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シャア専用ねこのブログ

鳥取の宣伝をメインに、日々の雑感や体験、出来事などをてきとうに記載

魔界塔士Sa・Ga サガシリーズ第一作目にして名作中の名作

どんもっす。

 

最近、昔のゲーム(ファミコンゲームボーイゲームギアスーファミなど)をまたやりだしたので、昔のゲームについて一つ一つレビューでも書いていこうかと思います。

 

記念すべき第一回目はゲームボーイ

魔界塔士サ・ガ(ぼんっ!

 

1989年にゲームボーイで、携帯ゲーム機初のRPG(ロールプレイイングゲーム)として発売されたこの作品。

記念すべきサガシリーズの第一作目でもあります。

 

※以下ネタバレ注意

 

このゲームはそのストーリーもさることながら、BGM、システムすべてにおいて圧倒的なまでのクオリティを誇っています。

とても今から27年前のゲームとは思えません。

一つ一つ見ていきましょう。

 

 

圧倒的な世界観と悲愴なストーリー

世界の中心にそびえたつ塔の上にあるという楽園を目指して、荒廃しきった町から旅立つ冒険者たちの話(塔の最上階を目指すので、魔界塔士とは非常にシャレがきいてます)。

だが、この荒廃しきった世界は元々神によって作られたものであり、悪者として出現したアシュラも、塔の上に楽園が広がっているという噂も全て退屈した神が作りだしたもので、全ては神の手のひらの上で踊らされていただけだった…

 

と、ここまでなら今でこそありふれたストーリーなのですが、当時のゲームでこのシナリオは本当に衝撃的でした。

しかも、途中のストーリーが妙にリアルであったり、変にシュールであったり。

 

核シェルターに(アシュラの手から?)逃げ込んだ親子がいるのですが、皆死体で見つかります。

 

これ、R指定されてないゲームだよね?

 

で、その父親の死体が手記を持っているのですが、その内容が👇

てちょうがおちている
「‥‥なんとか このシェルタ-ににげこめた。
かぎられた みずと しょくりょうをながもちさせるため わたしは
ほとんど てをつけずにこどもたちに あたえてきた。
だが もう げんかいだ‥‥
ケン ユキ おまえたちをおいていく とうさんをゆるしておくれ。
アキラ ふたりのことを たのむぞ。
かみよ わたしのいのちとひきかえに
このこたちを おまもりください!
わたし‥は‥‥

何ちゅう内容だ!

ちなみに、子供たちも死んでいます。

全然救いようのない話。

 

神に祈ってますが、神の仕業ですから!

 

で、この手記(死体)を見た後にアイテム欄を確認すると、なぜかかくばくだんが手に入ってます(メッセージなどは何もなし)。

 

ん? かくばくだん?

そう、核爆弾です!

シリーズでも屈指の強武器であるかくばくだん。

敵全体に防御力無視のダメージをぶち込むのですが、すぐ近くの目の前の敵にかくばくだんを放り投げるのはいかがなものか。

下手したら自分たちも巻き添え食らうのではなかろーかという心配をよそに、何のためらいもなく敵に投げつける主人公たち。

まあ、特に反射ダメージはありませんが。

 

気を取り直して塔をさらに登っていくと、とある死にかけの老人に出会います。

この老人が持っているものが、なんと「エクスカリバー」。

エクスカリバー

大事なことなので二回言いました。

シリーズでも最強武器であることが多いこのエクスカリバー(ちなみにSaga1最強は正宗 なぜ?)。

寿命で死にかけのじいさんが持ってます。

なんでも、神に、ここを通る人間に渡すように頼まれたとか。

 

だから、その神が全ての元凶だよ!

