どんもっす。
鳥取では2017年2月現在、大雪が降り続いています。
先月も大雪を記録しましたが、今月も相変わらず雪が凄いです。
鳥取県智頭町(ちづちょう)では、1月の観測史上最大積雪を記録👇
その他、兵庫や岡山の一部でも1月の観測史上最大積雪を記録している模様。
この日はリアルに家に帰れない知り合いも何人かいました。
1月23日(月)の朝の時点ではまだそんなに降ってはいませんでした。
そこからの24時間で降った量が物凄かった。
窓の外に置いてある車の上に、どんどん雪が積もっていく様が幻想的であり、恐怖でもありました。
そのときのやりとり
移住者の私「ちょちょ、この雪の量、マジでやばくないっすか?」
鳥取の方々「な~に、これくらいは軽いもんよ。それよりも雪かきを手伝うがよい!」
って感じだったのが、翌日になって
鳥取県の方々「ちょ、マジやばいって、これ。マジふざけんなよ、雪!」
移住者の私「………………」
真剣にビビっている移住者の私がいました。
こういうとき、皆いうことが違って非常に面白い。
「わしらが子供の時は毎年このくらい降ってた」
「昭和58年以来の大雪」
「この程度は2~3年に一回くらいはある」
「こんな大雪生まれて初めて!!」
今年は33年ぶりの大雪なので、昭和58年以来の大雪発言をした方は非常に凄いです。
なお、鳥取市内の積雪90cmは平年の10倍近いらしいので、2~3年に一度あるといってる方は見栄っ張りの様です。
2月現在も降っているんですが今回は1月とは違って、非常にサラサラフワフワしており、雪質が軽いです。
50cm以上積もった所では、ザンギエフ(格闘ゲームのキャラクター)のフライングボディプレスをしても痛くも痒くもありません。
↑フライングボディプレス
(引用:http://maidskii.hatenablog.com/entry/2015/07/29/020558)
↑フライングボディプレスをしてみたの図
1月の時点では移住者である私は全然雪かきの重要性がわかっておりませんでした。
皆さん、車の前の雪を必死にかいてらっしゃったんですが、私は何もやらず。
というかスコップ持ってないし。
雪かきしたところで、どこもかしこも雪だらけで行くところないし。
で、駐車場の雪を放置していたのですが、大変なことに。
↑こんな。
左上から、にょきっと黒いものが出ていますが、マイカーのワイパーです。
右側にあるのは雪の壁です。
そう、これだけ雪が降ると雪かきしても雪を捨てる場所がないんです。
自分のエリアの雪かきをしないでいると、みんな
「あ、あそこに雪捨ていいんだ!」
ってなっちゃって、次から次へと雪が捨てられて…
気づいたときには取り返しのつかないことになっちゃいます。
ま、1月の時の雪は結構重かったのと、皆さんが一か所に固めてくださったおかげで、そこそこ圧雪されていたので、簡単にかまくら作ることができました。
↑自車の駐車場でかまくらを作る!の巻、
所要時間30分でかまくら作成しましたが、そこそこ居住性は良かったです。
ただ、今回2月も同じように雪の壁を車の前に作られると、周囲の雪が溶けてもマイカーの前の壁のために車出せないので、しぶしぶ雪かきをすることにしました。
↑もう見ただけで萎える雪の量です。
ちなみに車向かって左側はスペースが空いているように見えますが、れっきとした駐車場です。
車を一日置かなかったら、もう二度と置けなくなります。
注意しましょう。
車の上はこれくらい雪がのってます。
雪の重みで家が潰れるとかいうのがわかる気がします。
雪かきの心得
1.量(回数)で攻めるか、質(一回当たりの重さ)で攻めるか決めるべし
2.誰にも迷惑のかからない場所に雪を捨てるべし
3.ひたすらかくべし
今回の雪質はサラサラで、量の割にはとんでもなく軽いので、圧雪して固めて質で攻めることにしました。
いかんせん周りじゅう雪だらけで、雪を捨てる場所が結構遠いので、なるべく往復する回数を減らしたいです。
↑フワフワしてるのでとりあえず圧雪。
↑こんな感じで。
見た目の10倍くらい圧雪してますので滅茶苦茶重いです。
スコップがミシミシ音を立てるのを初めて聞きました。
ま、10倍に圧雪したおかげで、捨てる場所との往復が1/10に済むので良しとします。
↑雪かきすること一時間、ようやく車の前を除雪することができました。
見てわかるように、車幅と全く同じ分しか雪かきしてないので、車を出すことはもちろん、格納することも不可能です。
じゃあなぜ雪かきしたのか?というと、前述したように”車だす振り”だけでもしておかないと、自分の車の前に大量の雪を捨てられ、いざというときに本当に車出せないからです。
ちなみに、車の上に雪積もってますけど、一回全部取り除いた後に、再度積もった雪です。
もうね…雪を掻いた傍からどんどん積もっていって、逆賽の河原状態です。
「あれ、ループしてね?」
っていう錯覚に軽く陥ります。
余談ですが、今回みたいにフワフワしている雪質のときは、このソリタイプの雪掻き道具は非常に便利です。
一度に大量の雪を運ぶことができます。
雪かきに満足したので、ちょっと周辺の様子を紹介したいと思います。
これは雪に埋もれた私の自転車。
春になったら発掘します。
雪に埋もれた送電設備。
一昔前に流行った工場萌え?みたいな雪萌えはあるのかしらん。
公園です。
決して道路の白線ではありません。
ジャンプして公園に入るとこんな感じです。
腰まで雪に埋もれます。
雪かきをしないと一晩でこんな感じや
こんな感じになってしまい、車を出すことができなくなります。
もっとも、出せたとしてもどこへ行っても雪しかないので、特に何もできません。
町全体がスケートリンクみたいに凍っております。
こんな状況でもオープンしているコンビニエンスストアには感謝感激雨霰でございます。
屋根の上に積もった雪の量がおかしい。
雪国で雪下ろしをする大切さが身に沁みました。
確かに、こんなもんがこの調子でどんどん積もっていったら家が潰れてもおかしくないです。
とまあ、鳥取県は大変な状況です。
が、北海道や東北地方の方々に
「大したことねぇよ」
と言われたら、謝るしかありません。
こんなんが日常茶飯事の雪国の方々は相当凄いと今回思いました。
今回の結論:雪かきは振りだけでも大事!!
そんでは、皆さんもお気を付けください。
ちなみに、雪かきしたのは今日の午前中。
三時間前くらい。
今外に様子を見に行ったら、もう車が雪で埋もれてました。
うん、もういいや。
色々諦めた。