ローカル・クールジャパンで地方創生 地域の魅力発信
どんもっす。
皆さん、一般財団法人地域活性化センターが発行している「地域づくり」という情報誌をご存知でしょうか?👇
地域活性化のための情報誌で、色んな県の取り組みなどの情報が載っており非常に勉強になります。
2016年の1月号は地域発信のクールジャパンという特集で中々に面白かったのでちょっとだけご紹介させていただきます。
世界でNINJAブームを巻き起こせ!
伊賀流忍者で知られる「伊賀」は三重県の西部に位置する伊賀盆地を中心としており、古くは伊賀の国と呼ばれていました。
三重県では、海外で高い人気を誇る忍者を、世界に誇る観光資源として活用しようとしているみたいです。
産学官が連携して、伊賀流忍者観光推進協議会も設立されたとか。
さらに、2015年10月9日には伊賀流の三重県、甲賀流の滋賀県、真田忍者の長野県など日本全国の忍者ゆかりの地が集結し、日本忍者協議会が設立されました👇
日本忍者協議会 公式サイト「Japan Ninja Council」
忍者ってコンテンツとしては非常に魅力的ですよね。
漫画でも、「落第忍者乱太郎」「NARUTO」「甲賀忍法帖」などなど色んな漫画がでており、日本国内でも人気が高いです。
体験型としてもコスプレとしても忍者ってかなり面白い。
流行り廃れはありそうですが、忍者体験できる施設なんかは非常に人気がでそうです。
※福岡県にできた忍者村は残念ながら潰れてしまいましたが…。
今までは、各地域が別々に発信していた情報を日本忍者協議会が一元管理に乗り出したことで、観光客はもっと多くの有益な情報を手に入れることができるでしょう。
今後の忍者に期待!です。
日本の里山が持つ可能性
岐阜県の飛騨地方では、「暮らしを旅する」をコンセプトに、飛騨のありのままの日常・風景を巡るサイクリングツアー「飛騨里山サイクリング」が2010年にスタートしました。
ガイドが旅人と地元住民をつなぐことで、従来の観光では見られない触れ合いが生まれ、よりリアルな日常を体験することができるとか。
この地域では「株式会社美ら地球」という企業が田舎をプロデュースしています。
この企業は全員が海外経験ありで、就職するには英語能力が必須となっています。
というのも、この地域にやってくる観光客は7割以上が海外からのお客様だからです。
その感動が口コミなどにより徐々に広まって、世界最大の口コミサイト、トリップアドバイザーではアクティビティ分野で突出した高評価を獲得しているとのこと。
この例からも、観光客が、いかに日常と違う経験ができるか、いかに感動体験ができるかに期待をおいていることがわかります。
日本の持つホスピタリティの高さ活かさない手はないと思わされる好例です。
けん玉発祥の地である広島県廿日市では、古くから木材の集積地として栄え、伝統技術を継承しています。
2014年にははつかいち観光協会が中心となって、最初の世界大会「Kendama World Cup Hatsukaichi 2014」が開催されました。
け、けん玉のワールドカップ!?
なんじゃそら!と驚きつつ、ちょっとyoutube調べてみたら、もの凄いテクニックが展開されていました。
これはレベル10の動画👇 たぶん一番高いレベルと思われます。
けん玉って、こんな風にして遊ぶのね…。
凄すぎる!
まさに目から鱗です。
世界では空前のけん玉ブームらしいです。
こういう系の流行り廃れは早いものですが、世界大会開催はかなり良い案だと思いました。
一定以上の人間が常に携わってくれますからね。
他にも記事はありましたが長くなるので、この辺で。
今現在、地方創生と海外観光客の増加で、田舎に注目が集まっています。
地方では、雇用を創出するために企業の工場などを誘致する動きがあります。
これはこれで間違っているわけではないですが、田舎や地方の良さって、都会にはない人と人とのふれあいや感動体験だったりするわけです。
そちらの観光業や自然ガイドなどの収益性を上げて、雇用を創出した方がやはり合っている気がします。
工場勤務は早晩ロボットにとって代わられる恐れもありますしね。
観光業の分野は、毎年同じことをやっていても、すぐに廃れてしまいます。
常に新しい取り組みと発想が必要ですが、それだけに当たった時の喜びは一入です。
業界でも有名な方々は信じられないくらいバイタリティに満ち溢れています。
この業界で成功する要件は以下のたった3つ
・バイタリティがあって、エネルギーが有り余っている方
・失敗しても、何度でもチャレンジできる方
・周りの方とコミュニケーションをとり、連携できる方
他の特殊技能がなくても、上の3つには自信のがある方!
この分野で働いてみたらいかがでしょう。
絶対に面白いということは保証します。
ということで、地域発信のクールジャパンの紹介でした。