読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

シャア専用ねこのブログ

鳥取の宣伝をメインに、日々の雑感や体験、出来事などをてきとうに記載

ポケモントレーナー・サトシの苦悩の日々 サトシの手記⑦

どんもっす。

 

サトシの手記⑦です。

過去分はこちら👇

ポケモントレーナー・サトシの苦悩の日々 サトシの手記① - シャア専用ねこのブログ

ポケモントレーナー・サトシの苦悩の日々 サトシの手記② - シャア専用ねこのブログ

ポケモントレーナー・サトシの苦悩の日々 サトシの手記③ - シャア専用ねこのブログ

ポケモントレーナー・サトシの苦悩の日々 サトシの手記④ - シャア専用ねこのブログ

ポケモントレーナー・サトシの苦悩の日々 サトシの手記⑤ - シャア専用ねこのブログ

ポケモントレーナー・サトシの苦悩の日々 サトシの手記⑥ - シャア専用ねこのブログ

 

 

・70日目

この数日間、色々なことがあった。

特に大きな変化だったのが、フリーザー、サンダー、ファイヤーという伝説ポケモン3匹を捕まえることができたことだ。

 

やった!やった!やった!

 

伝説ポケモンの攻撃力は凄まじく、危うくオレも殺されるところだった。

通常ポケモンがトレーナーに攻撃することはありえないが、伝説ポケモンともなると攻撃範囲がとてつもなく広く、巻き添えをくらいそうになったのだ。

フリーザーはふぶき、サンダーはかみなり、ファイヤーはゴッドバードと、天候すら操る伝説ポケモン達の攻撃に、危うくオレ自身がお陀仏になるところだった。

ふぶきやかみなりなんて、どうやって避けろというんだ。

滅茶苦茶な技だ。

 

ラッタの「いかりのまえば」なんていう感情むき出しの超原始的な手段で相手を攻撃していた頃が懐かしい。

 

それだけに捕まえた時の嬉しさも一入だ。

なんていったって伝説ポケモンだ。

苦労に見合うだけの強さと価値がある。

生息地も不明だから、ひょっとして今現在この世界で所有しているのはオレだけではないだろうか。

これでオーキドのジジイに大きな顔されないで済む。

やった!やった!

 

当然自分のパーティの半分はフリーザー、サンダー、ファイヤーだ。

伝説でも何でもない、手持ちの弱いポケモン達は用済みだ。

とっととポケモンセンターに預けてしまおう。

 

ナツメ戦以降、ここに至るまでも、そして伝説ポケモンと戦うためにもパーティ内のメンバーはその時に応じて変えてきた。

どんどん強いメンバーをそろえていった。

結果、旅が非常にスムーズに進むようになった。

ラブ&ピースなんて嘘っぱちだ。

ポケモン集めは愛情ではなく、効率重視でなくては。

 

 

・82日目

この旅もいよいよ大詰めを迎えたようだ。

全ての街のジムリーダーは倒して、バッジは全て手に入れた。

伝説ポケモンも手に入れた。

こいつらが入ってからは、トレーナー戦も負けなしだ。

 

そして、オレはついにセキエイこうげんへたどり着いた。

いよいよポケモンマスターになるために、ポケモンリーグの四天王に挑戦する日が来た。

四天王戦は一度始まったらもう引き返せない。

つまりポケモンマスターになるには4連戦しないといけないのだ。

途中でポケモンセンターに回復に戻ることはできない。

ポケモンを入れ替えることももちろん不可能だ。

今現在パーティを組んでいるポケモンと手持ちの道具だけが頼りだ。

 

…冷静に考えると、四天王側滅茶苦茶有利だな。

ポケモンリーグの頂点に立つ者として、それだけハンデを持った状態で闘うのはいかがなものか。

 

初戦のカンナは強敵だった。

氷とエスパータイプを多用してきた。

以前の俺なら負けていたかもしれない。

だが、今のオレには伝説ポケモンを含めて6匹の心強いポケモンがいる。

負ける訳がない。

特に、伝説ポケモンは氷、雷、炎と属性がバラバラなのがありがたい。

サンダーとファイヤーはカンナ戦で大いに活躍してくれた。

頼もしい奴らだ。

 

