シャア専用ねこのブログ

鳥取の宣伝をメインに、日々の雑感や体験、出来事などをてきとうに記載

ドラえもん のび太の恐竜 ツッコミどころ満載ながらもやはり名作

どんもっす。

 

久しぶりにドラえもんの大長編、即ち映画を最初から見てます。

旧Ver.の、大山のぶ代さんが声優やってるやつです。

 

いや~、ドラえもんメチャクチャ面白いですね!!

何べんみても新しい発見があります。

特に今回からは、ブログに書くにあたって、色んな事を気にしながら見ています。

即ち、

・「映画版ジャイアンなんか良いやつに見える理論」は正しいのか?

ジャイアンの肝っ玉が据わりすぎている点について

・スーパード天然少女しずかちゃんについて

・しずかちゃんのお色気入浴シーンやパンチラシーンはどの程度あるのか?

・恐怖のマザコン男、スネ夫が母を呼ぶシーンはどの程度あるのか?

のび太の着ているTシャツにはどのくらいのレパートリーがあるのか?

ドラえもん一行の対悪者の勝率は?

といったことに関して。

その他ドラえもんは、何気にツッコミどころ満載なので、ツッコミ入れつつ紹介していきたいと思います。

ドラえもん大好きなので、ツッコミ入れてるのは、いわゆる愛です。

 

ドラえもん映画レビュー、記念すべき第一回目はもちろん、「のび太の恐竜」。

今から40年前ということもあり、ツッコミどころ満載です。

 

概要を簡単に説明しますと、のび太が現代でふ化させたフタバスズキリュウ白亜紀へ返しに行き、様子を見に行ったところでタイムマシンが壊れます。

空間移動ができなくなった(時間移動はできる)ため、日本まで帰る冒険を始めたところ、恐竜ハンターたちが現れて、条件を付きつけます。

ピー助を渡したら、元の世界に戻してあげよう、ということです。

 

 

のび太の恐竜」は最初の作品ということもあって、まだまだ粗削りです。

ジャイアンもそんなに良いやつでもなければ、「心の友!!」というセリフも出ないし、スネ夫は「ママ!」!ではなく「お母さま」だし、しずかちゃんの二人称単数が「〇〇君」で、ドラえもんを「ドラちゃん」ではなく「ドラえもん」と呼ぶシーンがあるし、映画の中でのび太が「ドラえも~ん!!」と呼ばずに、いきなりオープニングから始まって「ほんわかぱっぱ」だし…。

 

そんな中、最大の注目点は、ラスボスがドルマンスタインと黒い男、という点でしょうか。

ドルマンスタイン? いや、誰? って人が大半だと思いますが、ドルマンスタインとは人名で、一番登場が遅い悪者の外人さんのことです。

人間が恐竜に喰われるシーンを見たい!などと言い出す、とんでもないワルです。

 

黒い男は途中ででてきて、ピー助をよこすように言ってくる、全身黒ずくめの怪しい男です。

ドルマンスタインっていう名前があったのにも驚きですが、わりと活躍する黒い男に名前がないことにさらに驚きです。

どうでもいいですが、黒い男、覆面している意味なくね?

なんせ、目と鼻と口が出ている覆面ですからね。

顔を隠したいのか、自己主張したいのか…

雇い主に人間狩りを勧める、とんでもないワルです。

 

とりあえず、第一作目ののび太のTシャツは襟が白くてあとは黄色でした。

のび太ドラえもんが寝るときの布団もかなりレパートリーがあるのですが、第一作目ののび太の布団は黄色。

Tシャツと同じ色ですね。

この辺は明らかにアニメーターの手抜きでしょう。

ドラえもんは☆みたいな模様のついた布団。

 

 

物語序盤でのび太が恐竜の化石を見つけるために、近所の崖を掘るんですが、その時にどっかのオッサンの車の上に掘った砂利や砂、石が降り注ぎます。

当然オッサンは怒るのですが、許す条件がごみを捨てる穴を掘ること。

 

オッサン優し!!

