シャア専用ねこのブログ

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ドラえもん のび太の宇宙開拓史 珍しいドラえもんのどら焼き乱れ撃ち

どんもっす。

 

前回に引き続き、ドラえもん旧Ver.の映画見て、レビューというか色々ツッコんでます。

第二回目は「ドラえもん のび太の宇宙開拓史」

 

第二作目にして早くも洗練された部分が見受けられます。

しずかちゃんのパンチラは減りましたし、ジャイアンも漢気を見せてくれますし、のび太が射撃やあやとりの腕前を見せてくれます。

とはいえ、しずかちゃんがまだ「のび太くん」「スネ夫くん」「剛くん」と呼んでいたり、オープニングで情け容赦なく「ほんわかぱっぱ」だったりと、まだまだ平常運転ではありません。

ちなみに、のび太のTシャツと布団は大長編一作目と同じです。

 

 

この作品のあらすじを簡単に。

ひょんなことからコーヤコーヤ星とのび太の部屋の畳の裏がワープ空間で繋がります。

コーヤコーヤ星を我が物にせんとするガルタイト工業に苦しめられる人たちを助けるために、のび太ドラえもんはコーヤコーヤ星へと手助けに行きます。

コーヤコーヤ星は重力が地球よりもはるかに小さい為、のび太でもスーパーマン並みの力を発揮できるという設定です。

 

なお、コーヤコーヤ星と地球の空気を比較した時、地球の空気は大分汚れていて、コーヤコーヤ星のロップル達はまともに呼吸することができません。

この作品ができたときは、日本も環境問題が話題だったんですね。

示唆に富んだ作品です。

 

念のため、言っておきますが、私は旧ドラえもん大好きです。

では、ツッコミどころを探していきます。

 

 

冒頭で、ドラえもん

「いくら僕でも空き地なんか作れるわけないよ!」

って言うシーンがありますが…

 

空き地作れねーのかよ!!

 

ドラえもんにとって、空き地作るのってハードル高いんですね~。

普段はもっとよほど難しそうなことを気軽に実現している気もしますが…。

空き地を作るとは言わないまでも、野球ができればいいわけですから、代替案は幾らでも作れそうですが…。

この辺りはさすがドラえもんです。

 

チャミーも初登場時で既に「地球」という言葉を使っていますね。

太陽系第三惑星ということを把握しています。

 

 

のび太ドラえもんが最初にコーヤコーヤ星に着いたとき、津波に巻き込まれてタケコプター使うんですけど、のび太、逆向きに飛んでいます!

タケコプターめっちゃ優秀です。

それにしても、一年に一回大洪水が来て様々なものがキャンセルされるとは、コーヤコーヤ星の生活も楽じゃないですね。

トカイトカイ星がビルで一杯になったから、コーヤコーヤ星を開拓しに来たとのことですが、ガンダムの地球とコロニーの関係に若干似ています。

トカイトカイ星は積極的にコーヤコーヤ星を援助しているわけでもなさそうですし。

 

 

コーヤコーヤ星がただひたすら広い星で、空き地余り放題、野球やり放題なので、のび太ジャイアンを誘った際…

 

 

心の友よ~!!

 

 

出ました!

心の友!!

大長編第一回目です(原作の漫画では初登場がいつかは知りません)。

案外早かった!!

 

映画版ジャイアンのお決まりのセリフ。

何だよ、心の友って。

ジャイアンのキャラは第二作目でもうかなり決まってきてます。

そして、しずかちゃんも、スーパー小悪魔ド天然少女の片鱗を見せてます。

コーヤコーヤ星へ行くとき、ワープ空間の前後で縦と横が入れ替わっているため、入り口でジャイアンスネ夫がこけてしまいます(正確には落ちた)。

のび太が気を付けるように注意し、ジャイアンスネ夫がまだ倒れているにも関わらず、しずかちゃんは続けてダイブ!!

当然、しずかちゃんも落っこちて、ジャイアンスネ夫にヒップドロップかましてしまいます。

 

「大丈夫かしら…」とか言いながら落っこちてますが、

いや、今見てたろ!