 

50年間、剣を渡すためだけに待っていたらしいですが、なんちゅう救いようのない話。

 

さらに神が、塔の最上階を目指して力尽きていった者たちの記録を逐一残している(という描写がある)のは、当時は衝撃でした。

 

他にも色々と救いようのない話を目の当たりにしながらもなんやかんやで塔の最上階に行くと、当然の如く神が待ち構えています。

喧嘩っ早いSaga主人公たちは、ここまで全て神の仕業ということを知って、怒髪天を衝く状態。

折角、神がなんでも願いを叶えてくれるというのに、一考もせずに神に当然の如く喧嘩売っちゃいます。

いや、そこはグッとこらえて、願い事叶えてもらえよ。

人の話はちゃんと聞きましょう。

 

ちなみにその時の神の、やれやれこいつらは…的なセリフ👇

 かみにケンカをうるとは‥‥どこまでも たのしい ひとたちだ!
どうしてもやるつもりですね

これもいきもののサガか…
よろしい! しぬまえに かみのちから
とくと めに やきつけておけ!! 

神という設定、RPG屈指の強ラスボス、上記セリフなどから、ゲーム業界では非常に有名なこの神。

神のみぎてや神のひだりて、作中最強攻撃のフレアを惜しげもなく連発してきて、一定ダメージを与えるとHPが全回復する「ふっかつ」を使うというとんでもないラスボス。

 

しかし、この強ラスボスである神、なんと!

一撃で倒せる方法が存在するんです!(この神を有名足らしめている由縁の一つ)。

 

そう、皆さんご存知チェーンソー(モンスター能力で言えば、のこぎり)です。

HPを完全回復したり、チェーンソーやのこぎりで一撃で倒せるラスボスて…

神は紙でした(半熟英雄では完璧にネタ扱いで、チェーンソーを持った紙というエッグモンスターが登場します)。

当時はあまりの強さに正攻法では倒せない(一定ターン、一定ダメージを与えると、全回復してくるので)とまで言われていたので、救済措置としては上手く機能していたかも知れません。

 

ストーリーとは関係ないですが、Sagaシリーズには最強武器の一角として

ガラスのつるぎ

というものが存在します。

そう、単なるガラスでできたつるぎ。

一回こっきりしか使えず、単体攻撃なのですが、なぜかこの武器がエクスカリバーやかくばくだん、フレア(要は核融合)を超えるダメージを叩き出すことがあります。

 

もう一度、ガラスのつるぎ。

子供心に、ガラスって凄いんだなぁと感心してましたが、今冷静に考えると、単なるガラス。

これが最強ダメージをたたき出すので、あの世界のかくばくだんはひょっとしたら現実世界の爆竹みたいなものかも知れません。

 

 

BGMが秀逸

ミュージックプロデューサーが植松伸夫氏なので、当然と言えば当然。

しかし、当時あれだけのクオリティの音楽を作ったのは、驚愕の一言に尽きます。

特に戦闘の音楽。

 

雑魚敵、ボス戦、ラスボス戦と3種類の戦闘音楽がこの当時存在したのには本当に驚きです。

スーパーファミコンのゲームでさえ、敵の音楽は全部一緒の作品もあるのに…。

 

特にラスボスの神戦のBGMは「怒闘」という名に相応しい臨場感があります。

今聞いても、今現在のゲームとして使用しても何の違和感もないかと思えるほどのクオリティ。

いやがおうにもテンションが上がります。

 

それにしても、怒闘て。

確かに主人公たちは怒り狂ってましたけどね。

そのせいで神に喧嘩売っちゃって、願い事を叶えそびれたわけだし。

人の話はしっかりと聞きましょう。

 

 

システムが他のRPGとは一線を画す

このゲーム(シリーズ)最大の特徴として、キャラクターの強化方法が単なる経験値を積み重ねてのレベルアップではないことが挙げられます。

 

このゲームでは人間、エスパー、モンスターの3種類をキャラクターとして操作することができるのですが、それぞれ強化方法が異なります。

・人間(男/女)⇒「ちからのもと」「すばやさのもと」といったアイテムを使うことで強化。金食い虫。

・エスパー(マン/ギャル)⇒戦闘してたら勝手に成長。ゲームではこれを突然変異と呼ぶらしい。さいきょう。にしてもギャルて…

・モンスター⇒敵モンスターが落とす肉食べて成長。がいこつやハエおとこも肉を落としてくれる親切設計。

 

所謂経験値というものが存在しないこのゲーム。

特にユニークで良くできているのが、モンスターがお肉食べて成長するシステム。

 

