狼の悲劇 本当は「〇〇しないといけない」昔話
どんもっす。
昔話シリーズその➉
昔話の狼が実在したら、たぶんこんな感じ
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俺は狼。
昔話ではよく悪者扱いされているが、極めて心外だ。
俺は被害者だ。
断言できる。
今日はそのあたり、話していこうと思う。
まず、三匹の子豚。
木の家は言うまでもないが、藁の家を吹き飛ばすのも物凄い肺活量が必要だ。
ちょっとやそっとでは吹き飛ばない。
この日のために、インターバルトレーニングを重ねてきた俺でも音を上げてしまう代物だ。
さらに頑張って吹き飛ばしたとして、その後にさらなる試練が待ち受けている…。
そう…。
丸飲みだよ…
子豚一匹を…
考えてみてほしい。
いくら子豚一匹とはいえ、丸飲みするのがどれだけ大変かを。
子豚なんて丸飲みしても美味しいものじゃない。
俺だって普通に丸焼き(漫画によく出てくるアレ)にして、美味しく頂きたいところなのに…。
丸飲みって…。
でも、ストーリー上そうなっているのだから仕方がない。
この日のために、ロールケーキを子豚に見立てて、ひたすら丸飲みする日々を送ってきた。
そしてついに当日を迎えた。
とりあえず藁の家を吹き飛ばす。
藁とはいえ、家を作っているのだから総量はとんでもない。
体中の酸素を使いすぎて頭がフラフラしている。
もうこの時点で、もはや子豚なんてどうでもよく、このまま家に帰って寝転がりたいくらいだ。
…しかし、それではストーリーが1mmたりとも進まない。
気も進まないが、目の前で怯えている子豚を丸飲みすることにする。
…やはり喉に引っかかる。
顎に至っては半分外れている。
それでも、丸飲みしないといけない都合上、丸飲みせざるを得ない。
…なんやかんやで丸飲みできた。
まずい。
のどごしなんて最悪だ。
のどごし生!って、そりゃー生だよ。
なまもの丸飲みしたもの。
ちなみに、丸飲みしたせいで、子豚は生きている。
俺の腹の中で。
踊っている。
踊り狂っている。
おかげで気分は最悪だ。
吐き出そうにも、喉につかえて吐き出せない。
仕方なく、全てを忘れて寝ようとするも、腹が気色悪くて眠れない。
吐き出そうにも吐き出せない。
この気持ち悪さが伝わるだろうか…
くっそ…なんで俺がこんな目に…
俺に残された道はただ一つ、全てのストーリーを進めて解放されるしかない。
ということで、二匹目、木の家の前に来た。
うぐぅ…
ただでさえ腹が気持ち悪いのに、思いっきり息を吐かねばならないとは…。
ふごごごごごおおおおおお!!!
涎と胃液まみれになりながらも、何とか木の家を吹き飛ばすことができた。
半分鼻水も垂れている…。
それにしても気持ち悪い…。
腹の中の子豚は暴れるし、息を吐きすぎて、頭はガンガンするし…。
さらに、この上、子豚をもう一匹丸飲みしなければならない。
ゆっくりと味わうこともなく…。
これが地獄でなくて、なんなんだ…。
くっそ…なんで俺がこんな目に…。
あ…あぐぐぐぐぐぅ…
おごおごおおおおおお…
何とか子豚をもう一匹丸飲みすることができたが…。
気分は最悪だ。
さっき、一匹目を丸飲みした後も、気分は最悪といったが、ありゃ嘘だ。
今のほうがよっぽど最悪だ。
こんな短時間で最悪を更新してしまうとは。
ちなみに腹の中の子豚は二匹とも生きている。
生きて、腹の中で踊り狂っている。
間違いない…。
あいつら、俺の腹の中でオクラホマミキサー踊ってやがる。
あまりにも鬱陶しいので、腹パンしてみる…
おごぉ!!
い、いてえ…痛すぎる。
腹が気色悪い…。
おまけに吐き出すこともできやしねえ。
このまま二匹の子豚を消化するまで粘ってみるか?
いや、丸飲みした子豚二匹を消化するなんて、何日かかるか分かったもんじゃない。
これはやはりストーリーをとっとと進めて、熱湯でグラグラ茹でられて、二匹の子豚を吐き出して、助けてもらうしかない!
そうと決まれば、早くレンガの家へ…
…ようやくたどり着いた…
7回くらい吐きそうになって、15回くらい死にかけた…
…ようやく解放される…この地獄から…
さて、目の前のレンガの家だが、吹き飛ばすこともできなければ、吹き飛ばす必要もないので、適当に吹いて終わりだ。
はい、ふーふーと。
はい、オッケー。
中で3匹目の子豚が、え?それで終わり?みたいな顔しているが、気にしている余裕はない。
あとはわざとらしく大きな声で、「かくなる上は、煙突から入るぞー!」と中の豚野郎に伝えて、窯ゆでの刑にしてもらえば、ハッピーエンドだ!
適当な梯子を使って、煙突まで上がる…
うぐうぅ…
死ぬほど気持ち悪いし、死ぬほどキツイ…
は、早く窯茹での刑にして、この地獄から解放してくれ…
煙突の中を覗き込むと、いい具合にグツグツと煮えている。
よしっ!
飛び込む!
ボチャーン!!
あじゃじゃじゃじゃじゃ~!
「二匹の子豚を吐き出すから、助けてくれ~」
!!!
事ここに至って、俺は物凄い事実に気づいてしまった!
そう、最後の最後は、自分で二匹の子豚を吐き出さなければいけないのである。
しまった…
猟師に腹搔っ捌いてもらえるのは赤ずきんだった…
子豚一匹でさえ吐き出せないのに、二匹も吐き出せるわけねーだろ。
とはいえ、吐き出さないと、この地獄は延々と続く…。
かくなる上は…最終手段!