ジャイアンスネ夫、まだそこで倒れてるやん!

とツッコまずにはいれません。

 

なお、この後すぐに、ジャイアンが再び

「心の友よ!」

と言ってくれます。

一作品で二回「心の友!」を口にするという非常に珍しい展開。

第一作目で言わなかった分、二回言ったんでしょうか。

本当に珍しいです。

 

 

ガルタイト工業の悪者に打たれて緊張感満載のとき、しずかちゃんはやっぱりパンチラ。

いついかなる時もサービスを忘れません。

 

 

ガルタイト工業の悪者と二度目の対峙。

「またお前らか!」

とか言ってますけど、宇宙空間でドラえもん達が宇宙服を着ていないことにまず驚け。

当たり前のように会話しています。

 

見事ガルタイトを撃退した後、ロップルのセリフ

のび太君とドラえもんを名誉市民として我々の仲間に迎えましょう!」

わー、パチパチパチパチ!!!!

鶴の一声で決定。

こいつすげえカリスマだな。

まだ小学生なのに。

 

 

物語が進むにつれて、ドラえもんとチャミーは随分仲良しになります。

ドラえもんのどら焼き乱れ撃ちが見れる数少ない作品の一つです。

あのケチなドラえもんが、惜しむことなくチャミーへどら焼きあげます。

どんだけ仲いいんだ。

チャミーはチャミーで、ドラえもんのヒゲがお気に入りの模様。

中盤とラストで二回も引っ張ってます。

 

 

物語終盤、コーヤコーヤ星のガルタイトと決着をつけに行ったのび太ドラえもん

その話を聞いた瞬間、ジャイアン

「バッカだなー。来いスネ夫!」

と叫ぶや否や、コーヤコーヤ星へやってきます。

 

ジャイアンの漢気全開シーンですね。

映画版のジャイアンは、本当に漢気に溢れて頼りになります。

 

 

そして、ギラーミンと対峙するのび太

殺し屋という点を考えたら、作中でもぶっちぎりで危ない奴です、ギラーミン

一作目の黒い男同様、目と鼻と口が丸見えの覆面してます。

だから、それじゃあ顔を隠せてないってばよ!

自己主張の強い奴です。

原作では、早打ち対決をのび太が制するのですが、アニメではロップルがショックガンを打つのを支えるだけにとどまっています。

ロップル達の手で、決着をつけさせたという配慮でしょうか。

ギラーミン、額をぶち抜かれて洪水に流されます。

さすがに、ショックガンとはいえ、あんなに見事に額をぶち抜かれたら死ぬんじゃないでしょうか。

ギラーミンの将来が心配です。

ちなみに、空気砲はこの作品では、空気大砲と呼ばれてます。

 

 

爆破装置をコーヤコーヤ星へ仕掛けたガルタイト達は、ジャイアンスネ夫、しずかちゃんの活躍により、宇宙空間へ逃亡。

宇宙パトロールに捕まります。

ガルタイト工業はとり潰し。

爆破装置はしっかり止められたので、第二作目はドラえもん側の完全勝利ですね。

 

 

エンディング時に、クレムがのび太に教わったあやとりを披露。

披露した技は、クレムがのび太にあげた「雪の花」を模倣したもの。

感動のワンシーンですね。

 

 

というわけで、のび太の宇宙開拓史の取れ高は、

ジャイアン ⇒ 心の友よ! 計2回(累計2回)、漢気スキル発動

スネ夫 ⇒ 特になし

・しずか ⇒ 入浴シーン 無し(!!)(累計2回)、パンチラシーン 計1回(累計9回) 多いな…。

のび太 ⇒ 射撃披露

・ドラ ⇒ どら焼き乱れ撃ち

ドラえもん VS 悪者 ⇒ ドラえもん一行の完全勝利(累計2戦2勝0敗)

 

心の友よ×2、しずかちゃんの入浴シーン0、ドラえもんのどら焼き乱れ撃ち、と非常に珍しいシーンの多い回でした。

 

お次は、大魔境です。