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シャア専用ねこのブログ

鳥取の宣伝をメインに、日々の雑感や体験、出来事などをてきとうに記載

こち亀が連載40年に幕 長期連載の弊害で後期は完全にマンネリ化

雑感 漫画の名言・名場面

どんもっす。

 

こちら葛飾区亀有公園前派出所」略して「こち亀」が連載40年という長い歴史に幕を閉じようとしています。

1976年から40年間、一度も休まずに連載し続け単行本累計200巻(最終巻)というのは凄すぎる記録です。

休載してばっかりの、読者を舐め腐っている某T氏に見習わせたい…。

 

私も子供のころから学生時代まで読んでいて、一体いつ終わるのだろうと心配していましたが、まさか終わるタイミングに立ち会えるとは思ってもいませんでした。

 

作者である秋本治さん、本当にお疲れ様でした!!

 

で、世間ではちょっとした騒ぎになっているのですが

・根っからのファンであり、残念に思っている人

・全然読んでないけど、長期連載漫画が終わるのでとりあえず騒いでいる人

のどちらかに分類されるとは思うのですが、大半が後者でしょう。

普通に読んでいたら、もうすぐ終わるなってのは薄々感じられてましたから。

 

 

200巻で終了するという記録づくりとしては最良のタイミング

こち亀200巻で終了というのは記録づくりとして、また作者の体力や精神力を加味すると、非常に上手いタイミングだと思います。

これが100巻だと、他の漫画家にもある程度達成可能だからです。

現在で言えば、はじめの一歩、美味しんぼ刃牙シリーズ、ジョジョシリーズ、ゴルゴ13クッキングパパ、etc…

ちょっと考えただけで100巻達成している漫画がこれだけ思い浮かびます。

つまり、仮に100巻で終わっていたらこれらのシリーズに記録を抜かれていたので、あまり大した記録にはならなかった恐れがあるからです(それでも100巻って凄いけど)。

200巻だと、もう他に達成できそうなのがゴルゴ13くらいです。

これで、さいとうたかをさんもほっとしてるでしょう。

やっと終われる、と。

 

ちなみに、ゴルゴ13こち亀ゴルゴ13の方が長期連載かつ休載なしです。

100巻達成もゴルゴ13の方が先ですが、200巻達成はこち亀の方が先です。

 

 

漫画は50巻くらいまでが面白い 後は完全に蛇足

こち亀が終わることについて、私は全然寂しいとも残念とも思いません。

なぜなら、最近のこち亀は全然面白くもなんともないから、です。

こういう(長期連載とか200巻達成とかある種どうでもいい)記録狙いで連載を続けるのは私はどうかと思っています。

そのせいで、ジャンプの連載枠一つ使っているわけですし。

 

ってか、長期連載(ここでは50巻以上を指します)の漫画は、大抵クライマックスというか、一番面白いタイミングが40~50巻くらいにきてて、残りは全然面白くないものがほとんどです。

連載の長期化による、マンネリ化、ネタ切れ、初期設定との差異、絵のタッチの変化、明らかな手抜き、無意味な引き延ばし…

これらが相まって全然面白くなくなります。

特にひどいのが、はじめの一歩、美味しんぼゴルゴ13ジョジョシリーズ、刃牙シリーズ。

ナルト、彼岸島、ブリーチあたりも当てはまります。

とにかく同じことの繰り返しで、話が思いつかないのか、無意味に引き延ばしているのか何なのかわかりませんが、無意味なやり取りやコマがとにかく多い。

連載初期と真逆のことを言ってたり、初期設定ガン無視してたりしますし。

大御所?だから連載続けるというのは一つも納得がいきません。

どの作品も後期の質であれば、確実に短期打ち切りでしょう。

 

唯一の例外がワンピース。

この作品に関しては、作者が最初から構想を練っていたのが良くわかります。

が、逆に作者の書きたいことが多すぎて話がちっとも進まないうえに、最近はごちゃごちゃしすぎて何が何だか全然分からなくなってきてます。

これも長期連載の弊害でしょう。

一度最後まで終わらせて、後はスピンオフ的な形でゆっくりやればいいのにな、とは思うんですけどね。

今の状態だと、書きたいことが多い、でも話は進めないといけないってことで、どの場面も中途半端な形で終わっているのが非常にもったいないと感じます。

 

 

で、長期連載の弊害はこち亀にも当てはまります。

初期から70巻くらいまでは本当に面白かったです。

が、後はもう惰性で続けてるなってのが目に見えてます。

やたらと登場人物増やしたり、明らかに作画手を抜いてるなってのがはっきりしてましたし。

性格がブレブレで、明らかに変わっているキャラもいました。

後は同じことの繰り返しでしたしね。

ホント、最近の私の興味は、いつどうやって終わるんだろう、単純にそれだけでした。

こち亀見るためにジャンプ買え、って言われても死んでも買いません。

 

この意味で、デスノートは全12巻の中でよくあれだけ詰め込んだな、と感心します。

密度が他の漫画とは段違いです。

そしてよくできていて、面白い。

原作者である大場つぐみさんは終わらせるタイミングが非常に上手いです。

刃牙彼岸島と同じ密度でデスノート連載してたら、2000巻くらいになるでしょう。

それくらい密度が違います。

 

なので編集はもっと仕事して、長期連載化させるのではなく、もっと面白い新人見つけて来いよ!って思います。

最近は無駄に引き延ばして、作品の価値を下げるってのが編集の仕事みたいになってますからね。

 

 

こち亀の発行部数と印税は??

こち亀の累計発行部数は今現在で、約1億5650万部とのことです。

一巻あたり約80万部、一年あたり約400万部ですから、文句なしにトップレベルの漫画家です。

 

ちなみに、ワンピースは一巻あたり400万部、累計3億部突破しています。

ワンピースの記録は未来永劫抜けないでしょう。

 

では、こち亀の単行本の印税は?

こち亀は40年という長期にわたって連載していたので、単行本の値段がどんどん移り変わっています。

なので、ここはざっくりですが一冊400円で計算します。

本の印税はおよそ10%なので、

1億5650万×400×0.1=60億程度

ですので、単行本の印税だけで30~60億位と推測できます。

これに毎週の原稿料とアニメ関連の著作権やグッズなどの収入を考えたら、100億は超えているでしょう。

年収換算でおよそ2.5億。

ここから税金やアシスタントへの給料、諸経費を引いたとしても手取りで1億は堅そうです。

 

うーん。

どうですかね。

40年間休みなしで続けて、可処分所得が年1億。

これを多いと見るか、少ないと見るかは個人の自由です。

ってか、ほとんど使う暇なかったでしょうから、本人にとってはあまり意味ないものかもしれません。

 

とにかく、秋元さんお疲れ様でした!