どんもっす。
最近ネット上で多く見かけるもの。
他人(特に若者)の夢や挑戦、発言等に対して物凄く批判的な発言をしている方々。
ツイッターやはてなブックマーク、コメントなどで多く見られますね。
所謂、炎上してしまったブログ記事のコメント欄(ブックマーク含む)は物凄い数の批判的なコメントで埋め尽くされています。
そして、その批判的なコメントを批判するコメント…。
何時まで続く、このやり取り…。
私が最近見たブログは、若者のブログでした。
大学生が友達の夢を応援するというもの。
その友達は、一般的な就職活動をせずに、自分の夢を追いかけて独立、起業しようとしているらしいです。
で、ブログの内容はその友達の夢の詳細と、それを応援し、自分も続こうとする意思表明のような感じ。
それに対する批判的なコメント。
「こんなに甘い考えでは絶対に上手くいかない」
「夢を語るのは良いが、結果を出してから」
「結局何が言いたいのかわからない」
等々。
これらのコメントに対して、ブログ主は
「どうして人の夢に対してこんなにも批判的なコメントが集まるのか、理解できない」
とコメントしてました。
まあまあ、良くある話ですよね。
確かに、人が新しく何かをしようとすると、それを批判する人って必ず出てきます。
特に今はSNSサービスなどが非常に発達しているため、他人の批判が嫌でも目につきます。
何時から日本は、あるいは世界はこんなにも世知辛くなってしまったのか…。
でも、ですよ。
ちょっと考えてください。
そもそも、批判的な意見って駄目なのでしょうか?
ちょっと考えてみました。
批判的なコメントってアカンの?
逆に考えてください。
何か新しいことを始めようとするときに、周りからあるいはネット上での意見が100%肯定な意見ばかりだと、逆に怖くないですか?
例えば、
「オイオイお前、そんなもん100%成功すっぞ」
「成功の道筋しか考えられません。頑張ってください」
「こんな発想できる人がうらやましい! 末は億万長者だろうなぁ…」
こんなコメントで埋め尽くされている…。
逆に嫌じゃない?
何が嫌かって、誰もが賛成する提案って絶対に失敗できないっていう気持ちが働きませんか?
誰の意見を見ても、成功するという意見しかない…。
確かに、自分の決断を後押ししてくれるという点ではいい方向に働くかもしれませんが、相当なプレッシャーじゃないですか?
だって、誰もが成功すると言ってるんだもの。
これで失敗したら、自分って何?ってなりません?
これで成功しても、大して達成感得られないと思います。
さらに誰もが見ても上手くいくという案だったら、結局はその程度の案ということにもなります。
過去の偉大な発明や発見その他諸々は、皆周りの制止や嘲笑を振り切っての行動から生まれています。
誰もが賛成する案だったら、結果はたかが知れているものしか出てこないでしょう。
批判的な意見は、むしろ成長するための材料
とはいえ、物凄く強靭なメンタルでもない限り、批判されたらちょっと怖気づいちゃいますよね。
そうならないようにする秘訣。
それは、批判をアドバイスと受け止めること。
最初から批判と見なしているので、受け入れられないんです。
人間の脳は
「〇〇してはダメ」
「失敗は許されない」
といったような否定的な命令を受け付けられないように出来ています。
なので、コメントを確認するとき、他人から意見をもらうときは、最初からアドバイスをもらうという体で臨みましょう。
例えば、
「結果を出してからにしろ」
という辛辣なコメントを見たら、
「なるほど。世間の方々は結果を出さないと納得しないんだな。結果って大事なんだ」
と勉強することができます。
「何が言いたいのか分からない」
という半ば相手の読解力を疑ってしまいそうなコメントも、
「そうか、自分のブログは何が言いたいのか伝わりにくいのか。もう少しわかりやすい文章を心がけよう」
と述懐するチャンスを与えてくれます。
「甘い考えでは上手くいかない」
というコメントも同様です。
「そうか、自分の考えは甘いのか。もう少しアイデアを煮詰めてみよう」
といったん立ち止まって考える機会に変えることができます。
もちろん、
「死ね」
とか
「クソ」
とか言った身も蓋もないコメントに耳を貸す必要はありません。
そんなときは
「生きる!」
と強く返信しときましょう。
間違っても、
「んだゴルァ!」
何て返信しては駄目です。
相手の思うつぼです。
とまあだらだらと書きましたが、批判コメントは前向きに受け止めて、精神的なストレスを少しでも減らしましょう!ってことですね。
では、今日はこの辺で。