おおおう~~~!!!
ドンっ!!
ふう、スッキリ!
何とか二匹吐き出すことができた。
何とか豚野郎に許してもらって、うれし涙をながら山に帰ることができた。
いかがだろうか?
俺の苦労がおわかりいただけただろうか?
さて、本題はここからだ。
赤ずきんである。
子豚はまだ円筒形の形をしているので、何とかなった。
赤ずきんとばーさんは、人型だ。
ストーリー上、それを丸飲みしなければならない。
まずこれを見てほしい。
いかがだろうか?
そう、俺とばーさんの体格がほとんど同じだということだ。
いくら体積保存の法則がこの世界に存在しないとはいえ、これは非常にまずい。
自分と同じ体積の物体を丸飲みできるわけがないからだ。
昔話の挿絵では丸飲みした後、俺の腹がぷくーと膨れ上がっている描写がなされているが、あんなものでは済まない。
そもそもあんなに胃袋が膨れるわけがない。
どう考えても不可能なミッションである。
それも二人て…。
しかし、俺には秘策があった。
そう、ばーさんを丸飲みして、俺の体の隅々までばーさんを行き渡らせるのである。
どういうことか?
ばーさんを足から丸飲みしていく。
そうして、ばーさんの左足が俺の左足と同じ位置にくるまで飲み込むのである。
同じ要領で、ばーさんの右足は俺の右あし、ばーさんの右手は俺の右手…という風にして、ばーさんを俺の体の隅々まで行き渡らせる。
もちろん生きたままで。
着ぐるみを着たような状態と言えば、分かりやすいだろうか?
さて、いよいよ実践である。
……………
なんとかばーさんを生きたまま丸飲みすることができた。
ばーさんのケツが思いの外大きくて、喉を通らないかと思ったが、何とかなった。
今、ばーさんは俺の体の隅々まで行き渡っている。
しかも生きたままで。
苦しいなんてもんじゃない。
生き地獄である。
もちろん、俺が。
さっきも言ったが、俺とばーさんの体格はほぼ互角。
すなわち、俺の口を開けたら、ばーさんの顔がこんにちはしている。
恐竜の着ぐるみと言えば、ご理解いただけるだろうか?
恐竜の着ぐるみを着た人の顔が、恐竜の口部分から見ることができるが、あの状態である。
ばーさんは当然生きている。
さっきも言ったが、ばーさんの体が俺の体の隅々まで行き渡っている。
ばーさんの意識もある。
これがどういうことがおわかりいただけるだろうか?
すなわち、ばーさんが右手を動かしたら俺の右手が、左手を動かしたら俺の左手が動いてしまう。
さらに、俺はばーさんを丸飲みしてしまったことで、呼吸が非常にしづらい。
なんせ、口を開けたらばーさんこんにちは、である。
…いかん!
酸素が足りず、意識が朦朧としてきた…。
このままでは、ばーさんに俺の体を乗っ取られてしまう。
かと言って、ばーさんを吐き出すわけにはいかない。
っつーか、吐き出せるわけがない。
自分と同じ体積の物体を、飲み込むことはできても、吐き出せるなんてできやしない。
俺に残された道はただ一つ、ストーリーを進めて、猟師に腹を搔っ捌いてもらって、助けてもらう以外にはない。
とはいえ、この後のストーリーをどう進めろというのか…。
今の俺は体中にばーさんがみっちりと詰まっている。
口を開けたらばーさんチラリ…である。
もはや米一粒すら飲み込むことはできない。
ましてや人型の赤ずきんなんて不可能である。
くっそ…なんで俺がこんな目に…
さっきからばーさんが口の中で、呪いの言葉のようなものを呟いている…
呪いの言葉を呟きたいのはこっちだっつーの。
何が悲しくてばーさんに体を乗っ取られにゃならんのだ。
前世でどんな悪行積んだんだ?
…待てよ?
ばーさんか…
ピーンときた!
赤ずきんをばーさんに丸飲みさせれば、いいのでは?
ばーさんは、俺のように何かを丸飲みしているわけではないので、体の中にまだ空きがある。
俺がやったみたいに、ばーさんに赤ずきんを丸飲みさせ、ばーさんの体に赤ずきんを隅々まで行き渡らせる。
そうすれば、いけるのでは?
………いけた。
上手いこといった。
俺の体の隅々までばーさんが行き渡り、ばーさんの体の隅々まで赤ずきんが行き渡っている。
さながらマトリョーシカだ。
当然赤ずきんも生きている。
ばーさんが口を開けたら、赤ずきんこんにちは、である。
赤ずきんの意識もある。
赤ずきんが右手を動かしたら、ばーさんの右手も動く。
さらに、ばーさんは赤ずきんを丸飲みしたことによって、やはり呼吸がしづらいらしく、虫の息だ。
どうやら、ばーさんも体を乗っ取られる恐怖を味わっているらしい。
くっくっく…。
俺が味わった恐怖を、お前も味わうがよい。
って言ってる場合じゃねえ!
俺はさらにきつい。
体積自体は何ら変わってないが、赤ずきん分重量が増えている。
その分負担も大きい。
というか、赤ずきんが動いたら、ばーさんも動くので、必然的に俺の体も動いてしまう。
もはや俺の意識は限界に近い。
赤ずきんに乗っ取られたばーさんに俺の体が乗っ取られてしまう…
そんなくだらないことを考えながら、俺の意識は闇の中に落ちていった…。
はっ!
