読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

シャア専用ねこのブログ

鳥取の宣伝をメインに、日々の雑感や体験、出来事などをてきとうに記載

ポケモントレーナー・サトシの苦悩の日々 サトシの手記①

どんもっす。

 

ポケモンGoで早速遊んでみたのですが、リアル世界でポケモンをゲットするのは中々難しいことが分かりました。

山や川みたいな地形とか、物理的な移動距離(高さ含む)とか、お金とか、飯とか、天気とか…

そもそもリアル世界は広すぎます…。

初代ポケモンマスターのサトシの苦労は並々ならぬものだったんですね。

ってことで、リアル世界にサトシがいた場合、というかポケモンの世界がそのまま現実世界だった場合のサトシの苦悩について、サトシになりきって書いてみました。

 

 

 

・旅立ち初日

オレはサトシ。

偉大なポケモンマスターになるのが夢だ。

今日はいよいよ旅立ちの日だ。

 

母親とは別れの挨拶をもう済ませてある。

ハンカチは持ったのか、ティッシュは持ったのか、生水は飲むんじゃないよ、お金は大事に使うんだよ…と相変わらず心配性だ。

最も、一人息子が明日をも知れぬ旅に出るのだから当然と言えば当然か。

 

ポケモントレーナーは決して安全な仕事ではない。

個々の街に雇われてジムトレーナーになると、後輩の育成や安全講習などで給料を貰えるのでそこまでの危険性はない。

だが、フリーのトレーナーは別だ。

多種のポケモンを捕まえようとすると、世界中をくまなく歩く必要がある。

熱砂の砂漠や吹雪の山、誰もまだ足を踏み入れたことのない未開の洞窟…。

毎年多くのポケモントレーナーが命を落としているのが事実だ。

街の外へ出たら、誰も安全を約束してくれない。

自分の身を守るのは自分自身だ。

 

けど、それ以上にやりがいのある仕事だとオレは思っている。

全世界には150匹のポケモンがいると推定されているが、姿すら誰も見たことのないポケモンも多い。

それらのポケモンを見つける旅は、夢と希望に溢れ、スリル満点の大冒険に違いない。

これをやらない手はないだろう。

 

生まれ育った街、マサラタウンを出ようとするとオーキド博士に呼び止められた。

どうやら、ポケモンを持たずに街の外へでるのはご法度らしい。

夢と希望溢れるロマンスに浸りながら旅立とうとしていたのに、いきなり出鼻をくじかれた気分だ。

 

オーキド博士ポケモン研究所へ行ってみると、「フシギダネ」、「ヒトカゲ」、「ゼニガメ」という三種類のポケモンを用意してくれていた。

ライバルも呼ばれていたようだ。

オレたちに、それぞれこの内の一匹を連れてポケモン図鑑を完成させる旅に出てほしいとのことだった。

元々ポケモントレーナーになるために旅立つつもりだったので、願ったりかなったりだ。

 

ゼニガメ、君に決めた!!

 

何となく人懐っこそうな顔をしているゼニガメを選んだ。

ライバルはヒトカゲを選んだようだ。

選んだ傍から早速対戦を挑んできた。

こいつは昔からこうだった。

事あるごとに絡んでくる。

今選んだばかりのポケモンで優劣なんかつくのか?

 

何とかうっとうしいライバルを倒して、いよいよマサラタウンを出る。

偉大なポケモンマスターになるために!

マサラタウンにさよならバイバイだ!

 

 

・5日目

ニビシティに到着した。

途中、コラッタオニスズメピカチュウといったポケモンをゲットした。

ポケモンという名に相応しい、小さくて可愛らしい奴らだ。

特に、一番最初に仲間に入れることができたコラッタには自然と愛着がわく。

こいつらもオレに懐いてくれている。

オレのポケモントレーナーとしての資質は満更でもないらしい。

 

それにしても、ニビシティのジムリーダーであるタケシには心底がっかりだ。

ジムリーダーというからにはさぞかし強くて珍しいポケモンを持っているんだろうと思いきや、イシツブテイワークの二匹だけ。

普通ポケモンでパーティ編成をするときは、メインの属性を決めて、弱点をカバーできる属性のポケモンを数匹入れておくのがセオリーだ。

サルでも知っている。

メンバーもMaxの6匹いたほうが良いに決まっている。

それらのセオリーをあえて破り、同じ属性のポケモンがたったの二匹。

よほど強くて自信のある二匹なのかと期待したが、あっさりゼニガメ一匹で撃破できた。

なんなんだ…。

やる気の欠片も感じない弱さであった。

もちろん、ニビジム内のポケモントレーナーも輪をかけて弱かった。

この人たちは普段何をしているんだろうか…。

なんか、思い描いていた理想と違う気がするなぁ。

 

