どんもっす。
鳥取で開催された、「男女共同参画」なのに男女差があったことで話題になったフォーラムがありました。
このフォーラム、「男女平等を考えるフォーラム」なのに、参加費に男女差があり、波紋を呼んでいます(笑)。
男女で食事の料金が異なっていたためです。
レストランの料金設定に従ったため、とあるので、これは「公平」的な観点ですね。
男性と女性であれば、通常男性のほうが多く食べるので、男性からは多めにお金をとる、これが「公平」です。
食べる量にかかわらず、男女両方から同じ料金を取る、これが「平等」です。
もう一つ、例を。
Aさんは2時間働きました。Bさんは1時間働きました
Aさんにも、Bさんにも同じだけお金を支払いました ⇒ 平等
Aさんには2000円、Bさんには1000円支払いました ⇒ 公平
です。
つまり、「平等」と「公平」は意味が全然違います。
んが、世間一般では、混同して使われている気がします。
世間一般では、「男女平等」が叫ばれていますが、本当にそれでいいの?と上の記事を見て思った次第です。はい。
例えば、スポーツの世界で言えば、男女平等に扱ってしまったら、女性の活躍場面なくなりますよ?
オリンピックなんて男性だらけになってしまうし、なでしこジャパンなんてなくなってしまいますよ?
皆さんが、求めているのはこんな世界なのでしょうか?
確かにスポーツは男女差が出やすいので、上記は暴論かも知れません。
「男女差がないと思われる部分では平等にすべき」と皆さん、おっしゃりたいのでしょう。
であれば、男女平等などという言葉はなくすべきです。
なぜか?
男女間で平等な能力なんて、あり得ないから、です。
体の構造がここまで違うのに、男女平等なんて成り立ちません。
例えば、将棋。
現在まで、女性のプロ棋士はいません(現在里見女流棋士が目下奮闘中)。
別に、棋士になるには年齢制限以外の制限はありません。
女性だから、男性だからという理由で特別にハンデなどが設けられるわけではありません。
それでも女流棋士は存在しません。
理由としては
・知力的なもの ⇒ 男性と女性では、脳の使い方が異なり、将棋で必要とされる能力は男性向け
・体力的なもの ⇒ 対戦は長期間に及ぶため、体力のある男性有利
という説が有力ですが、いずれにしろ将棋は男性有利、女性不利であるのは明確です。
将棋も特殊だろ!! って?
いえいえ。
では、一般企業での働き方について、見てみましょう。
そもそも、女性は妊娠~出産という生物にとっての一大イベントを担います。
仮に、一人子供を産む場合を考えると、母体の安全を考えると大体一年くらいは第一線では働けないでしょう。
お腹が大きくなったときに、ばりばり営業活動やっている人なんて、見たことありません。
二人目を産むとなると、二年のインターバル、三人目だと三年のインターバルがあることになります。
これだけ長いインターバルがあるのに、同期の男性に負けないように仕事ができますか?
しかもこれ、大多数の女性にとって20代~40代前半ですからね。
最も成長すべきときでない?
並大抵の努力ではかないません。
そもそも体力勝負は言うまでもなく、男性有利です。
男性は多少のロスを時間でカバーできますが、女性にはそれが難しい。
効率よく仕事を進める必要がありますが、それにしたって、男性でも日々効率を上げようとしている輩は大量にいます。
つまり、「仕事に割ける時間」という観点で圧倒的に男性が有利なんです。
ちなみに、産休に入っていたのだからその分考慮してほしい、といった類の意見は「平等」に基づいた考えです。
子供産もうが産むまいが、優秀な人間は幾らでも雇うし、優秀な人間は幾らでも出世させてやる、というのが「公平」です。
また、脳の使い方という点でも女性は一般企業の仕事内容で男性と競い合うのには不向きです。
男性が飲み会を開くと、ほぼ100%仕事の話になります。
これが女性だとほぼ100%恋愛の話になるのだとか。
私の友人の女性にも聞いてみましたが、女性が集まったら、恋愛の話しかしない、といってました。
非常に優秀な方だったので、めちゃくちゃびっくりしました。
女性の皆さま、飲み会の席でさえ仕事の話をする男性に、平等に戦えそうですか?
確かに、女性の中でも仕事のことしか考えてない、恋愛なんてまっぴらだわ!!という意見の方はいらっしゃるでしょう。
でも、相当少数でしょう。少なくとも私の周囲にはいません(笑)。
そんな女性が声高に叫ぶ声に皆さん、騙されてませんかね?
しかも、日本の男性なんて、結婚していれば奥様にフルサポートしてもらっている輩が大勢いますからね。
私は、女性の社会進出を拒んでいるわけでも、何でもないです。
ただ、男性と女性では明らかに差があるのに、平等に扱っていいのか?ということを問いたいだけです。
平等に扱えば扱うほど、女性の社会進出は遅れる気がします。
もっと言えば、女性は男性と張り合うのではなく、女性が確実に勝てる分野で勝負すべき、と思います。
彼の有名なマザーテレサの名言にこんなものがあります。
「私は、なぜ男性と女性が全く同じであると考え、 男女の間の素晴らしい違いを否定する人たちがいるのか理解できません」
これ、相当奥が深いと思いませんか?
私はこの名言を見たときに、マザーテレサの見方が変わったくらいです。
マザーテレサは、男性には男性の良さが、女性には女性の良さがあるのだから、一緒くたにするのは間違っているとおっしゃっています。
私も本当にそう思います。
優秀な人材であれば男女関係なく出世できる企業は幾らでもあります。
そういった企業で、奮闘するのは間違いではないでしょう。
ですが、「ありゃー、ちょっとこの分野で男性には勝てんわ」と思ったら別の道を探す(起業したりだとか…)、自分の勝てる分野を開拓する、こういう生き方がもっとあってもいいのでは?とも思います。
男女平等の看板に騙されて、肩ひじ張って男性と競い続けるのは不幸なことです。
この世の中は、適材適所!! これが一番。