多死社会に突入した日本は、火葬も順番待ちです
どんもっす。
皆さん、「多死社会」というものをご存知でしょうか?
要は1年間にお亡くなりになってしまう方の数が多い社会のことを指しているのですが、日本は現在年間130万人も死亡し、団塊の世代が80代になる2030年ごろには年間160万人にも達するのだとか👇
1年間に産まれてくる赤ちゃんの人数は、今現在は100万人前後なので明らかな人口減少社会に突入しています。
で、あまりにも多くの方が一年で亡くなってしまうので、葬儀を上げるまで何日も待たされる「葬儀難民」が出ているのだとか。
特に東京都は深刻で、一日平均300人以上がお亡くなりになっているのに、都内の火葬場は26か所しかないので、保冷庫は常に遺体で満杯だそうです。
「はえ~! 色んな問題があるんやなぁ」
と半ば関心、半ばおっかなびっくりしながら記事を読みました。
中には火葬まで7日以上待たされるケースもあるみたいです。
ちょっとゾッとする話ですね。
私はこういう系の話はてんでダメで…。
得意な人は少ないとは思いますが。
なんてーか、保冷庫に大量の死体が保管されて、最長で一週間以上も保管されてるなんてことを想像したら、背筋が寒くなっちゃいます。
うー、ブルブル。
夜は墓場で運動会、だったのが、夜はホテルで同窓会、とかになっちゃいそうですね。
…不謹慎で申し訳ありません。
こういう一時的に需要が増加して、その後は減少することがわかりきっているモノって供給が難しいですよね。
簡単に考えると火葬場増やせばいいんでしょうけど、ピークを過ぎた後は火葬場の使い道に困るのも事実。
ちょっと考えてみましたけど、火葬場の使用方法なんて火葬くらいしか思い浮かびませんでした。
で、各自治体の解決策がこんな感じ。
・「友引」の日も火葬する
・炉の回転率を上げるために、炉の前でなく、別の場所で骨を拾う
といった対策をしているようです。
なんてーか、人間って必要に迫られたら作法や縁起物なんて過去のものになっちゃうのね、っていうのがわかります。
とにかく、次から次へと火葬しないといけないので、遺族が悲しむ間もなく次へ進めないといけないし、日が悪いからなんていう理由で日取りを変えるなんてもってのほかってことです。
で、献体登録者も増加傾向にあるとのこと。
献体する方の理由としては
・火葬代がかからなくて済む
・墓を残さなくて済む
・社会に貢献できる
というように、独居老人が増えたことが背景にあるようです。
なので、独居老人なんて今後爆発的に増えると予想されるので、献体登録者も今後相当数増えると思われます。
これもまた、供給過多になってしまうのが目に見えています。
2030年ごろには、増えすぎた献体をどう処理するかが課題…とかやっているんでしょうか。
考えれば考えるほど背筋が寒くなる話です。
まあ、お亡くなりになった方々からすれば、他人の迷惑にならなければ、死後どのように扱われようが問題なし!ってことなんでしょうけど。
なんかね。
出生数が少なくて超少子状態に陥り、死亡数が多すぎて順番待ちになる超高齢社会…
今後、2030年ごろまでは毎年日本の死者数>出生数の差が更新され、日本のあちこちに火葬待ちの死体が増え続けることになります。
↑こう書くと、本当にホラー臭が漂ってきますね。
なーんか、日本の将来って本当に暗いな…って気持ちにさせてくれる記事でした。
この情報を知った時の衝撃と今現在の何とも言えない気持ちを書き残しておこうと思いながら、この記事を書いているわけですが、着地点が見つかりません。
なんかね。
うーむ、って感じ。