目を覚ますと、俺の腹が何やら縫われていた。
どうやら、猟師が間に合って、俺の腹を搔っ捌いて、赤ずきんとばーさんを助けて、代わりに石を詰めて、縫って終わりというところまでストーリーが進んだらしい。
なんという、天国だ!
人間二人丸飲みしたことに比べたら、石が腹に詰まっているなんて、なんでもない。
そのうち消化してしまうし。
涙が出るほど嬉しい。
とりあえず、猟師にお礼を言う。
猟師も、
「いや、え? なんで感謝してんの?」
みたいな顔していたが、気にしない。
あとは山に帰って、自分の寝床でぐっすりだ。
いかがだろうか?
これでも俺は悪役か?
それとも被害者か?
あとは、君たちの判断にゆだねる。
人間謝れなくなったら終わりです
どんもっす。
今世間を騒がせている堀江貴文さんと、とある餃子店とのやり取りと、その後の堀江さんの言い分を見て、思ったこと。
以下、事の発端を引用します。
かねて過剰な自粛に反対し、マスク着用ルールにも疑問を呈している堀江氏は22日にフェイスブックで、広島県の飲食店を訪れた際に同行者の1人がマスクを着用していなかったことで入店を断られたとの出来事をつづり、「マジやばいコロナ脳」と批判。
これに対し店側は23日にブログで「今回店頭に表示の通り“マスク未着用の方お断り”にゴネて声を荒げた悪質クレーマーの入店を防いだら影響力のある有名人でした」とし、「煽られた信者達にイタ電、Googleマップに悪質な書込み等の営業妨害されました」と訴え、当時の堀江氏の振る舞いや、店員とのやり取りなどを記して反論した。
堀江氏は25日、ツイッターを更新し、店側の主張に「終始穏やかな口調で、俺マスクしながら丁寧に話してたよ。そして失礼な対応で追い出されたよ。ひどい店だな。害悪でしかない」と反論。「従う前提でどこまでの着用ルールかを穏やかな口調で店員さんとお話ししてただけですが、いつのまにか声を荒げたクレーマーみたいに言われて心外」とつづった。
引用:日刊スポーツ
また、堀江さんのFacebookから堀江さんの発言を引用させていただきます。
「○○(地名、伏せ字は編集部)の数字から始まる名前の某餃子店」に3人で訪れた際、1人がマスクを着用しておらず、店のスタッフからマスクをしていないと入店できない旨を告げられた。堀江氏は「食べてる時以外ずっと着けないとダメなんですか?」と尋ねると、「ウチはマスクしてないと入店できないんです」の一点張りで埒(らち)が明かなかった
これね~。
堀江さんとお店のやり取りは当事者だけしかわからないから、どちらが悪いとかは判断できないんですよ。
終始おだやかな口調だったとか確かめようがないし、そんなもん相手が高圧的に感じたのであれば、そんな主張は何の意味もないし。
従う前提でルールを聞いた、なんていう主張は、相手に伝わってなければ何の意味もない、後付けもいいところの言い訳だし。
やり取り見る限りでは、お互いがお互いを思いやる気持ちがもう少しあれば、ここまでの事件には発展しなかったであろうということ。
ただ、堀江さんの行動とその後のtwitterでの発言などを見ると、さすがに堀江さんの行動は思慮に欠けていて、著名人として取るべき行動ではなかったな~とは思いました。
どちらが正しかったとかは当事者しかわかりませんが、堀江さんの発言と行動から、堀江さんがどうすべきだったのかを考えることは可能です。
堀江さんはどうすべきだったのか?
私の考えを述べておきます。
まずは同行者にマスク購入&着用を勧めるべきだった
まず、最初にマスク着用していない人がいる場合入店できない旨を伝えられた時点で、友人にマスク購入&着用を勧めるべきでしょう。
というか、一般的な常識を持ち合わせている良識ある大人であれば、そういう行動にでてしかるべきです。
そこを食い下がって、どこまでマスクしていればいいのか?なんて聞いてきたら、クレーマー認定されるに決まっています。
堀江さんは頭がいい人なので、そこの辺は当然予測できたはずです。
ここで大人になって、
「マスク買って出直してきます」
とでも言って、再度来店した時に
「ちなみに、マスクは食べるとき以外は外したらだめですか? 食べ終わった後、談笑するときはつけていないとダメでしょうか?」
といった感じで聞いたら、お店側も邪険に扱うことはなかったでしょう。
ちなみに堀江さんは、マスクすること前提で質問した、と言ってましたが、そんなことを後から言われても、当事者同士で伝わらなければ意味がありません。
〇〇のつもりだった、〇〇前提だった、何てのは完全に後付けの言い訳もいいところです。
これは完全に順序が逆です。
まずはマスク着用➡ルールの確認&質問の流れを取るべきでした。
そもそもルールを確認するのもおかしくありませんか?
今、コロナウィルス対策で、ほとんどの店でマスク着用で入店、入店時はアルコール消毒、密になる時間を避けて入店をお願いする…といった対策が取られています。
この件の餃子店だけが特別厳しいルールを敷いているわけではありません。
これははっきり言えば、小学生ですら理解していることです。
堀江さん自身も毎日外食と言っており、コロナ騒動以降、マスク着用を義務付けている店で食べるのが初めてだったというわけではないでしょう。
であれば、常識の範囲内でどのタイミングでマスク外したらいいのか、どのタイミングでつけていればいいのかなんて、学習しているはず。
全く分からなかった、ということであれば、堀江さんの学習能力は恐ろしいレベルで欠如していると言わなければなりません。
Facebookに店が特定できるレベルでの書き込みは悪意があると思われても仕方がない
これは悪意があると思われても仕方がないでしょう。
このせいで、2020/10/06現在、件の餃子店は、嫌がらせの電話などが続いて、精神的に参ってしまい、休業に至っています。
これは件の餃子店がわざわざブログで反論したから…といったことも理由として挙げられそうですが、いずれにしても堀江さんがFacebookで記載しなければ、お店側もブログで反論するようなことはなかったでしょう。
堀江さん自身は店を特定できるようには記載していないという旨の発言をtwitterでされてますが、「尾道の数字で始まる某餃子店」と書いたら、特定されてもおかしくありません。
仮に特定されるつもりがなかったとしたら、なぜそのような書き方をしたのでしょうか?
