企業は残業を禁止にした方が良い3つの理由
どんもっす。
相変わらずこの国は残業時間が多いです👇
みなさん、一月あたり平均で40時間程度残業しているようです。
100時間以上(一日5時間程度の残業)残業している方の割合はなんと12.9%
私も元は一般企業勤めをしていたのですが、平気で朝の3時くらいまで働いていらっしゃる方々が大勢いました。
残業なんてやっても、企業にとってはお金かかるだけで、仕事の能率も低下するので、企業のお偉いさん方は残業禁止令を敷くことをお勧めします。
私がそう勧める3つの理由の詳細を以下に書いておきます。
・残業してやっている仕事の大半がどうでも良いこと
大多数の社員がやっている、定時後の仕事は大体「今すぐにやらなくて良いどうでもいい仕事」です。
管理職の方々は、一度部下がどのような仕事をしているのか把握し、なぜ残業しているのか、しっかりと確認させたがほうがいいです。
そして、本当に残業してまでやる必要がある仕事かどうかしっかりと考えさえる癖をつけさせた方がいい。
組織というものはそうやって一人一人が考えて行動することでしか強くなりません。
※但し、定時中はちんたら仕事をして、残業する口実を作るために重要な仕事をわざと後回しにするような輩もいるので、その点は注意。
なお、あなたの企業の社員が残業する最も大きな理由は「残業代がでるから」です。
試しに、残業代出さない宣言してみてください(労基的にアレですが…)。
あるいは、一定期間残業しなかった部下に報奨金をだす、とか。
多分、大多数の人間が残業しなくなります。
そうすると平社員の給料が減ってしまうって?
大丈夫。
重要な仕事の量が本当に多くないのであれば、残業規制しても売り上げは変わりません。
なので、規制して浮いたお金を賞与などで還元してあれげばいいだけのことです。
・残業しても、仕事の能率は上がらない
一日8時間勤務としましょう。
仮に一日2~3時間残業したとします(月50時間程度を想定)。
一日換算で、10~11時間程度働くことになります。
元々の8時間で割ると、1.25~1.37倍程度しか仕事量は増えません。
この数字、結構驚きではないですか?
しかも、定時後までがむしゃらに働ける人間はそういません(体力的にも、精神的にも)。
大体通常の1/2~1/3くらいまで能率は低下しています。
これなら、最初から8時間と決めてしまって、集中して仕事したほうがよっぽど良い成果が出せます。
・残業を規制して、その分多くの人間を雇ったほうがメリットがある
もちろん、本当に実際の仕事が多く人間の数が圧倒的に不足している場合もあるでしょう。
その場合、残業させて解決を図るよりも、より多くの人間を雇った方がはるかにいいです。
なぜなら、
①大勢の人間がいたほうが、多様な価値観、視野で物事を見ることができる
②退職したり、病気などによる欠員に対処しやすくなる
③人材が多い方が適材適所の配置が可能
④そもそも、長時間労働に対する不平不満を解消できるので、離職率が減る
からです。
もちろん、人を大勢雇えば雇うほどコストは莫大にかかりますが、残業代すべて削れば、相当数の人間を雇うことができる企業は大量にあるはず。
こうすれば、
「残業多すぎて、死ぬ…」
という悲鳴が聞こえる一方で
「仕事がねえぞ、このやろーが!」
なんていう怨嗟の声も聞こえるという日本社会の矛盾した状況も解決できます。
まさに一石二鳥!! いや、一石三鳥くらい狙えます。
以上の理由で、残業規制することをお勧めします。
ちなみに、私が元いた企業も経営が悪化して短期的な赤字に陥った時に、コスト削減のために残業禁止令が敷かれました。
当然、皆定時で帰宅するようになったのですが、残業代という名目の人件費が削減されて、見事黒字化に成功しました。
結果、残業禁止令は解かれましたが、「なんじゃそりゃ!」って感じでしたね。
いや、マジで残業は企業にとっては不要です。
ふと思ったのですが、各企業が社員に残業されるメリットってなんなんでしょうね?
仕事が多すぎて人手が足りない?
ほう。