シャア専用ねこのブログ

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保険料が値上がりするけど、地震保険って入る意味あるのか?

どんもっす。

 

巨大地震の到来に向けて、地震保険料の値上げが決定しました?

www.nikkei.com

 

 値上げは早ければ2016年秋に実施する見通し。既存の契約者にも更新時に新しい料率が適用される。東京都内の主に非木造住宅の場合、保険金1000万円あたりの年間保険料は現在2万200円で、全国平均並みの値上げだと2万4000円強に上がる。

www.nikkei.com 

 

この値上げで、関東地方は地震保険料が年間2万円を超える地域が多くなるとか。

 

2015年時点で、既に50%値上がりが決まった地域もあります。

地震の危険度及び発生確率が上がっているので、値上げしてしまおうというのはなんともな話。

 

でも、ただでさえバカ高い保険料の地震保険、値上がりした後まで加入する意味ってあるんでしょうか?

ってか、どの程度役に立つんでしょうね?

 

私の考えでは、20年以上前に建てられた建築物であればともかく、ここ10年以内に建てられた物件については全く役に立たない、です。

 

なぜか?

 

戦後最も被害が甚大かつ広範囲であった、2011年の「東日本大震災を例にとってみましょう。

 

保険で支払われた額:約1兆2185億円

おお、1兆円超えか。 

なんだなんだ、結構払われてるじゃん! などと騙されてはいけません。

 

地震保険支払い件数:約74万件

んん? 

たったの74万件? 

少なすぎると思いませんか?

この数字は日本全国含めた数字です。

あれだけ広範囲にわたって影響があったのに、たったの74万件しか保険金は支払われていません。

 

理由は以下の二つが考えられると思います。

 

1.日本の建築技術が異常なまでに高い

地震が起きるたびに、日本の耐震構造の基準は見直されており、一般家屋の耐震強度は年々上がっています。

 

あの東日本大震災のとき、私は関東に住んでいました。

震度5~6の被害地に住んでいたのですが、当時家を建てたばかりの家庭では、少し揺れた、程度の揺れだったらしいです。

 

ちなみに、震源地に最も近かった福島県宮城県でさえ、地震でぶっ潰れた家はほとんどありませんでした。

私の知り合いも実家が福島にあったらしいのですが、なんともなかったとのこと。

周りで保険を適用した人を私は知りません。 

 

あの時、建造物に大打撃を与えたのは、津波」と「火災」です。

しかし、津波には保険は適用されません。

火災は火災保険があります。

じゃあ、地震保険って?? 意味ありますかね?

 

2.全額支払われることはありえない

説明不要ですが、保険料というのは全額支払われるケースはまずありません。

保険会社は何やかんやと難癖つけて、払う額を少しでも減らそうとします。

もしくは払うこと自体を拒否します。

ちなみに、地震で損壊したかどうかというのは非常に証明が難しいらしく、適用されない場合も多いとか。

 

そりゃーそうだ。

リアルタイムに家の様子撮ってたりしない限り、正確に証明するのは不可能です。

 

 

 

続いて、損害区分を見てみましょう。

 損害区分は現在、被害の大きさに応じて契約金額の100%の保険金を支払う「全損」と50%を払う「半損」、5%だけの「一部損」の3区分になっている。3日の会議では、これを4区分に増やす案が示された。半損を2つに分け、契約金額の60%を払う「大半損」と30%の「小半損」を設ける。

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契約金額1000万円に対して、全壊で100%、半壊で50%、一部損壊で5%です。

 

東日本大震災地震保険で支払われた額を実際に支払った件数で割ると、一件当たり平均160万円前後です。

これを多いと見るか、少ないと見るかは意見が分かれるところでしょうが、家が元通りにはならなさそうです。

 

この平均は、あくまで東日本大震災での平均値です。

あれだけ被害があったにも関わらず、一件当たり160万円です。

 

ちなみに、阪神大震災は平均120万円前後です。

他の被害の少なかった地震であれば、平均値はもっと下がるでしょうし、支払われた件数も少ないでしょう。

 

もちろん、中には全壊して上限額を満額いただいた家庭もあるでしょう。

でも、2006年以降に建てられた家屋で、全壊したという話は聞いたことがありません。

大体、築20年以上の物件です。

 

なので、そういう物件に住んでいる方々であれば、保険に入るのは問題ないでしょう。

でも、2006年以降に建てられた家屋に住んでらっしゃる方々は、よくよく考えて保険に入られたほうがいいです。

本当にそんなに高額な保険に入る価値や意味が地震保険にあるのかどうか。

 

多分、全壊もしくは半壊する可能性は極めて低く、仮に全壊もしくは半壊するような事態に陥ったら、それは周辺含めて日本全体がそれどころではなくなっています。

 

※築20年以上というのは、阪神大震災以前に建てられたものという意味です。

阪神大震災以降、建築基準は一層厳しくなり、日本の建築物はさらに耐震強度を上げました。

また、2006年も建築基準が見直された年であり、その後はほとんどの家が無敵状態でできあがっています。

 

 

なんでこんな事書いてるかというと、自動車の自動運転がいよいよ実用化に向けて動き出すという記事を読んで、保険がどうなるのか気になったからです。

でも、前置きだけで終わってしまったので、続きは今度書きます。

 

今日はこの辺で。 

 

※保険に関する記事を書きました。こちらもあわせてどうぞ?

syaa-sennnyou-neko.hatenablog.com