 

普通あれだけ車ボコボコにされたら、親に修理代請求してもおかしくないです。

で、ゴミ捨ての穴を掘る際に、見事恐竜の卵の化石を見つけるのですが、見つけた時ののび太のリアクションは、股に挟んで左右にブルンブルン、ダチョウの真似、雲竜型、鳥の羽ばたき、と非常に芸が細かいです。

 

 

物語中盤で、ピー助の様子を見に来て白亜紀から帰れなくなる一行。

大長編第一作目というのに、惜しげもなく歌を披露してくれるジャイアン

ジャイアンの歌は、恐竜でさえ共鳴するらしいです。

スネ夫は月に向かって「お母さま」

しずかちゃんは早速入浴シーンを披露。

また木の根っこを越えるときにさりげなくパンチラ。

さらに、白亜紀に着いた直後は、着せ替えカメラで男性用の水着を着させてもらって、セクシーポーズにておっぱいを披露するという荒業もやってくれました。

サービス精神旺盛です。

のび太はなぜか毎日日記書いてます。

後の大長編では書いてないので、飽きたんでしょうか。

 

ブロントザウルスのしっぽ滑り台をすべるとき、良く見るとジャイアンが膝の上にスネ夫のっけて滑ってますね。

 

仲いいな、お前ら!!!

 

この二人、たまに恐ろしいほど仲の良さを発揮するので、色んな意味で怖いです。

 

この後、ブロントザウルスとティラノサウルス仁義なき戦いが勃発するのですが、戦いのさなかにもしずかちゃんはパンツをちらり。

緊張感台無しです。

 

二日目の夜、相も変わらず「お母さま」と泣くスネ夫にシャワーを浴びるしずか。

のび太は日記書いてます。

 

で、翌日プテラノドンの群れに襲われるのですが、しずかちゃんのパンチラ多すぎじゃない?

のび太を助けるときにチラッ。

シーンが変わってチラッ。

プテラノドンの群れに気づいてチラッ。

逃げるときにチラッ。

群れに囲まれてチラッ。

おまけにもう一回チラッ。

 

この子、スカート短すぎじゃない?

 

さすがにこんなにパンチラシーンがあるとは…。

当時のアニメーターも何考えながらこんなにパンチラシーン作ったんでしょうかねー。

謎です。

 

恐竜ハンターの一味も一味で、ツッコミどころ満載。

全員ショッカーみたいな戦闘服と目、鼻、口が丸わかりの覆面してます。

部下はトサカみたいなのつけてますね。

恥ずかしくないのか、こいつらは。

 

ちなみに、恐竜ハンターたちが、ピー助を差し出したら元の世界に戻してあげよう、という取引を持ち掛けた時…

 

しずかちゃん、めっちゃ嬉しそう!!

 

一番いい笑顔してますね。

のび太がその申し出を断ったとき、一番びっくりしています。

この女は…。

夜のキャンプでは、しっかりピー助へのフォローしてます。

抜け目がないですね。

全て計算づくでやってるのだとしたら、末恐ろしいです。

 

 

物語終盤で、ティラノサウルスをけしかけられても、ピー助を売ることをしなかったのび太

本当に心優しい少年です。

ドラえもんはテンパって、ティラノサウルス相手にまさかのひらりマント。

焦りすぎだろ。

ティラノサウルスにひらりマントしたら、どうなるんでしょうね。

ニキュニキュの実みたいに飛んでいくんだろうか…。

 

どうでもいいけど、黒い男の持ってる時計、進むの早すぎです。

 

けしかけられたティラノサウルスは、桃太郎印のきびだんごを食べていたので、ドラえもん達の味方だった、というオチで物語は無事終了です。

ラストはタイムパトロールが助けに来てくれたとはいえ、第一作目のドラえもん一行vs悪者は、ドラえもん一行の完全勝利と言ってよいでしょう。

 

 

エンディングが流れる前に、ピー助が恋人と♡マーク作ってるのは良いシーンですね。

エンディングの歌は、大山のぶ代さんが歌っている「ポケットの中に」です。

名曲ですねー。

 

ドラえもんの寝ている布団の模様の柄が最初に比べて大きくなっているのは秘密です。

 

というわけで、のび太の恐竜の取れ高は、

ジャイアン ⇒ 特になし

スネ夫 ⇒ 「お母さま」 計2回(累計2回)

・しずか ⇒ 入浴シーン 計2回(累計2回)、パンチラシーン 計8回(累計8回) 多いな…。

のび太 ⇒ 特になし

・ドラ ⇒ 特になし

ドラえもん VS 悪者 ⇒ ドラえもん一行の完全勝利

 

といったところです。

 

次回は「ドラえもん のび太の宇宙開拓史」

お楽しみに!!