どんもっす。
毎日暑いですね…。
梅雨が明けてないにもかかわらず、ここ鳥取では最高気温34度を記録しています。
本格的な夏が怖すぎる…。
九州では観測史上最大の雨量を観測したりと、本格的に日本の気候も変わりつつあります。
アメリカのデスバレーでは52℃を観測したとのことhttp://bylines.news.yahoo.co.jp/morisayaka/20160621-00059080/
以下、記事を一部引用。
アメリカは「獄暑」とも言うべき、死の危険を感じる暑さに見舞われています。
カリフォルニアやアリゾナ州などアメリカ南西部では、日最高気温の記録が塗り替えられました。
獄暑て…。
年々世界の温度は上昇傾向にあり、地球温暖化ももう無視できないレベルにまで来ています。
ということで、今回は地球温暖化についてちょっと調べてみました。
そもそも地球温暖化とは
地球温暖化とは、読んで字のごとく地球表面の気温が上昇し、地球全体が温暖化していく現象のことです。
では、なぜこのようなことが起きるのでしょうか?
地球温暖化には、我々人間の経済活動が非常に大きく関わっていると考えられています。
産業革命以降、人間は大量のエネルギーを消費するようになりました。
そのエネルギー源は石油、石炭、天然ガスです。
これらの資源を使用すると、二酸化炭素、メタンガスといった温室効果ガスを大気中にまき散らすことになってしまいます。
温室効果ガスとは、太陽から降り注がれる熱を吸収して地球表面を温めるガスのことです。
太陽から降り注がれる熱は一定以上は宇宙空間へと放出されるのですが、この本来であれば放出されるべき熱を吸収してしまうので、地球表面が通常よりも(温室効果ガスがない時よりも)温まってしまうということです。
但し、地球温暖化には諸説あり、地球全体はむしろ寒冷化しているとする説もあります。
過去の気温は測定方法などに信ぴょう性がなく、都市部の気温上昇はヒートアイランドによるものだ、とする科学者もいて、世界的には統一されていません。
が、ここ20年位の日本の様子を見ていると、明らかに気温や梅雨時の雨量が増加しており、気候変動は疑いがなさそうです。
今後どのような状況になるのか不明なため、とある物質を、元々自然界には存在しなかった形状で自然界に放出すること、つまり我々がコントロールできない部分でのリリースは良くないことであると言えるでしょう。
今後は新興国の経済レベルも上昇してくるため、温室効果ガスの排出などは予断を許さない状況と言えます。
日本の温暖化の傾向は?
(出典:気象庁 | 日本の年平均気温)
上のグラフは、1981~2010年の日本各地の気温を平均値として、各年がどの程度ずれているのかを示しています。
要は、日本は年々平均気温が上昇基調にあり、ここ100年で1.16℃も平均気温が上昇しております。
なーんだ、1.16℃か! と侮ってはいけません。
気温が1℃以上上昇するということは、生態系はもちろん様々な人間活動に影響を及ぼします。
👇こちらのサイトを参考にすれば、どの程度危険なことかわかると思います。
一部引用します。
・洪水や干ばつ、暴風雨が頻発・激化する地域での人間生活へのリスク、伝染病の リスク、その他数多くの健康へのリスクが増加する。
・熱に関する死亡や疾病が増加し、 特に高齢者・病人・空調設備にアクセスのない人々などが影響をうける。
・異常気象の頻度の高まりと増加によって、保険コストが増加する。
・発達した低気圧による洪水の被害が、特に森林伐採、山火事、害虫の蔓延、生態系の減少などの影響をすでに受けた地域で拡大する。・熱波によって農作物が被害(米が稲穂をつけない、果物が結実しない等)を受け、熱の ストレスによって家畜にも影響が起こる。(乳製品
生産の減少や受胎困難等)
いかがでしょうか?
もう既に、ここ数年問題になっている事柄もありますね。
日本国内でも、もう100年前とは事情が全然異なっているということです。
今のところは、技術レベルの向上により、ある程度は影響を緩和できています。
空調設備の向上や河川の工事とかね。
ところが、これから先はそう上手くいくとは限りません。
そもそも空調設備の向上とは言っても、その辺の道路までガンガンにクーラーを効かせるなんてことは到底不可能です。
このままいけば、夏は外を出歩けなくなってもおかしくありません。
そして、地球温暖化において最も怖いのは季節が極端になること、です。
梅雨時は、洪水や土砂崩れが起きるほど大量の雨が降り、他の季節はほとんど降らない。
夏には最高気温を更新し、熱波の影響で多くの方が熱射病にかかり、作物は不作に終わる。
冬の降雪量は年々減り続けるが、とあるタイミングでドカ雪になり、1日当たりの降雪量は年々更新される。
一番過ごしやすい春と秋はそれぞれ夏や冬部分へと移行し、ほとんど体験できなくなる…。
とこうかくと、凄い暗い感じです。
50~100年単位でしかその大きな変化は感じられないかもしれませんが、その頃には我々の孫の孫の世代。
彼らに良い自然環境を残すためにも、そろそろ本気で自然環境について一人一人が考える時期になっています。
皆で、自然環境を守っていきましょう。
今年の夏も暑いことが予想されますので、くれぐれも熱射病にはご注意を。