シャア専用ねこのブログ

鳥取の宣伝をメインに、日々の雑感や体験、出来事などをてきとうに記載

デスノートの天才たちの名言 漫画の名言・名場面

どんもっす。

 

シャア専用ねこが選ぶ、漫画の名言・名場面!!

 

第二回目は

デスノート(ばばーん!!)

~この死神が落とした一冊のノートから、二人の選ばれし者の壮絶な戦いが始まる~という導入で始まる、漫画の中でも最高峰の頭脳戦を描いている作品です。

 

このノートに名前を書かれた人間は死ぬ、という設定の下、本当に良く練られた構成で話が進んでいきます。 

 

それでは、さっそく行ってみましょう!!(わー、ぱちぱちぱちぱち!)

 

「僕が認めた真面目で心の優しい人間だけの世界を作る」

(夜神月    リュークと初めて会った時の会話)

現実世界の命題であるようにも思えます。理想的な社会とは?  争いがなければ人は幸せか?   などなど。 

天才・月の考える理想の世界は、優しい人間だけがいる世界。  果たしてそれが本当に理想的か?  いろいろ考えさせられます。

 

「僕が」「私が」「正義だ!!」

(夜神月 、L  両名のセリフ   初めてテレビ越しに対峙したとき)

各々の正義を振りかざす、キラ・月と天才探偵・L。

犯罪者を自分勝手に殺すことが本当に正義なのか? 

それを阻止することが本当に正義なのか?

各々の価値観のぶつかり合いです。

 

「始末するしかない」

(夜神月    南空ナオミと初めて会った時、彼女に危険を感じて)

邪魔するものは、誰であろうと情け容赦なく殺す。月の非情さが見て取れます。

ちなみに、のちの話でも、月は家族でさえ殺すことをためらわない描写がでてきます。何かを成し遂げようとするには、ゆるぎない覚悟と、多少の犠牲はつきものかもしれませんが、月の覚悟は本当に凄い。でも、友達にはなりたくない(笑)

 

「キラの精神は既に神の域に達している」

(L    キラの疑いのある者の家に監視カメラを仕掛けたとき)

全くぼろを出さないキラに対して、Lが賞賛ともとれるモノローグをしています。

Lも十分に神の域に達していると思われる言動を良くしますが、そのLが驚嘆しているシーン。

強者は強者を知る、というやつですね。

 

「私はLです」

(L 夜神月と初対面時の会話にて)

ついに、Lと月が初対面&初会話。そこで、まさかの正体暴露!

Lの覚悟が見て取れます。

ちなみに、Lの本名は実は、エルです。

単行本第13巻で明らかにされています。公式設定です。

なので、ここではLはフルネームではないにしろ、本名を明かしていることになります。というよりも、本名で活動していることになりますね。

Lとエルの違いはありますが。

 

「駄目だ、こいつ… 早く何とかしないと」

(夜神月 第2のキラがビデオで死神の存在について言及したとき) 

これは、月でなくてもひやっとしたところでしょう。

なんせいきなり「お互いの死神を確認しあえば…」と死神について言及していますから。

さすがのLも、「そんなものの存在を認めろとでもいうのか」と腰を抜かしています。

そらー、びびるよね。

 

夜神月 早いな まあ、夜神月のことだ。確信にせまる言葉は聞けなかっただろう」

(L モノローグ ミサがLの名前を見た直後にミサに電話を掛けた月に対して)

月がミサの携帯に電話をかけますが、その携帯はLが盗んでおり、Lが電話にでたシーン。

Lは何とかして確信にせまる言葉を引き出そうとしていたのですが、月があまりにも早く電話をかけたため、月の視界に入ったところで電話を取る羽目に。

 

「ルールはいつの世界も神とされるものにより創られるものだ」

(夜神月   記憶を取り戻した後、本部での調査中) 

自身を神と称して憚らない月の不遜極まりない考え方。確かにそうかもしれませんが、おいおいお前は人間だろ!ってツッコみたくなります。

 

「復讐という動機は厄介だからな」

(メロ 日本警察とのやり取りにおいて)

自身も復讐を動機として動いているメロらしいセリフ。

自分たちの安全のためにも、人質には生きておいてもらわないと困るという考え。

ノート争奪戦の時には、メロは意外にも紳士的に行動しています。

ひょっとして、デスノートで一番の人格者はメロだったりして(笑)

 

「捜査というのは決めつけてかかり、間違っていたらごめんなさいでいいんです」

(ニア レスター指揮官の気弱な発言に対して)

確かにそうだけど、身も蓋もないセリフ! 