某餃子店だけで良くないですか?
「尾道の数字で始まる」って必要でしょうか?
これは、本人から「そんなの考えて記載するわけねーだろボケ」とかいう反論が返ってきそうですが、堀江さんってそんな普段から何も考えずに文章書くんですかね?
それはそれで危険な気がします…。
信者が電凸するのは十分に予測できたし、予測すべき
堀江さんがFacebookに特定できる形で記載したので、善悪の区別もつかない暇を持て余した頭の悪い方々がお店への嫌がらせをしている模様。
そのことについて、堀江さんは「仮に自分とは無関係の有名人が酷い対応をされた飲食店に対して普通嫌がらせとかしないでしょ?みんなしたことありますか?」とtwitterで反論していますが、もし心の底から本当にそう思っているのであれば、あまりにも発想力が貧困であると言わざるを得ません。
というか、この人の立ち位置であれば、自分の発言がどの程度世間に影響を与えるのかを理解しておくべきであると思います。
これは今現在小学校や中学校でネットリテラシー、ネットモラルとして学ぶことです。
これが理解できないというのであれば、一昔前のエクセルやパワーポイント使えないおじさんと同じ立ち位置にいると思われても仕方がありません。
というか、この人IT企業の創始者で、今現在も最先端の事にチャレンジしているのに、この程度のことも想定できないとか、かなり危険だと思います。
「おまえらの常識を俺に押し付けるなボケ」とかいう反論が返ってきそうですが、いやいや、世間で生きるってのはそういうことですから。
自分自身の常識でしか生きられないのであれば、ぜひとも引きこもっていていただきたい。
ちなみに、堀江さんのFacebookの情報を真に受けて、いたずら電話などをしている方々は、ここで語る価値もないくらいのミジンコ以下の存在です。
※比較されたミジンコが可哀そうですね、失礼しました。
人間謝れなくなってしまったら終わり
で、今回の件で私が思った結論がこちら。
謝れなくなったら人間終わりだよね、ってこと。
この件で、終始堀江さんは自分自身は悪くないという旨の発言をされています。
裁判起こされても何の問題もない、という旨の発言もされています。
そう、堀江さん自身は法に抵触するようなことは一切していないんですよ、これが。
堀江さんは頭が良いから、どういう行動が法律に触れて、どう行動すれば自分の手を汚さずに相手に報復を加えることができるかというのを知っているんです。
堀江さん自身は「おれが一言でも餃子屋にクレーム入れろと、けしかけたか? 俺は一言「腹減った」と締めただけだぞ。。」というふうに否定しています。
そして上にも書きましたけど、「仮に自分とは無関係の有名人が酷い対応をされた飲食店に対して普通嫌がらせとかしないでしょ?みんなしたことありますか?」というふうに非常に上手な反論をされています。
これ、「そんなことは予想できたはずだろ!」という批判に対して、その人たちの良心に訴える反論をしているんですよ。
「いや、でも君たちはしないでしょ? したことないでしょ? あるんだとしたら、君は、今イタ電している奴らと同じ穴の貉だろ?」
って言ってるようなもんです。
しないにしても、予想できたはずという批判にも上手く反論しています。
「それは君の性格が歪んでいるからだ」と。
この人の立ち位置で、さすがにこういう反論は卑怯と言わざるを得ないでしょう。
つまり、そういう発想すること自体卑しいことで、俺を批判している奴らも同じだろ?俺はそんなこと微塵も考えなかったぞ、ということです。
というか、本当に微塵も考えつかなかった、そんな行動に出る人たちがいるとは思わなかったというのであれば、この人どんだけ聖人君子なんだ?
今まで生きてきて、人間の底知れない悪意や憎悪といったものに触れたことがないんでしょうか?
皆兄弟仲良しこよし~みたいな世界でずっと生きてきたってことでしょうかね?
さらに、「論理の飛躍」とも発言されてます。
頭の良い人にこんなこと言われたら、もう誰にも批判できないですもん。
私、この論理の飛躍って言葉が大嫌いで、少なくとも(全然少なくないけど)そう感じる人がいたってことは、当然予測できたことなので、そのことについては何等か対策を講じるべきだったと思います。
で、堀江さん自身は再三再四、「俺が悪くないのは明白」といった旨の発言をされていますが、これはあくまで法律上での話。
私、法律や条例に触れてなかったから俺は悪くない、表現の自由という言葉を盾にして何してもOK、といった考えを持っている方々が許せません。
法律も憲法も、完璧ではありません。
それを作った人間が完璧じゃないから。
だから、法律や憲法が守ってくれない場合も多々ある。
だから、今はこんな世の中だからこそ、相手を少しでも思いやる気持ちを持つべきではないのかな~と。
堀江さんの今現在の態度を見ていると、余りにも傲慢で、思慮に欠けていると言わざるを得ません。
もちろん堀江さん自身は訴えられても痛くも痒くもない。
これで色んな人に嫌われたとしても、企業などからいくらでも仕事のオファーがあるくらい力がある。
だからこそ、もう少し、ほんの少しでいいから、相手を思いやる気持ちを持ってほしいと思いました。
堀江さんが一言謝罪すれば済む話。
もちろん、堀江さんは非常にプライドの高い方なので、法律に触れてない限り謝るということは死んでもできないと思いますが。
年を取るにつれて、謝るの、難しくなっていきますけどね…。
近所の困った60歳を見ているとそう思います。
人間、謝れなくなったら終わりです。
新型コロナウィルスに対する現金給付の対象の賛否
どんもっす。
新型コロナウィルスが世間を騒がしています。
著名な方もご逝去され、一刻も早い収束を願うばかりです。
さて、この度日本政府が打ち出した、日本式の新型コロナウィルスの及ぼした影響への経済対策について考えてみましょう。
政府は以下のような案を打ち出してきました👇
「消費税5%減税分に相当する10兆円を上回る給付措置」を打ち出し、「現金給付・助成金支給を中心に、クーポン・ポイント発行なども組み合わせる」としている。現金給付の対象を、「日常生活に支障をきたしている世帯・個人」としている。
額はおいといて、とりあえず現金給付の対象を絞るということ。
「日常生活に支障をきたしている世帯・個人」
別の記事では
「コロナウィルスで収入減になった人」
とのこと。
この現金給付の対象を絞ったこと、皆さんどう思います?