二戦目のシバは岩タイプと格闘タイプという力押しのパーティだ。

しかし、ここはフリーザーほぼ一匹でいけた。

格闘タイプは飛行に弱いからだ。

フリーザーはふぶきという恐ろしく強い技を持っている。

負ける訳がない。

唯一の懸念は、伝説ポケモンたちの攻撃力は凄まじいのだが、使える回数が多くないことだ。

なので、四天王戦は試合の合間に道具でポケモンのケアをしてやる必要がある。

回復用の道具は大量に持ってきた。

絶対に大丈夫だ。

 

3戦目のキクコはゴーストや毒を中心とした手ごわい相手だ。

一匹目のゲンガーからしてかなり強い。

何せ、物理的な攻撃が全く効かない。

ラッタやオニドリルといったポケモンたちだったらなすすべもなくやられてしまうだろう。

が、こっちにはエスパータイプは強いポケモンを入れている。

エスパーはゴーストタイプに対する唯一と言っていいほどの対処法だ。

もちろん、伝説ポケモンたちの攻撃も有効だ。

キクコも難なく撃破できた。

それにしても、なぜパーティ内にゲンガーとゴーストが混在しているのだろうか?

ゲンガーはゴーストの進化形だ。

当然、ゲンガーの方が強い。

ゴーストを入れるのであれば、ゲンガーにすればいいのに。

ゲンガーがいるパーティでゴーストを1匹いれるという編成は謎すぎる。

ゴーストで進化を止めるメリットがないからだ。

キクコもようわからん。

 

四天王最終戦はワタルだ。

こいつに勝てば、オレがポケモンマスターだ!

凄い胸が高鳴る。

カンナ、シバ、キクコの強さを考えると、ワタルも撃破不可能ではないだろう。

ワタルだけ突出して強いということはさすがに考えにくい。

ついにオレも夢のポケモンマスターだ!

 

とはいえ、やはりワタルは強かった。

ワタルのパーティ編成は、ドラゴンタイプがメインだった。

伝説ポケモンに匹敵する強敵だ。

ドラゴンタイプの弱点は氷タイプなのでフリーザーでいけると思っていたが、向こうの攻撃力も尋常ではなかった。

中でも破壊光線は別格の強さだった。

さすがに、ポケモンリーグの頂点に立つ男だ。

だが、こっちもここまで勝ち上がってきたポケモンたちだ。

敗れる訳にはいかない。

ポケモンを入れ替え、道具を駆使して、総力戦の末にワタルに勝った!

やった!やった!やった!

これでオレがポケモンマスターだ!

子供のころから夢見た、全ポケモントレーナーの頂点に立ったんだ!

ワタルのポケモンカイリューが3匹いたら確実にこっちが負けていただろう。

だが、ワタルの編成はカイリュー1匹にハクリュー2匹。

カイリューハクリューの進化形だ。

ハクリューで進化を止めておくメリットがあっただろうか。

どうせなら3匹ともカイリューにしていればいいのに。

ワタルと言い、キクコといい、何を考えているんだろう。

最後まで進化させないことが流行っているんだろうか?

謎だ。

 

「おめでとう。君がポケモンリーグのチャンピオンだ」

おっと、勝利の余韻に浸っていたいところなのに、ワタルがごちゃごちゃと何か言い出したぞ。

勝った今となってはこんな奴の言葉なんて何一つ聞く必要はない。

うひゃひゃひゃひゃ。

まあ、敗者の弁を聞いてやろう。

はいはい、拝聴致しますよ、っと。

 

「と言いたいところだが、君はもう一人闘わなくてはいけない」

 

?????????????????????

 

「君よりも先に我々を倒した人間がいる。その名前は…」

 

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

そんな… まさか…

ワタルが言い終わる前に、オレは駆け出していた。

 

そんな訳がない!

オレは旅に出て、考えうる限り最速の道を選んできたつもりだ。

勝てない相手が出てきたときは、時間よりも効率を優先して、ポケモン総入れ替えまで行った。

そんな俺より早く、あいつが先にたどり着ける訳がない!

そんなバカな話があってたまるか!

 

オレはワタルの言葉をほとんど無視して、ワタルの後ろにあるドアに駆け寄って、体当たりにも近い勢いでドアを開けた。

 

そこにいたのは…

 

「ああ… ああ… やっぱり… おまえだった…」

変な言葉が自然に漏れた。

 

ライバルだった。

嫌な予感が当たった。

 

そこにいたのは紛れもない、同じ日に旅立ったライバルだった…。

 

 

つづく

 

続きです👇 

syaa-sennnyou-neko.hatenablog.com