どんもっす。
こんなイベントが鳥取市の仁風閣で開催されていたので、つい先日観光がてら行ってきました👇
鳥取の文化芸術デイズ 秋の仁風閣 フェア
何にも前情報を仕入れずに、ゲリラ的にふらっと立ち寄ってふらっと見てきただけですが、私の趣味趣向にあっていたらしく、結構楽しめました。
※パンフレットに載っている情報を一部記載します。
仁風閣は洋風建築で、国の重要文化財です。
フレンチ・ルネッサンス様式を基調とした白亜の木造二階建てで、バロック長な軒飾りが施してあり、正面右側には、らせん階段の為に角尖型の塔を突出させて、この建築の特徴を打ち出しています。
仁風閣には、県下ではじめて電灯が灯され、室内のシャンデリアと、夜空を彩ったイルミネーションは、明治文明開化の到来を華々しく謳いあげたものであります。
以下、情報
■開館時間 9~17時(入館は16時30分まで)
■休館日 毎週月曜日(ただし祝日の場合は開館します)
祝日の翌日
年末年始
■観覧料 個人150円 団体120円(20名以上)
小中高校生、70歳以上、身体障害者及びその介護者は無料
■所在地 〒680-0011 鳥取市東町2丁目121番地
これがその仁風閣の外観。
由緒ある建物みたいです。
周辺外堀の雰囲気。
紅葉も始まっており、すっかり秋の雰囲気ですねー。
仁風閣の目の前にある久松山(きゅうしょうざん)の史跡マップ。
久松山は260m程度の低い山なのですが、鳥取の民謡にも度々出てくる市民に親しまれている山です。
頂上は300°くらいの眺望があり、日本海や遠く大山の裾まで見えるとか。
実は一度も登ってないので、今度登ってみようと思います。
付近にある観光ガイド詰所。
時間内なのに誰もいませんでした。 平日だったから?
鳥取弁なのが、何気に愛着がわきます。
久松公園の入り口には岡野貞一の「ふるさと」のメロディーを奏でる石があります。
ここ鳥取は名曲「ふるさと」の作曲者である岡野貞一の生まれ故郷です。
他の代表作として、「おぼろ月夜」、「春の小川」、「もみじ」、「春が来た」等々、日本人なら誰もが知っている名曲を数多く作曲されています! すげえ!!
続いて、仁風閣の中をご案内いたします。
※写真は撮影可能なもののみを掲載しています。
アンティーク調の家具。
歴史を感じさせます。
仁風閣の文字が刻まれた木の看板。
日本画家「山崎賀壽雄」氏が創作活動の中で創作された”鳥取因幡の木彫り”という独自の方法で制作されたとのこと。
特許出願中らしいです。
ここ仁風閣と鳥取市のあゆみが書かれた看板。
明治40年に建てられたんですねー。
カフェテラスオータムスペシャル用の椅子と机。
これは裏の芝生エリアに置かれた、オータムスペシャルを楽しむための机と椅子。
平日の真昼間だったので、2組いただけで後はガラガラでした。
もちろん、一席貸切って、優雅にティータイムを楽しんできました(笑)
仁風閣の成り立ち。
明治40年に当時の嘉仁皇太子殿下(のちの大正天皇)の鳥取行啓に際し、御座所として建造されたとのことです。
由緒ある建物なんですね。
当初は池田家の別邸として建てられたようです。
総経費が43335円。
当時の鳥取市の年間予算が5万円程度。
莫大な資金を投入して作られたのに、以後は別邸として使用されることはなかったようです。
写真は鳥取大震災にも耐えたと言われる窓ガラス。
写真では全然伝わりませんが、確かにビロード状になっていて、溶けかかっているような印象です。
そもそもこの建物を建てた池田家の成り立ち、というか先祖。
あんまり有名ではないので、知名度は相当低いと思われます。
私も詳細は全然知りません。
城壁の石垣の構造。
これは結構勉強になりました。
昔の建築技術は本当に凄いです。
くい打ちで不正を行っているような企業の技術は目じゃない。
ご寝室の様子。
復元?したのか非常に清潔で綺麗。
全然歴史を感じないですね(笑)
これは何でしょう?
正解は…トイレでした。
こっちは相当歴史を感じますね。
おまるタイプ。
おしりとかどうやって拭くんだろうか…。 中腰になって?
衛生面が非常に気になりますね。
この建物を模したレゴブロック。
良くできています。
他にも、昔懐かしの電話や書物などが沢山あったのですが、残念ながら撮影禁止でした。
またここ仁風閣は実写版「るろうに剣心」のロケ地でもあったのですが、そちらの資料も残念ながら撮影禁止で紹介できません。
ちなみに、土日や祝日は色んな人を呼んで、講演会なども開かれているようです。
とまあ、こんな感じで秋を満喫してきましたとさ。