私は、凄い知恵を絞ったなぁという印象です。
確かにアメリカなどに比べるとスピード感に劣る気はしますが、その政策は負けてないと思っています。
では、なぜ現金給付の対象を絞ったのか?
答えは簡単。
配る対象にしたくない人たちがいるからです。
どういった方々でしょうか?
ぱっと思いつくところで、年金暮らしの高齢者、公務員、生活保護を受けている人、高所得者…などなど。
①年金暮らしの高齢者に配りたくない理由
私はこれが最も大きな理由だと思っています。
日本は65歳以上の高齢者が全人口の30%近くを占めています。
そのほとんどが年金で暮らしている方々です。
中には、オレオレ詐欺に引っかかって即座に〇百万円~数千万円用意できるような方々もいらっしゃいます。
そんな世代に現金配って、経済が回ると思いますか?
答えはNO!です。
大半が貯蓄に回るのがオチです。
この、高齢者の割合が10%以下とかだったら、まだ可能性あったかもしれません。
でも、およそ1/3近くを占めているんですよ?
私が担当者としても配りたいとは決して思いません。
中には
「年金暮らしでも苦しい生活をしている人もいる」
とか反論してきそうな人がいそうですけど…
うーん…
でも、それ、コロナ関係ないですよね?
コロナ関係あるなら、配られるからいいんじゃないですか?
②公務員や生活保護を受けている人々
これは①に比べれば全然理由としては弱いとは思いますが、コロナの前後で収入が変わらず、安定しています(税収が落ちるので厳密には変わるかもしれませんが…)。
経済回してくれるかもしれませんが、とにかく配る理由が弱いです。
それこそバラマキと同じです。
ということで、政府としては、高齢者や公務員、生活保護を受けている人には配りません!
とは死んでも言えません。
だって、票が減るもの。
特に高齢者。
なので、絞ったふりして、配る対象にしたくない人たちをなだめつつ、線引きしたのだと思っています。
というか、割とマジで高齢者に金配りだしたら、コロナウィルスが収束しても、日本という国自体が終わってしまいます。
将来の子供たちに負担を押し付ける…というのは何としても避けたかったのでしょう。
企業には手厚い保護を約束している
そうは言っても、トヨタですら減産が決定しており、色んな企業がそのうち減収に陥るのは目に見えています。
しかし、そこは政府はしっかりと対応することを明言しています。
即ち、各企業に勤める人々は、政府から金をもらうのではなく、企業から守ってもらうという考えかたです。
その企業は政府が支援するから…という図式。
これは私はかなり納得できるものでした。
自営業や飲食店など、直接的な被害を受けている業種の方々は、政府から現金でて、間接的に影響が出てきそうな企業は政府が支援をするという形です。
そもそも支出減ったでしょ?
とはいえ、ネット上のコメント欄などは
「一律現金給付しろ! そうしないと意味ない!!」
って怒っていらっしゃる方々ばかり。
気持ちはわかるんですけどねw
怒ってるってことは、自分はもらえないって分かっているからなんですよね。
何でもらえないの?
理由は簡単。
収入が減ってないからです。
というか、不要不急の外出が減っているので、むしろ支出減っているでしょ、皆さん。
収入は変わらず、支出が減って、貯金額増えているのでは?
そうなんですよ。
今、現金に困ってない人々に現金配っても何ら意味がないんです。
消費できる場所が限られているから。
とにかく外出すら自粛しろ!という要請がある都道府県すらある状況です。
お金を消費する場所、ほとんどなくないですか?
私は目に見えて支出が減りました。
騒ぎが収束した時に、一斉に使うから必要だって?
いや、そのお金は今使ってないから、そのときまでに貯まるはずでしょ。
もちろん、その貯金はコロナウィルスが収束した時に使ってくれると信じていますが。
で、一番の問題はこのコロナウイルスがいつ収束するのか全く見当がつかない…というところにあるんですよね、これが。
このコロナ関連で無給に陥った人、いつ現金収入があるのか、いつ今まで通りの生活に戻れるのか、本当に不安な日々を過ごされているのだと思います。
一律10万円配るのではなく、そういう方々に大きくドカンと給付する、決して間違ってないと思います。
そういう方々は、10万もらったところで、収束まで持つかどうかがわからないからです。
もう一度、収入減に陥った世帯には給付すると政府は通達しています。
また、企業そのものにも支援をするという旨も明言されています。
直接的な給付を受けるのは、観光業や飲食店関連などなど…とされていますが、これらの方々が受ける権利があるのも当然です。
政府自らが「行くな!」と禁止しているからです。
ので、この対策は決して間違っているものではないと私は思っています。
最後に、今回のコロナウイルスに罹患され、命を落とされた方々のご冥福をお祈りいたします。
ジョジョ:ワールドとキングクリムゾンのどちらが強いか考えてみた
相手の能力知らんけど、自分の能力発動したら勝てる自信がある(というかこういうスタンドバトルは先に能力ぶつけたもの勝ち)ので、開始早々どちらも能力を発動することになる
ワールド発動後にキンクリを後出しはできない(逆は可能)なので、キンクリは
何が何でも先に出そうとする(先にワールドされたら負け確なので)。
ハンター×ハンター ピトーとネテロどっちが強いか考えてみた
どんもっす。
久しぶりにハンターハンター読んだら、やっぱり面白いですね!