 

・13日目

想像以上にこのポケモン集めの行程はきついということが分かり始めてきた。

街から街へと徒歩で移動するだけでも一日がかりでへとへとだ。

ましてやポケモンを集めながらだと、想像を絶するきつさだった。

普通なら通らないような川や山、断崖絶壁に至るまで、この世界の隅々まで調べ尽くすことが要求されるからだ。

もしも、あそこの山に珍しいポケモンがいたら…

そう思うと、行って調べずにはいられない。

ポケモンマスターへの道がかくも険しいものだったとは思いもよらなかった。

 

ニビシティを出て、早4日目。

次の街はまだ見えない。

今日も野宿だ。

でも、愛すべきポケモンたちがいてくれるおかげで、ちっとも寂しくない。

こいつらの笑顔を見ていると、旅の疲れもふっとぶ。

 

問題は食料と水だ。

街から持っていく分では、とてもじゃないが足りない。

どんなにリュックサックに詰め込んでも3日分がせいぜいだ。

大きなリュックを買えばいいのかもしれないけど、お金にそんな余裕はないし、そもそも荷物が多くなると動きづらくて余計に体力を消耗してしまう。

その辺に生えているキノコなんかは危なっかしくて食べれたもんじゃないし…

どこかの配管工が心底羨ましい。

 

かといって、探索範囲を狭めてしまったら本末転倒だ。

何のために旅をしているのかわかったもんじゃない。

せめて、街から街への移動時間(探索時間含む)がわかればもう少し計画的に動けるんだけど…。

仕方なく、一日に食べる量を減らすことにした。

ひもじい…。

先行きが不安だ。

 

 

・17日目

ようやくハナダシティに到着した。

久しぶりの文明だ!

ニビシティをでて8日目で食料が尽きたときはさすがに死を覚悟したが、人間1日くらいは水だけで何とかなるもんだ。

それがわかっただけでも良かった。

オレは案外サバイバル向きの人間かもしれない。

街を発見すると、野宿した日々が懐かしくもある。

とはいえ、ハナダシティが見えたときは心底嬉しかったし、涙も出た。

 

ニビシティからの途中、オツキミヤマというとんでもない場所を通過したときは目を疑った。

ヤマなのに地下があるとはどういうことなのか。

広いし暗いしで心細かったが、意外にも他のポケモントレーナーが居てくれたお蔭で何とか平静を保てた。

一人きりだととてもじゃないが冷静でいられそうにない。

というか、発狂する自信がある。

ズバットがやたらといたし。

とにかく生きた心地がしなかった。

 

途中、理科系の男とポケモン対戦して勝ったら、「貝の化石」か「こうらの化石」のどちらかをくれるということだった。

遠慮なく叩き潰し、「こうらの化石」をゲットした。

ゼニガメといい、こうらの化石といい、オレは甲羅系に萌える素質でもあるのだろうか。

なんとなく癒される気分になるのは事実だ。

化石なのでどうせ孵化することはないだろうから、 ポケモンセンターに預けておきたい。

何より持ち歩くには重い。

 

ハナダジムのリーダーであるカスミにもタケシ同様にがっかりさせられた。

持っているポケモンヒトデマンとスターミーだけて。

弱点丸出しで、雷ポケモンの代表であるピカチュウで一蹴してやった。

遠路はるばるやってきたのに、拍子抜けもいいところだ。

タケシといい、カスミといい、一体全体何を考えているんであろうか…。

ポケモンを舐めてるとしか思えない。

他のトレーナーもトレーナーだ。

こんなの弱点突けば簡単に倒せるじゃないか!って誰かアドバイスしろよ。

というか弱点を突かなくても倒せる。

それくらい弱い。

小さいころはポケモントレーナーに憧れたんだけどなぁ。

理想と現実は全然違うもんだ。

 

 

つづく。

 

②はこちら👇 

syaa-sennnyou-neko.hatenablog.com