両親の呼び方と子供の躾について考えたこと
どんもっす。
2016年5月23日放送の情報番組「バイキング」(フジテレビ系)が視聴者へ投げかけたこんな質問、自分の親を「友達のように」下の名前で呼ぶ子供を、あなたは許せますか?という話👇
子供が親を「呼び捨て」「ちゃん付け」 そんな親子は「気持ち悪い」か : J-CASTニュース
記事の一部を引用します👇
番組では、時代とともに変わる親子関係の形について、「許せる」「許せない」の2択で視聴者アンケートを実施。
そこで取り上げられたのが、最近の若者は「自分の親を友達のように下の名前で呼んでいる」というテーマ。実際に、番組が渋谷・原宿の若者200人を対象に調査したところ、全体の13%が「親を友達のように呼んでいる」と回答
もうね…。
呆れてものも言えません。
言えないので、ブログに書きます。
昭和に産まれた私からすれば、両親の事を「パパ・ママ」と呼ぶことさえあり得ない。
結構いい歳した若者で、両親をそう呼んでいる奴らを見たら、
「ママって呼ぶツラでもなければ、呼ばれるツラでもないやろ」
と心の中で毒づいております。
ってか、両親の事を「お父さん、お母さん」って呼ぶの、そんなに嫌なことですかね?
日本古来の呼び方で、もの凄く敬意を払った素晴らしい呼び方だと私は思っているんですけどね。
ちなみに私は両親の事を、外では「父・母」と呼んでましたが、自立してからは「親父・お袋」と呼ぶようになりました。
そんな私からしたら、両親のことを呼び捨てやちゃんづけ、君づけで呼ぶなんて、そらーもうあり得ないことです。
私の親父は生まれも育ちも九州という根っからの九州男児で、しつけなんかにはそりゃーもう厳しかった…。
万が一にも両親の事を呼び捨てなんかした日には、ぼてくりこかされて、はちくりまわされて、ぶちくらされます(全て九州のとある地域の方言です。要はぼこぼこにされるということです)。
でも、最近の若者は13%も親を呼び捨てにしちゃってるとか…。
日本の将来が本当に心配。
まあ、渋谷・原宿の若者なので全国平均はもっと全然低いとは思いますが。
てかね。
記事にあるんですけど、
時代とともに変わりゆく親子関係
ってそもそも何よ?
時代とともに家族構成や家庭のあり方は変わってきているかもしれません。
でも、親子関係って変わらないものでしょ?
親は親、子は子。
何をどうしたってこの関係って変わらないはずでしょう。
日本人なんて20歳くらいまでは大多数の人間が親に精神的にも経済的にも依存しているんだから、子供はきちんと両親に敬意を払うべき。
親は親で、躾をきちんとすべき。
威厳を保つべき。
大人たちは子供たちをきちんと躾ける義務があると思います。
今の世の中、それが本当にできていない。
親がバリバリの昭和生まれ昭和育ちの私の世代でさえ、
「こいつらなんちゅう躾されとんのや」
って思うことが多々あります。
今育っている子供たちが大人になったときを想像するのが本当に怖いです。
田舎はまだまだ全然大丈夫。
というか、ここ鳥取は躾が凄い良い(とさりげなく鳥取暮らしを勧めてみる)。
見知らぬ人間にも挨拶する鳥取の子供たちを見た時は心底びっくりしました。
鳥取の田舎では、田舎全体で子供たちを育てるっていう意識が強いので、近所の子供は悪いことをしたら親以外にも容赦なく叱られます。
子供たちもすんなり聞き入れてくれます。
子供が大人に敬意を払っている証拠です。
これ、都会だと中々そうはいかない。
子供を叱ろうものなら、下手したら不審者扱いされますからね。
今、田舎暮らしが注目を集めているのはこういうところにも原因があるのかもしませんね(とさりげなく田舎暮らしを勧めてみる)。
とにもかくにも、子供たちが親を呼び捨てにする=親と親友のような関係を築くのはやはり間違いでしょう。
躾って人間の人間たる所以だとも思ってますので、ここを見誤ると日本は本当にまずい方向に進んでしまいますよ、と考えた記事でした。
躾するなら、田舎は本当にお勧めです。