皆さんは何編が好きですか?
私はGI編が、ゲームっぽくて、冨樫節がよく出てて、好きです。
で、蟻編読んでて、思ったというか考えたこと。
ネテロとピトーがガチで戦った場合(薔薇や死後の念は考えない)、どちらが強いのか?
ということです。
実は私はリアルタイムで読んでいた時はピトーの方が全然強いと思っていたんですよ。
で、ネットの評判見たら、どうやらネテロ優勢の模様。
あれ?
そんなにネテロ強かったっけ?
と思って読みなおしましたけど、やはり私の感想は変わりませんでした。
戦ったら、ピトーの方が強い(少なくともネテロは相打ちにしかもっていけない)と私は思います。
これは、実際に二人はガチで戦っていないし、冨樫さんも特に言及されてないので、答えは出ません。
なので、私が読んで考えた結果ですので、間違ってるとか言われても知りません。
ピトーの恐るべき強さ
ピトーに限らずですが、護衛軍(ピトー、プフ、ユピー)とメルエムは圧倒的な強さで描写されています。
正攻法でこの4匹に一対一で勝てた人間はおらず、唯一ゴンが全てと引き換えにピトーに勝利しています(ゴンのその後を考えると単純な勝利とはいいがたいですが…)。
メルエムも、ネテロの薔薇自爆により倒せただけで、ネテロの渾身の一撃をもってしてもメルエムを弱らせることさえできませんでした。
で、ネフェルピトーですが、生まれたばかりで、念のこともまだそこまで理解していない状態(ドクタープライスもまだ作ってない)で、カイトに
「化け物だ…」
「なんてことだ 信じられん」
とまで言わせてます。
これ、まだ生まれた直後だということをカイトが知ってしまったら、カイトは発狂してたかもしれません。
カイトはピトーには勝てないことを瞬時に悟って、一緒にいたキルアとゴンに逃げるように指示します。
生まれた直後でさえ、ピトーたちはシングルハンターよりもはるかに強い状態だったということです。
ネテロの「あいつ ワシより強くねー?」セリフはおちゃらけていたのか?
その後、ネテロがピトーを見て、言ったセリフ。
「あいつ ワシより強くねー?」
これが議論の争点にもなってます。
ピトー強い派は額面通り受け取って、ピトーの方が強いと主張しています。
ネテロ強い派は、ふざけて言っている、本気で言っていない、余裕がみられるとする説。
これは、(ネテロ強い派に都合が良いので)このセリフだけ抜き出すからおかしなことになるんです。
このセリフの直前にネテロは顔に汗をかきながら
「…うーむ まずいのォ」
と言っています。
全然冗談ではなく、本気で言っているのがわかります。
即ち、この時点(ネテロが勘を取り戻す前)ではネテロよりもピトーの方が強いということをネテロ自身も認めているということになります。
※このセリフを本気で言ってないとか言い出したら、もうすべてが成り立たないので、そんなアホみたいな苦情は受け付けません。
なお、このセリフが本気である証拠に、
「できれば(闘うのは)御免こうむりたい」
と言っていますし、勘を取り戻した後ですら
「…この任務…果たせぬかもな… 誰かを犠牲にしない限り…」
と言っています。
この誰かとは、戦力として数えてないキルアやゴンはもちろん、シュートやナックルも入っていないでしょう。
自分本人か、ノブかモラウか…
いずれにしろ、敵軍の主力と戦うであろうキャラの死を予感しています。
それでも(誰かを犠牲にしないといけないとしても)悲壮感が漂っていないのが、ネテロのキャラたるゆえんであり、上述の冗談めかして言ってる部分も、本気でピトーが強いと思っていることの裏付けになります。
その時点でピトーはどの程度ネテロよりも強かったのか?
ここで重要になってくるのが、モラウのセリフ。
・相手の能力がどんなものかわからないのが普通
・一見したオーラの総量が多い少ないなんて気休めにもならない
・勝敗はたゆってて当たり前
・ほんの一瞬のゆるみ、怯みが一発逆転の致命傷になる
念能力者同士の戦いで、どっちが強い弱いとか、勝ち目とか言っても仕方ないということを言っています。
旅団の団長も、圧倒的な戦闘力を誇るウヴォーギンも操作系や具現化系と闘うと負ける可能性があると言及しています。
即ち、念能力者同士の戦いで強い弱いを語っても意味がなく、相性や誓約などを考えると、少々のオーラの量など関係ない、ということです。
それを踏まえたうえでの、ネテロの上記のセリフ。
即ち、この時点では相性や能力ではその差を埋めることができないほど、ピトーの方が強いということが推測されます。
勝負事は何でもそうですが、ある程度の実力差は作戦などでひっくり返すことができますが、それも限界があります。
圧倒的な力の差がある場合はどうしようもないんです。
この、モラウ➡ネテロのセリフによって、蟻たちの方がどうしようもないくらい遥かに強い(オーラの総量が多い)ということを読者に突き付けています。
冨樫さんは、もともと敵側の強さのインフレを起こすのが好きで、幽遊白書でもそれは見て取れます。
戸愚呂(弟)がB級上位の妖怪であり、魔界にはA級やS級がうじゃうじゃいて、そいつらは一匹たりとも人間界に入れるわけにはいかない、という発言をコエンマがしたときに、幽助が汗をかきながら驚いています。
その後、味方側のインフレを起こすことによって実力を伯仲させてますが、それでも最終的には敵側(もしくは第三者)の方が強いまま終わっています。
ハンターハンターも同じ感じで描かれていて、敵側が圧倒的な強さを持っており、ここまでは完全に自軍の方が弱く、どうやってこんな奴ら倒すんだ?という不安を読者がもつように描かれています。
くしくも、蟻編はゴンさんのインフレを除けば、味方軍は全く歯が立ちませんでしたが…
最終戦の段階ではどちらが上か?
