、ですよ。

良くカタログの燃費よりも実際の燃費の方が悪い! って話を聞きますが、そりゃーそうなりますよ。

JC08モードになって多少は改善されたみたいです。

10・15モードとJC08モードの二つ表記があった場合は、JC08モードの燃費を参考にした方がよさそうです。

 

ちなみに、トヨタプリウス

・10・15モード ⇒ 燃費38.0km/L

・JC08モード ⇒ 燃費32.6km/L

・実走行 ⇒ 燃費17~20km/L

とのことです。

ここも何かやってるんじゃないか?ってくらいかけ離れています。 

車購入の際はきちんと試乗して、燃費がどのくらいか営業マンに尋ねるのがよさそうです。

 

 

車購入時の燃費の優先順位は?

ここでちょっとした疑問が。

そもそも購入者ってどの程度燃費を考慮して購入しているのか? ということ。

もしも、購入者が

「燃費のことなんか全然気にせんで」

という方々ばかりであれば、三菱の行った不正は全くもって無意味だったということになります。

 

で、調べてみました。

車選びのポイントのアンケート調査結果です?

f:id:syaa_sennnyou_neko:20160506225616j:plain

(出典:2人に1人が車選びのポイントとしてあげたのは、価格、車種、燃費 アンケート結果 - @nifty何でも調査団

 

 

 複数回答可のアンケート調査結果です。

これによると、男性女性とも半数程度が燃費を車選びのポイントとして挙げています。

但し、これは複数回答可のアンケート調査結果ですので、最優先事項とは限りません。

むしろ、複数回答可のアンケートでさえ、半数程度の方々は燃費を気にしないということになります(普通に考えて、複数回答可であれば、燃費にチェックをいれそうなものなのですが)。

 

なお、最優先事項が何なのかの調査はデータ見つけることができませんでした。

仕方ないので、ネット上にある質問コーナーの回答をざっくり調べたところ、大体以下のようなデータになりそうです。

 

☆車選びの優先順位

1.価格 もしくは 車の種類(使用目的にあったものかどうか)

2.価格 もしくは 車の種類(使用目的にあったものかどうか)

3.デザイン

4.燃費

5.維持費や装備など

 

燃費は優先度で言えば4番目位。

良いに越したことはないけど、悪いなら悪いで仕方ない、って感じです。

ということで、燃費競争で負けたとしても、他の部分(例えば価格や車のコンセプト)で勝っていれば、売れますという当たり前の結果に落ち着きました。

 

ふむ。

三菱自動車は燃費のデータを不正にいじる暇があったのなら、購入者があっと驚くようなコンセプトの軽自動車作り出したほうが良かったね、という結論になりました。

何が言いたいかと言いますと、三菱自動車のやったことは完全に徒労に終わっており、売り上げには何にも貢献していませんよ、ってことです。

このデータの改竄が多少なりとも売り上げに貢献していたのであれば、まだ目も当てられたのですが、不正がばれて企業の信頼度を落としただけというあまりに皮肉なお話です。

 

三菱自動車だけでやっていれば良いのですが、悲惨なのは下請け企業。

この件で影響を受けそうな下請け企業は7777社、社員41万人にものぼるとか。

まあ、下請けもいい加減に〇〇企業が潰れたらうちも倒産だ! 

みたいなのから脱却すればいいのに、って思うんですけどね。

日本のモノづくりのレベルは世界でもトップレベルなんだから、世界中探したら顧客なんていくらでもいそうなもんですが。

 

何はともあれ、大したマーケティングを行うこともなく、イノベーションの一つも起こせず、燃費のデータを不正するくらいしか能がない、それが三菱自動車ってことです。

シャープといい、東芝といい、三菱といい、これが日本を代表する一流と呼ばれる企業かと思うと、中々厳しいですな。

 

んでは、今日はこの辺で。

 

2016/05/19 追記

スズキも燃費不正やってました。

ってか、これ大なり小なり全ての企業でやってるんでしょうね。

これが日本のモノづくりでございます。

 

今頃販売店の社員は、燃費に関する再教育を受けてそうですね。

カタログ値がうんたらで~、当社では正しい測定基準で測定してます~、みたいな。