今の日本にはこれくらいの強引さが必要なのかも知れまんね。

 

「Lのやりかたではない。Lが次の者に託した意味がない」

(ニア   キラをどう捕まえるか、という争点において)

ニアはLの意思を継ぐものとして、Lの意思を代弁しています。

この行動には頭が下がる。なんせ、自分の命を危険にさらしてまで、Lの意思を継いで、キラとの勝負にこだわったのですから。

仕事でもなんでも、前任者の思いを引き継ぐのは大事なことだと思い知らされます。

 

「二人ならLに並べる 二人ならLを越せる」

(ニア 月を追い詰めたときの口上にて)

ニアは、メロも自分もLにはかなわないことをはっきりと断言しています。

その上で、二人で力を合わせることができれば、Lを越せるということも。

天才たちでさえ、協力することの重大性を説いています。

ましてや、我々凡人は、もっと皆と協力しないと駄目ですね。

 

「神の教示があったとしても私は一考し、それが正しいか正しくないかは自分で決めます」

(ニア    キラ・月を追い詰めたときの問答にて)

ニア(あるいはL)の主張は本当に一貫していて、清々しいです。ニアにはニアの正義が存在し、キラのやっていることは絶対悪だと。

キラを捕まえることにより、犯罪者が増えようがどうなろうが、それがニアの正義ということですね。

ここまで強い信念をもって行動できたら、どんなに気持ちいいだろう。

 

「言ってもわからぬ、馬鹿ばかり…」

(夜神月    追い詰められた際、自説を誰も聞いてないことに対して)

もうここまでくると、月の暴走ぶりがうかがえます。追い詰められたのに、言葉で説得しようとして、それも叶わないとなると、馬鹿しかいない、という結論に。

でも、事ここに至っても揺るぎない月の姿勢は大好きです。

 

「死は平等だ」

(死神・リューク    死に行く月の回想シーンにて)

この漫画の絶対的なテーマでもある"死"。その死は誰にでも平等であるということです。人間、必ず死ぬわけだし、いつ死ぬかわからないから、やりたいことやった方が幸せってことですかね。

それにしても、月は幸せだったのだろうか…。

 

 

いかがだったでしょうか?

月やニアは名言が多いですね。最後が近づくにつれて、二人だけのやり取りが増えるので。

 

ちなみに、私の好きなキャラはニアです。

月でさえ認める、手段を選ばない策士なので(但し、きちんとLの意思を継いだうえで、策をうちます)。

 

ドラマ版の設定では、月は普通の高校生とか。

何故?

 

 

※公式の第13巻でのお話を少し。

13巻では各キャラクターのパラメーターがレーダーグラフで示されています。

知識、行動力、精神力、発想力、社交性、+α

どのステータスがどの程度あるのか一目でわかるグラフなのですが、各キャラクターごとに+αが異なります。

 

つまり他の項目は各キャラごとに比較可能なのですが、αの部分は個別に与えられているので、比較できません。

αは個々のキャラを一言で表せるパラメーターになっています。

中々面白いので、少しだけ紹介しておきます。

 

夜神月 「演技」  納得のステータス

・L 「甘党」 確かに色々食ってたな(笑) しかも知識よりも高い

・メロ 「劣等感」 なんじゃそりゃ! そんなに卑屈だったっけ?

・ニア 「生活力」 グラフ上ではほぼ0です(笑)

高田清美 「女王」 これまた納得!

夜神粧裕 「巻き込まれ」 いや、ほんととばっちりだよ!

・夜神幸子 「主婦」 なんとLの知識よりも高い!!

・葉鳥新義 「離反」 って、なんだよ。

ジェバンニ 「贋作」 ぶっちゃけデスノートの一般人で一番凄いのはこいつ。 こいつがいなかったら成り立たない。

 

全てを紹介することはしません。

興味のある方は、13巻読んでみてください。

奥が深いですよ、デスノート