これもやはりピトーであると私は思っています。
なぜなら、蟻たちは圧倒的な守備力を誇っているので、ネテロの攻撃では倒せないと踏んでいるからです(百式の零でも怪しい)。
ピトーの守備力も相当高く、王が殺す気でしっぽで殴りましたが、ホホから血が出るだけでした。
なお、これは王が産まれたてで、全然力がなかったとする説がありますが、ピトーもほとんど産まれたてで、その後成長しています。
ピトーの守備力があの時と同じと考える方が間違っています。
また、あの王の一撃は殺すつもりで放っているが、本気ではないとする説も見られますが、この説はもう本当に意味不明すぎます。
ネテロ強い派に都合のいいように解釈しているだけとしか思えません。
普通に読んでいたら、あの王が殺す気で殴った場合、それは本気であると推測できます。
殺す気なのに手加減する理由がないからです。
あの王の性格上、殺す気なのに手加減するとは思えません。
なお、ネテロと王が戦う直前にプフとユピーも同様に殴られていますが、やはり二人とも顔から血が出る程度でした。
ユピーはともかく、護衛軍の中で最も早く生まれたピトーがプフよりも弱いとは考えにくいです。
したがって、ネテロと戦う直前の王の攻撃でも、ピトーは同様に耐えることができたと考えられます。
さらに、ドラゴンダイブから降りてきたとき、ネテロはピトーを吹っ飛ばすために念で吹っ飛ばしていますが、ピトーは無傷です。
もちろんこれから王と戦闘するために、温存した攻撃であったとしても、無傷であるということは揺るがない事実です。
以上のことから、ピトーの守備力を前に、ネテロの攻撃が有効な手段にはならないと考えられます。
ゴンさんのほうが強くて何の問題もない
ネテロのほうが強い派が、もう一つ認められないのが、ピトー>ネテロとした場合、ゴンさん>ネテロとなってしまうので、ダメだとする説。
うーん。
別にゴンさんのほうがネテロよりも強くても何の問題もないですよね?
ゴンさんのほうが強いと困る派は、ゴンが、ピトーを倒せる年齢まで強制的に成長しただけ(年取っただけだから、最強のネテロを超えているのはおかしい)、とでも考えているのでしょうか?
残念ながら、この認識は間違いです。
確かに、ピトーが、ボクを倒せる年齢(レベル)まで成長したんだ!と分析していますが、そのあとに、天賦の才を持つものが、さらにその全てを捨て去ることによって力を得た…と描写があります。
事実、ピトー戦のあと、ゴンは念能力を失い、シワシワの体になってしまい、明日をもしれない状態になります。
この世界は、契約と誓約が大きく戦闘能力に寄与します。
年能力を覚えたばかりのクラピカがウヴォーギンを圧倒できたのも、この契約と誓約のためです。
ゴンは自分の命さえ投げ出したんですよ?
全然ネテロ全盛期よりも強くてしかるべき。
これが人間最強でなければ、そっちの方がおかしいです。
ということで、私はピトーとネテロの戦いは、ピトーに軍配が上がると思っています。
もちろん百式観音が通用するという考えもあると思いますので、色々な推測があっていいと思います。
ハンターハンター、早く再開してほしいですね!
日本終焉の日、そのときあなたは?
どんもっす。
令和元年、全くもって明るいニュースがありませんが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
さて、平成31年度に生まれる子供の推定数、皆さんはご存知でしょうか?
今のペースで行くと、86万人らしいです。
この数字をきいたときは、
あ、日本終わったな…
って思いました。
出生数が100万人をきったのが3年前の2016年度。
この時は約97万人です。
そこから年3万ペースで減って、2017年度には約94万人、2018年度は約91万人。
そして、今年度は一気に5万人減っての86万人(推定値)です。
これからも圧倒的なスピードで子供の数は減っていきます。
はっきり言いましょう。
政府などが試算している、少子高齢化の最悪のシナリオさえ、今現在からすれば最良のシナリオと言えるくらい見通しが甘いものです。
もはや出生数が50万人きるのは時間の問題で、恐らく2025年度くらいには到達してしまうでしょう。
即ち、100万人きったインパクトを引きずったまま、10年そこそこでその半分まで減ってしまうのです。
もう誰にも止められません。
親世代がいないのですから。
彼らが大人になるころには、出生数は驚くべき数字になっているでしょう。
今、保育所や小中学校の教員が足りないと世間では大騒ぎになっていますが、政府はもはやこれらの不足分を補うつもりはないでしょう。
当然です。
あと10年もしないうちに、逆に余りだすからです。
都市部と地方で、人口が偏在しており、都市部では依然として足りない状況が続くであろうことはさておき、今度は余剰人員をどうするかについて頭を悩ませないといけなくなるのは自明な分野で、人を増やすバカはいません。
もちろん、増え過ぎた保育士、小中高の教員および役所の職員などはこぞって福祉施設に回されることになるでしょう。
どうやら日本終焉の日が近づいているようです。
今までもまことしやかにささやかれていましたが、今回は割とガチだと思っております。
本当に、最後の最後、2020年の東京オリンピックのみが唯一のプラス材料で、そこでのオリンピックバブルを一時的に味わった後は、あっという間に衰退していきます。
そして、いつ日本は終了するのか?
