どんもっす。
日清食品のカップヌードルのCMが炎上して、放送中止になったとか👇
簡単に記事を引用します。
日清が「カップヌードル」のCMで 新CM「OBAKA's UNIVERSITY」シリーズの第一弾を放送。
「世界に通用するグローバルおバカ人材の育成を目指す大学」の「学長」としてビートたけしさんが登場し、矢口さん含め、音楽家の新垣隆さんが「教授陣」として出演。
しかし、出演者の一部が以前スキャンダル等で世間を騒がせたためか、ネット上で
「よくこんな問題児たちを起用するな」
と批判する声が上がった。
そうした声に対応して、日清は特設サイトに謝罪文を掲載して、CMの放送とりやめを発表。
同時にYouTubeの公式動画も非公開になった。
んで、あっさりと放送中止した件について、今度はネットでは
「日清そんな簡単に引き下がるのかよ!」
とか
「クレームなんて気にしないで放送しろよ!」
っていう意見が大量にでていて、Facebookやらツイッターやらでシェアされている模様。
何せ、CMの内容が
「世間の声とかどうでもいい。大切なのは自分の声を聞くってことだろう?」
って感じなのに、自分たちは世間の声を気にしてあっさりと引いてるので。
これね~。
日清、こうなることを予測してやったんじゃないかと思うんですけどね。
CMの内容とキャストを見ると、100%苦情が来ると予想できる内容です。
公式では日清は
「予想よりも苦情が多かった」
としているらしいですが、予想よりって何よ(笑)。
予想の数より多い少ないで、CMの放送中止って決めるもんなんでしょうかね?
絶対違うでしょ。
だって、多数派か少数派かで言えば、クレームよこす連中なんてどう考えても少数派でしょ。
ネット上でも、明らかにこのCM面白い!っていう声の方が多いし。
ちなみに、矢口さんはCMのオファーがあった時に
「本当に私でいいんですか?」
と何度も確認し、決定した時には涙を流して喜んだとか。
日清側は全然問題ありません、と言っておきながら、1週間足らずで放送中止しています。
引き際良すぎませんかね?
なので、上記の日清の理由は単なる建前で、もちろん苦情が来ることは見越していて、さらに苦情を真に受けて放送中止した場合に、こういう騒ぎになると確信してたんじゃないかと思うんですよ。
なんでかって?
そうすると、話題性が出るじゃないですか。
今現在TVのCMなんて真面目に見ている人、ほとんどいないと思います。
TV自体を見ている人が減っているのに、そのTVもリアルタイムで見ている人はほとんどいないでしょう。
スゴ録とかで録画して、CM飛ばして~って感じで。
カップヌードルの主戦場である20~30代なんてもうほとんどTVのCM見ないんじゃないですかね。
で、この年齢層にCM見てもらうには話題性を出す必要があります。
逆にいえば、話題性さえあればこの年齢層の輩は勝手に拡散してくれて、勝手に見てくれます。
事実、私もニュースになって初めてこのCM知りました。
ニュースにならなければ、知る由もなかったでしょう。
YouTubeで拡散されている動画は、例えばこちらのサイトであれば10万PVを既に超えています👇
矢口真里 苦情殺到で日清のCMが放送中止に【幻のCM】 - YouTube
日清は公式のYoutubeは放送中止してますが、他の方が流している動画に関しては無関心な模様。
この辺に、日清の戦略が見え隠れしている気がするんですよ、私としては。
今回の日清の対応が素晴らしいものである件について
日清の意図については上述しました。
で、日清の今回の対応が神対応だと私が考えるのは以下が理由です。
①即座に放送中止したので、クレーマー達の要求を満たしている
②ひよったことで話題になり、多くの人間がCMを目にした
①について、クレーマー達は、
「よっしゃよっしゃ、殊勝な心がけじゃ」
ってなって、優越感に浸っている事でしょう。
場合によっては日清に好感情を抱いているかもしれません。
②について、もう色んな方が色々言っていて、話題になって、色んな所でCM流れています。
結果的に日清、得してませんか?
全く損してないと思うんですよ、私は。
しかもこのCM、今回が第一弾らしくて、今後第二弾、第三弾と出していく予定らしいです。
相当多くの人間が、
「どれどれ、いっちょ見てみるか」
ってなってると思います。
日清の上層部も
「ぐっしっし、わてらの狙い通りでんがな!」
ってほくそ笑んでいるんじゃないでしょうか。
全て日清の計算通りな気がします。
以上、私の妄想でした。