モンスターには色んな種類(タコ、カニ、悪魔、スライム、鬼などなど)があり、他の種族のお肉を食べると、別の種族に変身できます。

隠しパラメーターとして、モンスターごとにLVが決まっており、各種族(タコとかカニとか)は、そのLVごとに名前と能力が変わります(見た目は一緒)。

例えば、タコのLV7はあめふらしというモンスターで、LV12がだいおうイカ(!)となっています。

LVは1~14あり、全てのLVに全ての種族がいる訳ではありません。

例えば、タコはLV1,2、4,6,8、10、13に該当するモンスターがいません。

これを上手く利用して、タコに変身する食い合わせのときに、自分自身と食べるモンスターの肉がLV1,2でも、タコは3からしかいないので、一気にLV3になる!と言う強化方法がとれるわけです。

これは逆もまたしかりで、該当するLVのモンスターがいない場合、低いLVのモンスターへ変身してしまう恐れがあります。

一長一短です。

 

最強モンスターのLV14は全ての種族で用意されているので、LV14まで上がった場合は、下がることを心配する必要はありません。

但し、LV14になるためには、四天王2のお肉を食べる必要があります。

四天王2とは、玄武、青龍、白虎、朱雀の復活Ver.玄武2、青龍2、白虎2、朱雀2のことです。

多分、げんぶに、せいりゅうに、びゃっこに、すざくに、と読むんだと思います。

彼らのお肉を食べたら、問答無用で最高レベルのモンスターに変身できます。

 

 

このゲームは4キャラ選ぶことができるので、ゲームをクリアする場合、バランスなどを考えると

人間、エスパー、エスパー、モンスター

といったパーティだとクリアしやすいし、成長システムを堪能できて面白いです。

最強メンバーなどを目指すなら、

エスパー、エスパー、エスパー、エスパー

といったチームもありです。

 

なお、最速クリアを目指す場合、お勧めなのが

モンスター、モンスター、モンスター、モンスター

のパーティ。

金稼ぎやLV上げが一切不要で、ひたすら肉食って前進できるからです。

 

前述した神戦も、スライムLV14であるスーパースライムを揃えることで簡単に撃破できます。

このスーパースライムは、とかすという攻撃方法を持っいます。

相手をとかして消化することにより、攻撃と同時に回復もできるという非常に優秀な技。

要は、相手の一部を食べているわけですが、このとかすが300前後のダメージをたたき出します。

かくばくだん、魔力MAXフレア、ガラスのつるぎのダメージが300~400であることを考えると、非常に優秀です。

回復もダメージ量分回復するため、神のフレアを食らいながらほぼ完全回復、なんてこともできます。

四天王2は4匹いて、全部で4つのお肉を落とすので、パーティ全員がLV14のスーパースライムになれるのも大きいです。

まだモンスターパーティでクリアしてない方は、ぜひともチャレンジしてみてください。

 

最後の最後、スライムに溶かされて死んでいく神…。

シュールすぎる。

 

 

 そのほかのツッコミどころ

昔のゲームだけあって、やはりツッコミどころ満載です。

一例をのせておきます。

・主人公たちが基本的に、重要アイテムは殺してでも奪う!の精神

・村一番の美人がスライム(←?)

・キャラクターに性別があるが、会話時はすべて野郎会話

👇一例として(全て女キャラでも同じセリフ)

「ここはひとはだ ぬぎやしょう」

「オレだ!」

「かんしゃはともかく ほうびのほうは?」

「ガルガルやろうといいおんなと どっちがすきだ?」

「おまえのためにここまできたんじゃねえ! よくも おれたちを みんなをおもちゃにしてくれたな」

・りゅうおう(たぶん竜王)という重要キャラが、初登場時はただのオッサン。重要アイテムをくれるのに、凄いわかりにくい問題を出してくる。

・アシュラが大魔王のくせに、目の前に落とし穴を用意している。

・アシュラの後ろにも落とし穴が設置されている

 

 

色々書きましたが、本当に名作中の名作です!

まだプレイしたことない人はぜひ。