和田アキ子が紅白落選 視聴率低迷しているNHKの策か?
どんもっす。
正直、毎年良く出てたなぁという印象。
うちの一家は、紅白は見たい歌手の時しか見ないので、和田アキ子なんてもう何十年も前から紅白では見てない。
言っちゃあなんですが、見る意味がない。
今の若い人からすれば、
「なんでこのオバハンテレビでてんの?」
って感じでしょう。
NHK的には低迷している視聴率を何とかしたいところ。
(出典:http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/3967a.html)
最高視聴率は1963年の81.4%(!)であり、これは日本国内におけるテレビ視聴率でも最高です。
それからは低下の一途をたどり、2004年には40%を切ってしまい、2015年には最低の39.2%まで落ちてしまいました。
それでも凄い数字ですが、全盛期の半分以下なのでNHKとしても何とか視聴率を回復させたいところでしょう。
で、その策が和田アキ子を切ること。
だとしたら相当面白い。
娯楽の多様化によって、テレビの視聴率なんて低下するしかありません。
歴代のテレビ視聴率BEST10も全て1960~1980年代に固まっており、最近では20%超えたら御の字でしょう(というか相当凄い)。
NHKの40%前後という数字はこのご時世においては驚異的な数字であり、到底回復しそうにありません。
でも、NHK的には明らかに足引っ張ってる歌手を切って、もっと視聴率を稼げる歌手を起用しようと。
テレビ離れが加速している若者層を取り込もうと。
家族で見てくれるような歌手を起用しようと。
そういうこと?
そういうことなら面白すぎる。
どんだけ和田アキ子足引っ張ってたんだよ!っちゅう話。
これ、本人にとっては屈辱以外の何物でもないでしょう。
これで視聴率が少しでも回復するのであれば、相当な笑い話。
芸能界のご意見番なんて呼ばれていても、民意的には特に必要とされてなかったという皮肉な話。
というか、芸能界のご意見番っていまだに根強く力を持ってるんですかね?
芸能界で強いのって、昔活躍した大御所ではなく、色んな所にコネクションを持っている古株でもなく、今リアルタイムで視聴率を稼げる人間、であるべきだと私は思ってます。
じゃないと、お金稼げないし。
ご意見番なんて金ばっかりかかって、実益なんもなさそうだし。
今の時代、テレビで売れて一旦集客力を得てしまえば、その後はいくらでも活躍できそうです。
芸能界の狭い世界で
「アイツ生意気やから潰したれ」
って躍起になっても、今は昔でしょ?
ネットでいくらでも自分をマネタイズする方法はあるんだから、そこにしがみつく必要は全くなさそう。
もちろんマネタイズできない方々はしがみつくしかないんでしょうけど。
で、何時まで経ってもメスをいれられなかったご意見番にNHKが今回メスを入れたのだとしたら、これはこれで面白い。
NHK的にも、もう我慢の限界!って感じだったんでしょうか?
NHKは公共の放送局であり、未だにスクランブル放送もかけない時代遅れの集団です。
そんな集団が視聴率のために、大御所を切ったのか?
切ることができたのか?
どんだけ切羽つまってたんだよ、NHK!って感じです。
そういえば、橋本元市長が大阪市職員を能力不足により解雇したのもニュースになりましたね。
4年前?でしたっけ?
能力不足や適正不良による解雇なんて、もはや民間企業では常識になりつつあるのに、市が行ったというだけで話題に。
市と言えば、私も某市役所関係の方々と一緒に働く機会があるのですが、やってることが20年くらい古い。
ルールガチガチ。
例えば、予算なんかは前年度に使い道を完全に設定されており、それ以外の使用方法だとNG。
使い道を変えるには相当な理由がないと方向転換できません。
で、方向転換しようとしたときにツッコまれるのが、
「昨年度の予算要求の段階では、こんな要求されてなかったけど?」
て、あほか。
世界の情勢なんてもはや秒単位で変わっていて、その情報がリアルタイムで手に入ります。
そんな世界で、一年前に立てた計画をそのまま遂行するなんてあまりにもあほらしい。
20年前じゃないんだから。
何が言いたいかと言いますと公務員の組織なんて、本当に前時代的。
NHKは公務員というわけではありませんが、組織の仕組みは非常に似ている。
そんなNHKが良く切ることができたなーと非常に感心している次第であります。
時代は変わっているのか?
まあ、時代の変化のスピードを100としたら、彼らは1くらいなので、どう頑張っても時代との差は開くばかり。
行動が遅かったですね。
合掌。
なお、和田アキ子が紅白歌合戦出場回数40回目と芸能生活50周年を重ねるために今回辞退したのでは、という噂もあります。
※来年和田アキ子は芸能デビュー50周年であり、今回紅白を辞退して来年出場すれば、通算40回目になります。
この噂が本当だとしたら、もう面白すぎる。
何が面白いかについてはここでは述べません。
勝手に想像してください。
ま、NHKは時代に追い付くために、とっととスクランブル放送にしてほしいですね。
では、今日はこの辺で。
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