シャア専用ねこのブログ

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リアルで漫画や小説のような名探偵になる条件を考えてみた

どんもっす。

 

探偵業について記載されている記事にちょっと興味を惹かれました(記事は削除されていました)。

記事の一部を引用します👇

 探偵が受ける依頼内容は、浮気調査や所在調査や行方調査をメインに、ストーカー調査や、盗聴器関連、企業信用、個人信用、さらには各種犯罪調査など様々です。

フィクションの世界の名探偵は殺人事件を専門にしています。

しかし、実際の探偵はそこまで犯罪調査は行いません。

 

ふむ。

探偵に求められる素養は、絶対に揺るがない証拠を集めて、もちこまれた事案を立証・解決することであって、卓越した推理力ではないとのこと。

推理力に頼った調査は、実際の調査ではあまり役に立たず、むしろ探偵事務所からは敬遠される傾向にあるとか。

ちなみに探偵に必要とされる能力とは

・証拠を追う能力(尾行含む)

・証拠を取る能力

・証拠を固める能力

とのこと。

 

まあ、リアル探偵の仕事って基本的には、浮気や素行調査、失踪したネコの行方捜索でしょうから、当然っちゃ当然ですが、夢がないと言ってしまえば夢がない(笑)。

 

漫画や小説での名探偵の条件って、殺人現場に颯爽と現れる、もしくはなぜか毎回巻き込まれて、少ない証拠から真犯人を導き出す!というものがオーソドックスですが、確かに現実世界ではそうはいきません。

 

日本国内に限って言えば、そもそも殺人事件自体が少ないですし、密室殺人なんてものはほとんど皆無。

例えそんなものが起きたところで、国家権力たる警察が、何の権限も持たない、いち素人相手に問題解決を依頼するなんて、天地がひっくり返ってもありえないほど屈辱的なことですよね。

というか、卓越した推理力を持った人なんて警察局内にいくらでもいそうだし。

 

というわけで、漫画や小説などのように殺人事件を解決して名探偵の仲間入り~ってのは夢物語みたいです。

 

が、これだとあまりにも夢がないので、現実世界で漫画や小説などのような事件を颯爽と解決する名探偵になるにはどうすればよいのか考えてみました。

 

 

リアルで漫画や小説のような名探偵になるには

絶対条件として、何らか事件に巻き込まれやすい体質であることが望まれます(事件の規模、内容は問いません)。

自分が行く先々でなぜか事件が起きて、気づいたら巻き込まれており、どんな小さな事件であれ犯人が必ず偽装工作を行ってくれる、なんていう事件に毎度毎度出くわす体質だったら最高です。

 

さらに、事件に巻き込まれる場所はちょっとやそっとでは警察がやって来れない場所が望ましいです。

事件解決前に警察がやってきてしまったら、自分は事情聴取されて終わるだけで、お得意の推理力を披露する場を奪われてしまうからです。

一日一便しかない小舟のみが唯一のアクセス方法である陸の孤島なんか理想的ですね。

携帯の電波が届かなければなお良いです。

当然ネット使用不可の場所。

村からでるには一つしかないつり橋を渡る必要がある、なんていうロケーションだったら文句なしです。

なので、週末に限らず時間の許す限りひたすらそういう孤島へ出向きましょう。

 

事件巻き込まれ体質ではないのであれば、普段から仲違いをしていて、こいつらを狭い空間に連れていったら何かしら事件が起きそうやな…、って人たちと一緒に孤島へ行くのがベストです(自分にとっては赤の他人が望ましい)。

何らか凶器になりそうな物やイライラを増長させる小物、ネタを荷物に忍ばせて行きましょう。

連れてきた方々が口論を始めたら、これ幸いとばかりに凶器を辺り一面にばらまいておきましょう。

不自然にならない程度に、あくまで自然に。 

 

事件解決に時間がかかりそう or 普通に島から帰る人が出てきそう、というシチュエーションになったのであれば、渡ってきたつり橋を落とす、乗ってきた小舟を自ら破壊するという選択肢もやむなしです。

この場合、自分の所業だとばれてしまったら自分も犯罪者の烙印を押される可能性があるので

あいつだ… ジェイソンの仕業だ!」

とかなんとか適当なことを言っておいて、全力でしらばっくれましょう。

もちろん、修理代の請求書のあて名はジェイソンです。

もしくは事件解決ついでにどさくさにまぎれて、真犯人になすりつけてしまうのも可。

 

事件が起きた場所があまりにも不快で、皆のストレスが溜まるようであれば、二次被害が起きる可能性もあります。

この場合、一つの事件に集中できなくなってしまいます。

これを防ぐためにも、普段からせっせと食料を備蓄したり、トイレや水回りを綺麗に清掃したり、暇つぶしができる雑誌やレゴなどをそこかしこに置いて、一流ホテル並みの快適な空間をいつでも演出できるようにしておきましょう。

 

青酸カリと小麦粉、麻薬などについては、当たり前のように見た目だけで選別できる必要があります。

漫画などでは良くペロッとなめて

「…小麦粉か…」

なんてやってますが論外です。

もしも青酸カリだったら、自分がばたんきゅ~、です。

命は大切にしましょう。

 

流血沙汰にも強い体質である必要があります。

水たまりのような血だまりを見て、卒倒するようであればお話になりません。

血を見ることに弱いようであれば、普段からプロレス観戦に行く、献血に足しげく通う、などの対策を取りましょう。

 

陸の孤島で起きる殺人事件なんかを毎週毎週解決していたら、

ひょっとしてこいつが全ての黒幕なんじゃないか?

とか、

この名探偵は疫病神か貧乏神、もしくは死神の類に憑りつかれている

なんていう根も葉もない噂をネット上の至る所で立てられるかもしれませんが、気にしたら負けです。

そんなことを気にしていては、漫画や小説のような名探偵にはなれません。

 

最後に、このブログはネタで書いており、犯罪を助長するものでは決してありません。

よいこの皆は決して真に受けないように。