それについては、現政治家たちが教えてくれると私は推測しています。
政治家は馬鹿ではありません。
どうすればより甘い蜜を吸えるのかを常に考えている連中です。
そんな彼らは、日本終焉の日が近いことを、数字でしっかりと把握しているはず。
そして、自分たちがギリギリ逃げ切れるところまで粘って、後のつけは下の世代に押し付けて、逃げ切ると推測しています。
ので、現在幅をきかせている政治家がこぞって退陣するときは、もうにっちもさっちもいかない状態、つまり日本終焉の日ということです。
そのとき、消費税が何倍にもなるのか?
死ぬまで働かないといけない国になっているのか?
ほとんどの人が老人介護の職についているのか?
いずれにしろ、日本が先進国から脱落するであろうことだけははっきりしています。
そのとき、我々日本人はどうするか…
沈みゆく日本と運命をともにするのか、海外に活路を見出すのか…
現在、20~30代で家族を持ち、家を購入している人間には本当に頭が下がります。
現段階で日本と運命を共にすることを選んだということです。
今後50年間にわたり、その家に住むことになると思いますが、その間に職業を数回変えないとならず、最終的には介護の仕事が待っていることは想像に難くないからです。
私は独り身で、持ち家やマンションもないので、海外逃亡も可能です。
揺れ動いています。
沈みゆく日本の最後を見てみたい気もするし、自分だけは逃げたい気もします。
あなたはどっちでしょうか?
変えるべきは高校教育ではなく、大学教育
どんもっす。
大学入試の英語民間試験で日本の英語教育が色々と批判されておりますが…。
じゃあ、どうすればいいの?って話。
私は現行の授業を知らないので、なんとも言えないのですが、読み書きに特化した授業が悪いとは到底思えません。
なぜなら、読み書きできることは、何より重要で、その後の学問は自分で広げることができるからです。
それが、逆、すなわち話す聞くだけができるとそのあとの学問を広げるのは相当困難です。
そもそも、良く聞く
「日本は中高と6年間も英語教育していながら、話せないのは教育が間違っている!」というのは本当に正しいのでしょうか?
気になったので、中高の英語の授業時間を調べてみました。
そうすると…
・中学一年…140
・中学二年…140
・中学三年…140
・高校一年…175
・高校二年…175
・高校三年…175
合計…945時間
おわかりでしょうか?
6年間で1000時間に満たないんです、英語の授業時間数。
ちなみに、これは2017年からの学習指導要領の設定値であり、2017年以前は840時間です。
予想以上に少ないと思いませんか?
これで、ネイティブと互角に話せるくらいにペラペラ話せるようになることを期待するのは酷ではありませんか?
945時間を24で割ると、約40日です。
短期留学を考えたときに、睡眠時間を除くとちょうど2か月分に相当します。
え?
って思いませんか?
たった2か月で、英語がペラペラ話せるようになった方、どの程度います?
少なくとも、半年から一年は必要でしょう。
これでは話せるようになるのは不可能というものです。
それでも、高校卒業して、大学合格する人は、海外の研究論文を読み、自分で論文を書き、なおかつ日常会話なら困らない程度の英語力はついています。
十分じゃないですか?
ペラペラ話したい人は、ペラペラ話すための教育なりなんなり自分で受ければいいというだけの話。
大学教育は大いに変える必要がある
ただ、私は大学教育は変える必要があると思っています。
さすがに最高学府の教育とは思えないからです。
私自身旧帝大に行っており、それなりの教育を受けたつもりなのですが…
はっきり言えば、私が行った大学で、心から尊敬できる教授に出会えることはありませんでした。
全然学生を育てようという気がなかったんです。
もちろん、教授は研究者であり、教育者である小中高の教師とは異なるという認識は当然持っています。
それにしても酷かった…。
特に私が所属していた研究室の教授は、学生相手にマウントを取るのが趣味みたいな人であり、わざと分かりにくい言葉を用いて学生に質問して、
「今どきの学生は、こんなことも知らんのか?」
と悦に入るようなクソみたいな教授でした。
研究の内容についても相談に行っても、有用なアドバイスは何もいただけず、院まで行く意味があるのかどうか悩んだくらいです。
個人的には、現東大学長の上野千鶴子先生のような方にご教授いただきたかった…。
英語教育も、高校の延長のような教科書教育でした。
当時、とあるワールドカップが盛り上がっていた時、日本が勝ちあがっているから休講が決まるような適当な授業でした。
多分、他の大学も似たり寄ったりでしょう。
本当に高い学費を払って受ける価値がある講義をしている大学は、ほんの一握りなのではないでしょうか。
こういうこと書くと、
「大学は自分で勉強するところ!」
と、ことの本質を何も理解していない方が反論してきそうですが、それは私も重々承知しています。
であれば、高い授業料を払わせる意味って何なんでしょう?
大学の四年間は、親元を離れる人も多く、教育段階で最もお金がかかる時期です。
高校までとは比較になりません。
そんなに高い金を払わせるのであれば、それに見合った教育を施してほしいし、自分たちで何とかしろ!っていうスタンスなのであれば、高い授業料を取るのは止めてほしい。
ということで、大学の教育は変えるべきであると私は思っています。
日本の最高学府が、世界に誇れる教育を行っているとは到底思えません。